今シーズン最初の大きなトピック
2007年 04月 17日
登録抹消がちょっとしたニュースになるところに、工藤投手の存在の大きさを感じますが、成績、内容ともまったく奮わない状態では、二軍落ちも仕方のないところでしょう。
昨日(15日)の阪神戦では、打たれ続けてもあえて続投させたところに、大矢監督の恩情を感じました(いみじくも、楽天の一場投手も同じようなケースで続投させられましたが、こちらは意味合いがまた違う)。しかし、さすがに3試合で防御率14.40(0勝3敗)のピッチャーに4度目のチャンスを与えるということになると、チーム全体のバランスが崩れてしまう可能性もあったと思います。
16日現在では、まだその代わりに誰が上がってくるかはわかりませんが、現在二軍でまずまずの成績を残している牛田、高宮投手あたりが候補になるかもしれません。
さて、今回の工藤投手の二軍落ちのニュースを聞いて、「もう一度、工藤投手が一軍で投げる日が来るのだろうか……」という思いがよぎった人は少なくないと思います。年齢的な問題、そして、この3戦のピッチング内容を見ると、「果たして、もう一度一軍で通用するピッチングができるのか」疑問視する見方は当然あると思います。
正直なところ、自分も、工藤投手の一軍復帰には懐疑的な見方をしています。もし、若い投手が台頭してきて、「工藤投手が入り込む余地がもうない」というチーム状況になれば、残酷な見方ではありますが、それはそれで横浜にとってはいいことだといえるかもしれません。
さらに、心配なのは、工藤投手自身のモチベーション。おそらく、ここで辞めても、多くの人は「この年まで、よくがんばった」というねぎらいの言葉をかけるでしょうし、文句を言うファンはあまりいないと思います。たとえ引退しても、非難より称賛される可能性が高い状況で、果たして「もう一度、絶対に復活してやる!」という気持ちになれるかどうか? そして、気持ちだけでなく、実力的にも一軍で通用するボールを投げられるかどうか……。
野球が好きだからこそ「辞めたくない」気持ちと、野球をとことんやってきたがゆえに知っている「プロ野球で投げ続けることの厳しさ」と。もしかしたら、工藤投手は、そうした思いの狭間にいるかもしれません(勝手な想像ですが)。
なお、少し話がそれますが、昨年刊行された、工藤投手の「僕の野球塾」という本があります。
対象は、子どもや学生を対象にしていますが、大人が読んでも参考になることが数多く書かれています。技術的な指摘も数多く書かれあり、これについては、なかなか一度で理解するのは難しいですが、そのぶん「何度でも読み返してみよう」と思わせてくれる本でもあります。
それより心配なのは、古田選手。今日は久々の先発だったものの、ヤクルト投手陣は大炎上したようですし、表情を見ていてもいまいちスカっとしない顔をしています。選手としてはもとより、監督としてもなかなかうまくいっていない現状。さらには、神宮の観客の入り(さらには、他球場でのヤクルトファンの入り)も、かなり寂しい感じ。辞めた後も、これからの球界をいろいろな方面から変えてほしい人なのでちょっと心配です。
おっしゃるように今心配なのは古田の方ですね。本人もチームも空回り気味ですし。



























