シーズンクライマックス
2007年 09月 25日
今シーズン(さらには昨シーズンも)あれだけ苦しめられた藤川投手を、この最後の大事な時期に打ち崩すというのも、野球の非情さを感じたりします(もちろん、明日も勝ってほしいですが)。
先週の金曜日には、東京ドームに、巨人-横浜を見に行ってきました。球場に着いたのはすでに6回裏で終盤しか見られなかったのですが、「巨人打線相手に1-0で勝てるほど、甘いもんじゃない(寺原投手の現時点での実力、横浜の中継ぎ陣を考えた時に)」と思っていたところ、その通りの展開になってしまいました。
今シーズン、横浜は巨人相手に大きく負け越していますが、その大きな原因の1つとして、「左の中継ぎの駒不足」ということがあると思います。
1年を通してみて、那須野投手、吉見投手はやっぱり先発タイプなのかなという印象。個人的に適役だと思う土肥投手が中継ぎに戻ることは無さそうなので、左の中継ぎ探しは、来年Aクラス入りするに際して、至上命題でしょう。
(「左中継ぎの層の薄さ」は、それこそ大洋時代からの課題。古くは岡本透、田辺投手、記憶に新しいところでは、森中投手・竹下投手など。みんな相手チームの左の主軸に向かっていっては四球、もしくは痛打を浴びていた…)
今シーズンの横浜を振り返ったときに、おそらくフロントは大矢監督に対して、「よく頑張ってくれた」という評価をするでしょうが、今の横浜の弱点強化をあらゆる手を使って行う必要があるという意味で、次はフロントが頑張る番でしょう。