人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あえて中日を弁護する。

日本ハム3連勝で、あっという間に日本ハムが王手をかけた日本シリーズ。

今回の日本シリーズを見ていて感じるのは、「やっぱり流れってあるんだな」ということ。
そして、「後付けであれば、どうとでも解説できるな」ということです(^^)。

特に後者に関しては、中継やスポーツニュースなどを見ていて、とみに感じます。やはり、中日が劣勢に立っているということで、落合監督の采配に対しての疑問や、中日の各選手に対する厳しい意見(一方で、日本ハム首脳陣・選手に対する称賛)が目立ちます。

個人的には、今回のシリーズは日本ハムを応援しているのですが、ちょっと「中日が責められすぎていやしないか」とも感じるので、第3・4戦に関する天の邪鬼的な寸評を。


●第3戦の1つの大きなポイントとされた、1回裏の谷繁選手のバント処理(野選)。
谷繁選手の判断どうこうというよりも、森本選手のスタートの良さを誉めるという少数意見もありますが、自分もそうした見方です。
谷繁選手からすれば長年の感覚から、「このタイミングなら絶対二塁で刺せる」と思ったがゆえのあのプレー(その証拠に、捕ってからランナーも見ずに二塁に投げている)。日本ハムの得意な攻撃パターンを断ち切ることで、日本ハム寄りになりかけているシーズンの流れを再び引き戻す、という思いもあったのでしょう。
ただ、それを上回る「森本選手の足(+スタート)」が、谷繁選手の狙いを打ち砕いた結果、初回の3点につながってしまったのだと思います。

●第3戦、8回裏に中里投手がセギノール選手を快速球で三振に取った後、落合監督がマウンドに行った場面。
「行く意味はなかった」という意見もありますが、落合監督としては、中里投手の意思(続投or交代するか、あるいは稲葉選手と勝負をするか)を聞きにいったのでは思います。結果的に打たれはしましたが、あれは変化球に自然に反応して打った稲葉選手が凄すぎ(しかもホームラン)。
また「左投手に変えてもよかったのでは?」という意見もあるかもしれませんが、中里投手の今後の野球人生を考えると、「勝負」自体が間違いだったとも思いません。

●この2戦で、幾度となく見られた〈無死ランナー一塁強攻ゲッツー〉という光景。
バントで送っておけば……」と言う意見も多いですが、それぞれの場面、打者が「5番・森野」「シーズン犠打ゼロのアレックス」「何でもできる荒木」と簡単に送りバントをする状況でなかったというのも事実。「併殺」という結果だけを見て「バントしていれば」と言うのは、ちょっと結果論すぎやしないかと思います。

●第3戦、第4戦と、結果的に得点を与えないことに成功しているヒルマン監督継投策
ただ結構、綱渡り的な要素も大きいと思います。
第3戦、6回から武田久投手を登板させた場面は、本来であれば、シーズン終盤中抑えとして素晴らしい活躍を見せた押本投手あたりを登板させてもいいケース。
「チームの勢いを加速させるための勇気のある起用」ともいえますが、「『登板間隔が1ヶ月空いている投手を登板させるよりは、1度シリーズで投げた投手の方が安全』という守りの起用」という見方もできると思います。

●同じく、第4戦の継投。金村投手を5回で引っ込めたことは正解だったと思いますが、トーマス投手の起用はちょっと疑問。前述の押本投手ら、もう少し安定感のある右投手を登板させた方がよかったのではと思いました。
また、次に上がった建山投手と井上選手との対戦も、「右のサイドスローvs変化球についていくことのできる左バッター」という構図を考えると、かなり危険なシチュエーション。
ライン際15センチ(?)という紙一重の差で難を逃れましたが、最後もシンカーが「抜けた」ことが逆に三振につながったわけで、結果オーライ的な要素が大きかったと思います(だから野球は面白いとも言えますが)。


ということで、ちょっと中日擁護的(?)な寸評をしてみましたが、中日としては崖っぷちで迎える第5戦
カギは、なんといっても荒木井端選手がどれだけ出塁できるかでしょう(そしてダルビッシュをかきまわせるか)。
一方の日本ハムは、ダルビッシュ投手が、初戦の借りを返せるか。
あと、自打球を当てた新庄選手がちょっと心配ですね。

いずれにせよ、今年のプロ野球も、残りあとわずか。
果たしてどんなクライマックスが待っているのでしょうか。


中日ドラゴンズ 応援ブログ
北海道日本ハムファイターズ 応援ブログ
by momiageyokohama | 2006-10-26 02:22 | 野球(全般) | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30