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ハッピーエンド。

●○○○○

あっという間の、日本ハム優勝でした(^^)。

予想外に一方的な展開になった印象の今回の日本シリーズでしたが、選手、そしてファンの人の顔を見ていると、「これでよかったのかな」という気もします。

それにしても、日本ハムの選手の力の発揮具合は予想以上でした。徹底的マークにあって苦しむかと思われた森本選手は常時出場組の中ではトップの.368。田中賢選手は6犠打・先制タイムリー、さらには相手バッテリーにショックを与える2盗塁。経験の無さが懸念されたダルビッシュ八木投手も要所要所をしのぐ粘り強いピッチングを見せました。
小笠原選手、稲葉選手といった実績組も主軸としての働きを存分に見せ、「逆シリーズ男」候補と目されたセギノール選手も2本塁打6打点の大活躍。新庄選手のつなぎ的働きも見事でした(特に第2戦でのチャンスを広げたライト前ヒットは、中日から日本ハムに流れを引き寄せる導火線になったと思います)。
采配うんぬんがいろいろなところで論議された今回の日本シリーズですが、最終的には、要所要所で日本ハム選手個々の力が中日の選手を上回った結果が、今回の優勝につながったように感じます。

なお、前々回に続いて、第3・4・5戦中継寸評を簡単に。

第3戦の中継はテレビ朝日
解説:東尾修氏・栗山英樹氏、サブ解説:大塚光二氏、実況:中山貴雄アナ、といういつものラインナップ(ゲスト解説は小宮山投手)。

正直、いつものテレビ朝日の中継と変わらず、という印象でした(さすがに、経験を積んだこともあってか、中山アナの「無理にポイントを作ろうとして、解説者に否定される」実況は減ったように思います)。
ただどうにもこうにも我慢ならなかったのが、CMの入れ方。イニングの初めの攻撃にかぶることが幾度となくありました(「下位打線のときにCMを入れる」のではなく、それこそのべつまくなしといった感じ)。
幸い、イニングの頭にホームランが出るといったような致命的な失敗にはつながらなかったものの、あまりにもひどすぎるCM挿入だと感じました(CMの単価が少ないために数で補ったことによるものだったかもしれませんが、それにしてもひどすぎ)。

第4戦は、テレビ東京
解説は水上善雄氏、駒田徳広氏、川崎憲次郎氏(ゲスト:ロッテの里崎選手、実況:植草朋樹)という渋い布陣。
日頃なかなかプロ野球中継の機会に恵まれないテレ東だけに応援したいところでしたが、正直、解説者3人とも脇役的な選手(川崎投手の場合はエースとして活躍した年もありましたが、続けてという形ではないので、やはり「助演」の印象がある)だということもあって、もう1つパンチがない感じでした。
さらに、久々の全国中継で気合が入ったか、水上氏が、現役時代の脇役的イメージとは対照的に、持論述べまくりのエキサイトぶり。途中、「日本シリーズではともすると、選手はアドレナリンが出すぎて自分の力が出せないことがあるんですよね」というようなことを言っていたのですが、一番アドレナリンが出ていたのは水上氏だったかもしれません(^^)(植草アナも、水上氏の話を切って、他の解説陣に話を振るタイミングの図り方に苦心していた)。

第5戦は、再びテレビ朝日。
実はこの日は用事があった関係で、序盤はラジオで聞いていました(数局をザッピングして)。
最初に聞いていたのはニッポン放送で、解説は伊原春樹氏(来季は巨人コーチ)。伊原さんの解説は、西武時代の数々の経験から、1プレー1プレーについて「するべきこと」に着目した解説が多いです。ただ、声質やアクセントの関係もあって、ラジオでずっと聞いてるのはちょっときついかも(テレビでの解説の方がいい)。
一方、文化放送は、西本聖氏が解説で、ゲスト解説は、前々日のテレ朝に続いてロッテ・里崎捕手。
こちらは、バッテリーらしく「次にどんなボールを投げるか」ということに主眼を置いた解説が目立ちました。映像が見れないラジオでは、こうした配球に主眼を置いてくれる中継をしてくれた方が、聞いている側もそのシーンを想像しやすいように思います。
続いて、NHKに合わせてみると、少々ぶっきらぼう、かつ野太い声の人が解説。
はて誰だろう? もしかしたらキャラ的に武田一浩氏(元日本ハム・中日)かなあ、と思ってしばらく聞いていると、山本和行氏(元・阪神)でした(^^)。
(ちなみに、TBSは有藤氏が解説)

4回ぐらいからはテレビで見始めましたが、何人かで話しながら見ていたので、あまり中継・解説のやりとりは聞けず。
ただ、中盤、同点で川相選手がバントをした場面。それに対する異論の声が出ていましたが、もし井上選手がそのまま打席に入って「強攻→ゲッツー」となったりしたら、今度は「バントした方がよかったのでは……」なんて解説になっていたのでは?
「解説って、つくづく無責任な仕事」だよなあ、と思ってしまいました(^^)。
一方、テレ朝の伝統でもある「球種チェック」は、テレビで見ている側からするとやはり参考になりますね。
中でもカットボールシュートといった球種は、スローで見ないとなかなかわかりづらい(特にファールを打たれた場合)ので、この手法に関しては他局も取り入れてほしいと思います。


さて、話は日本ハムに戻って、まさに「絵に書いたようなフィナーレ」で幕を閉じた2006シーズン。
ただし、早くも小笠原選手・岡島投手、そしてヒルマン監督の去就が報じられています(それぞれの情報の真偽のほどはまだわかりませんが)。

久しぶりの優勝→年俸高騰による選手流出+優勝を達成したことによるモチベーション低下→再びチームが弱体化」というスパイラルに陥ったチームは少なくありません。
まだ1年で語るのは早いかもしれませんが今年のロッテもそのスパイラルが垣間見えましたし、横浜などはまさにその典型例です。

今年の優勝は今年として、来年はまた新たに戦っていかなければいけません。
今日の日刊スポーツには、高田(繁)GMの「今年はすべてがうまく回った。評価されるのは4、5年後。2軍から若い選手が育ってきて初めて成功といえる」というコメントが載っていましが、過去、優勝したものの再び弱小チームに逆戻りした幾多のチームと同じ轍を踏まないためにも、日本ハムの選手には更なるレベルアップを目指していってほしいと思います。
by momiageyokohama | 2006-10-28 01:38 | スポーツ中継 | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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