選手名鑑の季節
2007年 02月 14日
「最近、あんまり雑誌買ってないなあ~。そういえばそろそろ選手名鑑なんかが出てる時期だっけ」と思いながらコンビニに入ったところ、まさに出ていたので即購入。
ここ数年は宝島が出しているポケットサイズの名鑑(こちらは過去5年の成績+通算成績が載っている)も買っており、実は観戦に持っていくのにはこちらの方が便利ではありますが、やはりベースボールマガジンの名鑑が店頭にならんでいるのを見ると「今年もプロ野球シーズンが始まるなあ」という感じがします。
さて、今回のベーマガで思わぬ特典だったのは、2006→2007年の、入退団した選手の名前と前所属 or その後の進路が一覧表になって載っていたこと。しかも、選手だけではなくコーチの入退団まで載っているので、このオフの各球団の動向を整理するのに非常に便利な資料でした。
オフの選手動向はスポーツ新聞のサイトなどである程度はチェックしているつもりですが、意外と漏れもあるもの。
恥ずかしながら、ラロッカ選手がオリックスに行ったことは知りませんでしたし、中日を自由契約になった遠藤投手のヤクルト入団、元横浜のウィット選手→楽天入り、楽天・グリン投手→日本ハムへ移籍、といったところもチェックしていませんでした。
その他にも、一覧リストを見ていると興味深い移動が結構ありました。
昨年ソフトバンクのコーチだった、金森氏(元西武etc)・長富氏(元広島etc)・勝呂氏(元巨人etc)らはそろって、今度新たに設立された北信越BCリーグに参加していたり、元広島(最後は楽天)の玉木重投手が巨人の育成担当コーチに就任していたりなど、「へぇ~そうなんだあ~」と思わせられる動きが少なくありません。
また、退団した選手のなかには具体的な進路が書いてある選手もいて、例えばロッテ(元西武)の垣内選手は「鉄板焼店員」、同じくロッテの喜多選手は「スポーツ用品店勤務&大学通学」となっています。7年前、高卒ルーキーながら伸びのあるストレートを武器に活躍したものの、その後は故障続きで昨年退団となった広島の苫米地投手は、専門学校(鍼灸師見習い)に進むそうです。
その一方で、前所属球団にこだわらないコーチ集めをしている中日(もとい落合監督?)は、昨シーズン苦汁を嘗めさせられた日本ハムのフロントから、往年の名キャッチャーだった田村藤夫氏を獲得するなど、より強固な体制作りに余念がありません。
いずれにせよ、選手・コーチともども、その獲得が本当の戦力アップにつながるか否かは、シーズン本番の成績によって証明されるところ。
パの開幕まで40日弱、セの開幕までは約1ヶ月半。キャンプ・オープン戦を通じて、各チームの陣容が固まっていく様を楽しみに見ていきたいと思います。
神宮へまた行きましょう。
書き込み、ありがとうございます。
キャンプですが、残念ながら今年は行きませんでした(横浜だけでなく、見てみたい要素は結構あったんですけどね)。
工藤投手と仁志選手がクローズアップされることの多い今年の横浜ですが、他の選手の調子も気になるところです。