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オープン戦の意味。

今日の横浜は、広島との対戦。吉見が2度目の登板で2イニング無失点だったものの、打球を左すねにあてて2回で降板。その後は、吉川-セドリック-土居のリレーで、スコアは7-4。
これでオープン戦3試合を消化し、まだ負けなし(2勝1分け)。

さて、この時期、オープン戦を見ていていつも思うことがあります。
それは、「オープン戦の勝ち負けは、どうとらえたらいいのか?」ということ。
昔から「オープン戦の結果はあてにならない」とよくいわれますが、そうは言いつつも、勝つと嬉しいのが、ファン心理。「勝つに越したことはない」という気持ちもあります。
その一方で、オープン戦で順位がよくても、シーズンはさっぱり、という経験も何度もしているのも事実。
横浜の場合、多少周期はありますが、大洋時代から、比較的オープン戦の順位はいい印象があります。しかし、シーズンの順位はまちまちです。
ここで、横浜のように決して強豪ではないチームの場合、難しいところがあって、「オープン戦とはいえ勝ちグセをつけた方がいいので、やはりオープン戦も勝ちにこだわった方がいいのでは」という意見もあると思います。
ただ、とりあえず相手投手が様子見(調整)で投げたボールや、若手投手のテスト登板で投げた甘い球を打って勝っても、ペナントに入ってからの勝負とはまた別。

結局のところ、勝負より内容ということなのでしょうね。
要は、選手がそのあたりのことを、自分自身どうとらえられているのか、という部分がペナントでも活躍できるかのカギという気もします。
たまたま無失点に抑えたとはいえ、自分のイメージどおりのボールを投げられなかったのであれば、その部分を具体的に反省したり……。目に見えた結果だけに満足して、「これでシーズンも行けるのでは」とたかをくくった結果、痛い目にあることもあると思います。
その一方で、調子悪いながらも抑えることができて、そのことで、なにか打者を打ち取るコツをつかむということもあるでしょう。

オープン戦は、基本的にデーゲームということもあり、なかなか試合の内容までチェックする機会もないですが、そんななか、各選手の試合後のコメントなどから、その選手の今の調整具合、危機感をもってやっているかor現状に満足しきってしまっているかといった部分、どこまで自分の調子を掴んでいるか、といったことを推し量っていくことで、ペナントを占う材料にしていく見方がいいかもしれませんね。
Commented by けにあ at 2005-03-06 22:37 x
>結局のところ、勝負より内容ということなのでしょうね
私も同感です。
ただ、オープン戦は、自分の目で、あまり見られないのもあり、その内容を把握しきれませんね。
だから、結果に多村が打った、村田が打ったとあっても、去年の河野は首位打者だなぁとか、金城はスランプのシーズンほど、オープン戦で打ったとか、悲しいほどネガティブに考えてしまいます・・・
Commented by momiageyokohama at 2005-03-08 00:21
河野選手の首位打者、ありましたね(^^)。
ただ河野選手の場合、ペナントで成績を残せなかったのは、どうしても代打での出場に限られた(しかも回数が少ない)ということもあったかもしれません。
多村、金城選手に関しては、もう自分のバッティングの形が決まっているように見えるので心配していませんが、村田選手はどうですかねえ(^^)。
もちろん期待もしていますが、他球団のスコアラーも欠点を洗い出していると思うので、ペナント入ってからが本当の勝負ではないでしょうか。
by momiageyokohama | 2005-03-06 22:32 | 横浜ベイスターズ | Comments(2)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、20年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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