次カードは最低勝ち越し
2008年 04月 04日
8回裏あたりから見ていたのですが、押本投手の伸びのあるストレートに、流れを断ち切られましたね(小関選手、鈴木尚選手が球の勢いに押された飛球に終わる)。安定しているとは言い難いヤクルト中継ぎ陣ですが、押本選手に関しては、調子がいい時はかなり手強い相手。今後ヤクルトに勝ち越すには、その攻略(あるいは押本投手を出さない展開にする)が必須でしょう。
いずれにしても、1番に定着している川島慶三選手といい、高田監督は、いい選手を引っ張ってきましたね(^^)。
さて、最後の2イニングしか見ていませんが、この試合で差が際立ったのが「足」。ヤクルトが9回表、デッドボールで出塁した飯原選手が盗塁を決めて貴重な追加点につなげたのに対し、横浜はこの日吉村選手が記録した盗塁が今季チーム初の盗塁(ちなみに、ヤクルトは13個)。
高橋雅コーチを加入させ「今年こそ『足』の部分の強化を狙う」という報道もありましたが、開幕2カードでは、まだそれが数字としては表れず。
盗塁阻止率が昨年リーグワースト(.250、トップは中日の.403)ということと合わせると、だいぶん「足」の部分でディスアドバンテージを背負っているといえます。
まあ盗塁阻止に関しては、すぐに1割上がるというものではないでしょうが、盗塁数に関しては、相手投手のクセ・配球を調べることで、もう少し増やすことは可能ではないかと思うのですが…(ちなみに、高木豊氏が走塁コーチを務めた01年には、前年2だった佐伯選手が11盗塁をマークという例もある)。
いずれにせよ金曜からは、現在の下位同士の戦いとなる広島戦。来週は巨人、阪神との対戦になるということを考えても、勝ち越しが絶対条件でしょう。
巨人は負けてもニュースに取り上げてもらえますが、横浜は負けたら本当にどこもとりあげてくれません(^^)。楽天が大快進撃を続けているなか、12球団一影の薄い球団にならないよう、選手達の意地を「結果」として見たいところです。
なお、前回の記事で触れた横スタの観客数ですが、この3連戦は、19301人→16348人→15859人でした。
来週は、横スタでの対巨人・阪神6連戦となりますが、どちらがホームチームかわからない状況にはしたくないですね。
夜がもう少し暖い5月くらいかな。
風がなければいいのですが、まだナイター観戦には寒いですかね(この前、国立に夜、サッカーを見に行ってきましたが、その時は前の方の席で見ていたのもあって、なんとか耐えられるレベルでした)。5月ぐらいに行きましょう。