内野の争いにもう一人。
2005年 02月 27日
今後は、オープン戦の結果を見て感じたことなどを書いていきたいと思います。
ただ、試合を見ることはほとんどできないと思うので、あくまで成績だけを見ての感想になってしまいますが(本来は、数字だけではかれない部分も大きいのですが、そこまではフォローできないので)、その点はご了承下さい(^^)。
今日の試合は、スポーツニュースで流れる場合、多村選手の2発がとりあげられるかと思いますが、その陰で、途中からショートで出場した福本選手がホームランを含む2打数2安打の結果を出しました。
ここ数年、ベイスターズの内野陣は、石井琢選手の打撃不振や以前に比べて球際の処理でもたつく場目が増えたことなどもあって、「そろそろ世代交代を」という声がささやかれていました。ただ、そんなときファンの中で「期待の若手」として挙げられるのは、村田・内川選手といった、どちらかというと派手な(注:横浜の中では)選手でした(村田選手の場合はショートを引き継ぐということではないですが)。
そうしたなかで、ドラフト指名も上位ではなく、「長打力がある」など派手なアピールポイントがあるわけでもない、また、二軍でも飛び抜けた成績を残しているというわけではない(とはいえ、2度3割を記録してはいるのですが)福本選手にスポットがあたることは、ほとんどありませんでした。
しかし、これはあくまで個人的な感想ですが、今シーズン、セカンド起用が予想される種田・内川選手と比べて、その守備は、守備範囲や安定感の面からして勝っていると思います。
また打撃に関しても、二軍生活が長い選手によくありがちな致命的な欠点(「落ちる球を見逃すことができない」とか)は見つかりません。
さすがに、一軍レベルの投手陣にもすぐに対応する、ところまではいっていませんが、これは出場機会がほとんどない、ということもあるので、何試合か出続ければ意外と対応できる可能性もあります。
しかし、これまで目立ったアピールポイントがないせいか、若手の中でも、一軍の出場チャンスに恵まれませんでした。今年で29歳(大卒7年目)という年齢、同じようなタイプの万永選手が一軍に定着していることもあって、首脳陣もなかなか一軍での起用に踏み切れなかった面もあると思います。
しかし、守備面では他の選手よりは一歩先んじている点、また、今の横浜にはあまりいない、自分を犠牲にするプレーのできる選手という点からしても、このままシーレックスのレギュラーで終わらせるにはもったいないと思います。
昨年もたしか、福本選手はこの時期好調で、序盤は一軍に帯同していましたが、結局あまりチャンスを与えられることなく、わずか2打席の出場だけでシーレックスに逆戻りしてしまいました。
できれば今シーズン、牛島監督には、今後のオープン戦、さらにそこで結果を出せば、ペナントに入っても、福本選手にある程度のチャンスを与えてほしい(ベンチ入りだけでなく、出場のチャンスも)と思います。
追記:今日のオープン戦で、吉見投手がヤクルトの青木選手に頭部死球を投げてしまい退場になったとのこと。青木選手は、今シーズン非常に期待される選手だけに、大事に至らならなければいいと思います。
○当ブログのタイトルを変更しました(もみあげハウス → 「もみスポ」)。
まあ、内容に変更はないのですが(^^)、今後ともご愛顧よろしくお願致します。