日本野球の底力が問われる3試合
2008年 08月 18日
そう思った昨日(16日)の韓国戦。
監督は自身の采配ミスを口にし、外部からの意見も、とかく采配・起用面に敗因を求めがちですが、言うまでもなく最終的に勝敗を決めるのはグラウンドに立つ選手達のプレー。
「打たれたこと」「打てなかったこと」「捕れなかったこと」が敗因でしょう(各ポイントポイントで)。
1日遅れですが、予選前半を振り返り、ここまでの4試合を観ての個人的感想を下記に。
●1試合目 vs キューバ戦
今後を余裕を持って戦うためにも、できれば勝ちたい試合。
ダルビッシュ投手の調子が悪かったことが負けた大きな原因だが、キューバの各打者のヘッドスピード+打席での対応力(ex.初対戦の田中投手のスライダーに対し、初打席でアジャストしライト前ヒットを打っていた)に驚く。再び対戦するときは、投手陣がもう一段をギアを上げたピッチングをしなければ抑えるのは難しいという印象。
●2試合目 vs 台湾戦
1試合目を落としたことで、当然負けてはいけない試合。
台湾の先発投手の高速フォークにまたまたビックリ。格下と言われるチーム(あくまでも日本マスコミが決めた格下だが)でも、ナショナルチームのピッチャーはどこもいい投手だということを再確認。序盤の台湾のチャンスでのライナーゲッツーがなければ、かなり危ない試合。最終的に6-1になったことで「快勝」と報道するのは、ちょっと違うと思った。
●3試合目 vs オランダ戦
勝つことはもちろん、その勝つ内容が問われる試合。
ところどころを観ただけだが、序盤の4得点以降、追加点を奪えなかったのは大いに物足りなさが残った。新井選手、G.G.佐藤選手という右で大きい当たりを打てる打者が長打を放ったのは今後に向けて大きいが、村田選手がまだ本来の打撃でないのが気がかり。杉内投手はよかった。
●4試合目 vs 韓国戦
接戦になることは間違いないものの、負けると2勝2敗になることを考えると、是が非でも勝ちたい試合。
このところ、WBC、五輪予選と「死闘にしかならない」日韓戦だが、今回もまさにそうした試合に。
星野監督が試合後のコメントで振り返った和田投手の替え時だが、あそこで川上投手に替えたとしても、失点を防げたかどうか。和田投手がギリギリの投球を続けていた(内容どうこうというのではなく、精神的にまた肉体的に)というのはそうだと思うが、もう少し早く先発の金広鉉投手を攻略していれば、もう少し和田投手を余裕をもって投げさせてあげることができたかもしれない。
また、9回表に追加点を奪われることになった村田選手、阿部選手のミス、また9回裏、ノーアウト二・三塁で阿部選手、G.G.佐藤選手が凡退したことは、多くの人が試合のポイントとして挙げる所だと思うが、やはり一番のポイントは、岩瀬投手が金賢洙選手に勝ち越し打を打たれた場面。代打での起用、さらには左対左というシチュエーションで、初見となる岩瀬投手のスライダーをはじき返した韓国リーグ首位打者の力は、やはり凄いと認めざるを得ない。もし決勝トーナメントでまた韓国と当たることがあれば、同じ局面になることも大いに考えられる。その時は、岩瀬投手がリベンジ投球を見せるのか、それとも左対左ということにとらわれるのではなく継投で凌ぐのか。日本のベンチワークと選手の「個の力」が問われる。
いずれにせよ、このまま負けたままでは終われない。
ということで、明日からまた予選リーグが再開し、カナダ、中国、アメリカと3連戦。
カナダはキューバ相手に6-7での惜敗。中国も韓国相手に延長戦にまで持ち込む戦いぶり。さらにアメリカも韓国に対し7-8という接戦。先発投手の出来不出来もあるので一概には判断できないものの、3チームとも、相当の覚悟と力を持って臨まないと倒せない相手でしょう。
投手陣は、ダルビッシュ投手、涌井投手、杉内投手という順番での登板が予想されますが、試合を勝ちに持っていくための鍵は、やはり打線がいかに相手の先発投手を早くマウンドから降ろせるか。まだ、もう一つ本来の力を出し切れていない打撃陣が爆発することを期待したいです。
特に村田選手。
宮本選手をはずしてまでの先発起用、また今江選手らを落としての五輪メンバー選出は、ひとえに村田選手のズバ抜けた長打力を買ってとのこと。
ベンチでうつむく姿はもういいので、右中間スタンドへもラクラクと運ぶその豪打を見せてほしいです。このままでは、冗談じゃなく日本に帰れないでしょう。
なんだかんだで見てしまいますね五輪。
もう少し打線はうまく組めるんじゃないか?というのと
捕手はDH起用やめて相手の分析のフォローさせるべきでは?
と思うのですが。
川崎と西岡の離脱は痛いですね。
特に川崎はリーダーシップとれる選手なので・・
中島、荒木はよくやってますが。
コメントありがとうございます。
今日の中国戦では、中島選手を3番、西岡選手をDH起用しましたね。
森野選手、村田選手、G.G.佐藤選手の調子はまだ上がってこないことを考えると、決勝トーナメントもこの打線で行く可能性もありますね(明日、もう1パターン試してみるかもしれませんが)。
予選リーグで負けた韓国戦、キューバ戦は、惜しい試合ではありましたが、運悪く負けたというよりも、力負けの部分もありました。
決勝トーナメントは「現状調子のいい選手たちがなんとか引っ張って……」という思いもありますが、やはりそれプラス今まで眠っていた選手たちが活躍しないと、この2チームに勝つのは難しいと思います。
ペナントとは違って、スランプが即「敗退」につながる戦い。不調の選手たちには「もう一度本来のバッティングを取り戻してもらいたい」と願っています。
また、予想に反してダルビッシュ投手がここまで1試合先発という状況下、明日の試合、そして準決、決勝と、どういう先発起用(and 継投)をするのかも見物ですね。



























