失われた十年?
2008年 05月 28日
とはいえ、まだまだ戦いぶりは不安定な横浜。
まあ、こんなときに、あんまりネガティブなことを書いてもしょうがないので、ポジティブなことを書こうかなと思っていたのですが、先日の新聞で佐々木邦昭球団社長のコメントを見て撤回。
「補強はいろいろ考えているけど、簡単ではない。まずは既存の戦力で頑張るしかない」
(5.26 朝日新聞)
これでは、事実上「補強しない」って言ってるようなもので。
もちろん予算的な縛りなどはあるでしょうが、それにしても、現在の状況で補強に否定的な発言をされては、ファンとしても萎えてしまいますね。
まあ「補強」をしたつもりでも、選手を見る眼力が無ければ、その補強も意味を持たないわけで、フロント(並びに体制)を変えるのが一番の補強かもしれません。
ということで、ネガティブキャンペーン第一弾(^^)というわけではありませんが、優勝した翌年の99年以降に入団した、横浜の外国人選手の成績を下記に。
<野手>
(99) ポ ゾ .297 9本 30打点 (91試合)
(00) メローニ .213 1本 3打点 (42)
(01) ドスター .272 9本 27打点 (112)
ズーバー .310 2本 27打点 (92)
サンダース .114 1本 1打点 (14)
(02) ★ロドリゲス .262 18本 60打点 (138)
グラン .226 10本 34打点 (67)
ヤング .173 8本 16打点 (32)
(03) ★ウッズ .273 40本 87打点 (136)
コックス .200 1本 7打点 (15)
(04) ★ウッズ .298 45本 103打点 (130)
(05) ウイット .172 4本 7打点 (25)
(※08) ビグビー .269 2本 8打点 (24)
ジェイジェイ .000 0本 0打点 (9)
<投手>
(00) ベタンコート 11試合 1勝2敗 4.08 (28.2イニング)
(01) バワーズ 26試合 3勝13敗 4.39 (127)
ホージマー 6試合 0勝2敗 9.00 (19)
(02) グスマン 19試合 5勝5敗 2.79 (96.2)
ホルト 19試合 6勝10敗 3.57 (111)
バワーズ 24試合 4勝8敗 3.77 (131.1)
ターマン 9試合 0勝2敗 6.16 (19)
(03) ★ホルト 24試合 5勝14敗 4.55 (146.1)
★ドミンゴ 25試合 8勝12敗 4.69 (153.2)
ギャラード 13試合 1敗8S 2.19 (12.1)
ホワイトサイド 13試合 2敗2S 7.30 (12.1)
(04) ★マレン 28試合 7勝10敗 4.71 (151)
セドリック 20試合 7勝4敗 3.54 (104.1)
ウォーカー 10試合 2勝4敗 6.80 (46.1)
ギャラード 13試合 2勝2敗 8.31 (13)
(05) ☆クルーン 55試合 3勝2敗26S 2.70 (53.1)
セドリック 18試合 7勝5敗 3.83 (112.2)
ホルツ 44試合 0勝1敗 4.38 (24.2)
(06) ☆クルーン 47試合 2勝5敗27S 3.00 (48)
ソニア 27試合 1勝 3.82 (30.2)
ベバリン 8試合 0勝4敗 11.13 (32.1)
(07) ☆クルーン 43試合 3勝1敗31S 2.76 (42.1)
ホセロ 45試合 3勝4敗2S 4.59 (66.2)
マットホワイト 24試合 0勝3敗 4.96 (32.2)
チアソン 一軍登板なし
(※08) ウッド 10試合 0勝3敗 3.49 (59.1)
ヒューズ 13試合 1勝1敗1S 3.55 (12.2)
ウィリアムス 2試合 0勝1敗 9.00 (5)
マットホワイト 10試合 1勝 1.74 (10.1)
(★は規定打席・規定投球回到達。ドミンゴ=グスマン。※08年は5月27日現在(47試合消化))
「どうだい、ヒドいだろう~」(by くまだまさし)
