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ボクサーとしての魅力とは?

ちょっと書くのが遅くなりましが、内藤選手、王座を防衛しましたね。

「ドロー」という紙一重の結果ではありましたが、名チャンピオンのリベンジを退けての防衛は素晴らしかったと思います。
審判によって優勢の付け方が分かれる試合だったとは思いますが、試合後の両者の顔の腫れ具合を見る限り、内藤選手陣営の作戦(崩れた体勢からのパンチの多用など)が成功した試合といえるでしょう(ちなみに自分の採点では、11Rの時点でドロー、最終ラウンド内藤選手が獲っての1ポイント差勝利)。

ところで、今回の内藤選手の初防衛戦。個人的には思い入れを持って見たのですが、一方で「世間的には、あまり注目を浴びないのでは?」という心配もしていました。
前回多くの人が内藤選手の試合を見たのは、「対亀田」という要素があったからのこと。試合前には「あまりチケットが売れていない」といった報道もありました。
加えて、内藤選手のボクシングは、必ずしもわかりやすいボクシングとはいえません。「圧倒的な強打を持っている」とか、「ガードが堅く防御が優れている」といったはっきりした特長があるわけではなく、パンチの打ち方・ボクシングスタイルともに非常に独特。前述の崩れた態勢からのパンチや「うま~くクリンチする」(^^)などといった、玄人受けする技巧は持っていますが、それらは決して一般受けするボクシングスタイルとはいえません。
前回の亀田戦と違って、勝敗だけでなくある程度試合の「内容」も吟味されるなかで、「どれだけの人が内藤選手のボクシングを見てくれるだろう?」という懸念がありました。

しかし蓋を開けてみると、関東での視聴率26.3%だったとのこと。
この数字は正直、驚きでした。しかも、瞬間最高視聴率(35.7%)は試合終了直後だったそうなので、試合を最初(あるいは途中)から見た人の多くが最後まで見続けたということになります。
これだけ視聴率が高かったのは、内藤選手の「ボクシング」を見るというよりも、メディアに露出する内藤選手を見て「人間・内藤」に魅力を感じた多くの人たちが、その内藤選手の「戦う姿を見たい」と思ったからではないでしょうか。
「ボクシング」というスポーツが、その選手の「生き様」をまざまざと見せつけられる競技でもある、ということを再確認させられた試合でもありました。

今後、内藤選手がどういうボクサー人生を送っていくかはわかりませんが、「作られたものではない」その人間的魅力は、まだしばらく人々の目を惹き付けるように思います。


追記:このところ、ボクシングブログの傾向が強くなっている拙ブログ。次回は、オープン戦でいまいちすっきりしない試合を続けているベイスターズのことでも書こうと思います(^^)。
by momiageyokohama | 2008-03-12 23:09 | ボクシング | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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