楽天の印象。
2005年 02月 26日
横浜は中日との試合が組まれていましたが、雨で中止。
キャンプも、かなり雨で試合形式の練習が不足しているみたいなので、なんとか、今後は雨に降られることなく、試合を消化していってほしいですね。
なお、関東では、巨人-楽天の試合を中継録画という形で放映していました。
注目は楽天の一場投手でしたが、結果は3イニングを4安打2失点の内容。ストレートの球速は出ていましたが、バットにはあたるストレートでしたね。変化球はスライダーをよく投げていて、あまりフォークは投げていないように見えました(といっても、3イニング目は見ていませんでしたが)。
シーズンに入って通用するかどうかは、ストレートの出来もさることながら、この2つの変化球が武器として使えるかどうか、にかかっているようにも思いました。
さて、一方、野手陣に目を移すと、この試合のスタメンは、「一番・関川、二番・飯田」というオーダー、ショートにははじめ、ベテランの酒井選手(中日-ロッテ-中日)が入っていました。
田尾監督のコメントを聞いていると、今後も、力があると判断すれば、年齢にとらわれることなくベテラン選手を使っていく方針のようです。
「楽天」自体は新球団なのですが、選手の顔ぶれを見ると、セカンド・ショート(・サード)を、高須・星野・斉藤・前田・大島・永池・佐竹選手あたりが争い、外野では前述の飯田・関川選手あたりがいかに活躍できるか、といったように、どちらかというと「通好みの球団」という感じもします。
そうした、いまのところ知名度があまりない選手が多いチームを、今後いかに地元の人に応援してもらえるようにするか、フロントの腕の見せ所でもありますね。
なお、「サタデースポーツ」(NHK)に田尾監督が出演。試合の後、当日大分から山口に移動、ということもあったのでしょうが、顔に疲れが出ているのが気になりました。
新球団ということで、まわりから受けるプレッシャーに加えて、選手だけでなくコーチ陣も寄せ集めということで、それを纏めていく苦労もあると思いますが、なんとかこの1年持ちこたえて、「(東北)楽天ができてよかった」と思えるオフを迎えてほしいと思います。