いや~、こうして列挙してみると、本当にヒドいです(^^)。
99年のポゾ選手に関しては、まだマシンガン打線が機能していた時代で野手層も厚く、そのなかでは健闘した印象もありますが、その後00年でローズ選手が抜けて、強打の新外国人選手が早急に必要だったにもかかわらず、以降、野手で規定打席に到達したのは、02年のロドリゲス選手と、03・04年のウッズ選手のみ。その他の選手は、森監督を解任に導いたといってもいいグラン選手をはじめ、惨憺たる成績。03年のコックス選手、05年のウイット選手にいたってはそれぞれ15試合、25試合と、試合にすら出られませんでした。
投手陣は、さらに輪をかけてひどく、この10年で、二桁勝利を挙げた選手はゼロ(ゼロですよ、ゼロ)。逆に二桁敗戦投手はのべ5人と、まさにこの10年のチームの惨状を表している数字といっていいでしょう(他に投げるピッチャーがいないので、10敗以上してしまったというのもあるんですけどね)。
外国人選手の枠が広がったことにより、各球団、先発ローテーションに必ず1人は外国人投手(場合によっては2人)が入っているといってもいい時代。そこで、なかなかいい先発投手を獲得できないということは、大きなハンデを背負っているといってもいいでしょう。
抑え・中継ぎに目を移してみても、活躍したといえるのはクルーン投手のみ。03年のホワイトサイド投手、さらには今年のヒューズ投手と、開幕から数週間持たずして、シーズン前のストッパー構想が崩れています。
一方、05年のホルツ投手、07年のホセロ投手あたりは、もう1年契約してもよかったのでは(シーズン当初は結構抑えており、2年目以降、可能性を感じさせる投球を見せていた)とも思っていたのですが、あえなく1年で契約打ち切り。かといって、代わりを務める外国人投手を獲得できたわけでもなく、また毎年同じ失敗を繰り返している感があります。
さらには、ウッズ選手、クルーン選手と、打・投で唯一活躍した2人も、他球団に移籍してしまう始末。
外国人獲得能力の低さに加えて、保有能力も低いのでは救いがないというか…。
このサイトで何度も言っていますが、「横浜(大洋)はいい外国人選手を獲る」というのは、とうの昔の話。
上のような現実を鑑みたときに、外国人獲得策について抜本的な改革を講じなければいけないということは、誰が考えてもわかることだと思うのですが、野球に熱意のあるフロント(^^)はどう考えているんでしょうか。
並べてみると、一目瞭然ですね。なんちゅうスカウト力のなさ。
ホルツは私もなんで1年で契約きったのか謎でした。
貴重な必殺左の仕事人だったのに・・・。
で、そのあとを受けたのが、佐久本とかでしたよねぇ、たしか。
活躍せずに退団しましたけど・・・。
横浜のフロントの発言や行動は、ファンの気持ちを逆撫でしますね。
補強しないつもりなら、どう強くするのか、具体策を
だしてほしいもんです。あるわけないでしょうけど。
野手陣もそうですけど、やはり投手で二桁勝てる選手を獲れなかったのは痛い。しかも、コックス選手などは3億2000万円出してますしね。
ついでに、ドラフト上位選手の活躍度も改めて挙げてみようかなとも思いましたけど、いざ挙げるのは怖くてためらってしまいます(^^)。
いずれにせよ、横浜フロント陣が選手を観る目がないというのは明白。それこそ横浜に愛着が無いのであれば本当にプロ野球球団を持ちたいところに売るべき(最終的には、いろいろな会社から資金調達→独立採算に、という流れがいいですが)だと思いますし、もし球団を保有するのであれば、自分たちに強い球団を作る能力が無いということを認めて、戦力獲得に関してはその道のプロに権限を委譲すべきでしょう。
この前の日曜の千葉マリンなどを見ると、「まだまだ横浜を応援している人はいるんだ」という思いを持ちましたが、ファンサービスも含めて、「応援せずにはいられない」球団にしてほしいですよね。
もちろん、選手には「勝つことが一番のファンサービス」(by 金本)の精神を忘れてほしくありません。



























