対阪神。
2006年 08月 11日
ただ、ファール or 暴投での誤審による得点という面もありましたし、古木選手のバントミスが関本選手の悪送球で助かったり、と他の要因に救われた勝利ともいえます(最後もクルーン投手が満塁の場面を作ってしまったようですね)。
ここまでの、横浜の対阪神戦の成績は3勝12敗。2勝6敗(2分け)の対中日戦と同様、昨年に引き続き分が悪い数字となっています。
「なぜ、この2チームには勝てないんだろう?」と不思議に思うところですが、とどのつまりは「この2チームが他の3チームに比べて強いから」という当たり前すぎる結論にたどりつくかもしれません(2位阪神と3位ヤクルトとの差は7ゲーム)。
中日・阪神の2チームに共通するのは、なんといっても防御率の良さ。中日3.05、阪神3.00という数字(8月10日現在)は、他の4球団を大きく引き離しています(4位の巨人は3.80)。
特に、抑えを含めた終盤を任される投手の安定度は「ほとんど磐石」といっていいほどです(ex.岩瀬投手-〔防御率〕1.73、平井投手-1.47、ウィリアムス投手-1.08、藤川投手-0.29)。
一方、他の3チームを見てみると、
〔巨人〕
一部選手を除いて打線が弱い(最近は一時期よりは上がってきましたが)、中継ぎ以降の投手の出来が不安定
〔広島〕
中継ぎ陣の層が薄い(特に左投手)、内野守備陣の不安(梵選手を除いて)
〔ヤクルト〕
終盤の投手陣が手薄(昨年までの石井弘・五十嵐投手が不在)、横浜野手陣の傾向を見切っていた(特に一昨年まで)古田選手がマスクをかぶらなくなったことにより配球ミスの確率が増えた
といったように、たとえ試合が劣勢でも、そこからつけ込むチャンスが結構あります。
一方の中日、阪神の2チームは、その穴が格段に小さくなります(なお、中日の方がよりその穴が小さい。強いていえば、阪神の場合、まだローテーションが決まりきっていない先発陣あたりが狙い目ではある)。
ということで、必然的に、バントをきっちり決める、エラーをしない、無駄なフォアボールを出さない……など確実にできる(または、やらなければいけない)プレーを確実にやる、無駄なプレーをしない、ということが負けないための近道になってくるでしょう(あまり面白くない結論ではありますが)。
なお、横浜投手陣が「投壊」状態だった序盤の戦いを除いて、5月6日から昨日までの横浜 vs 阪神の対戦を見てみると、下記のようなスコアです。
5/6 ○ 4 - 1 (横スタ)
5/7 ● 2 - 3 (横スタ)
7/4 ● 2 - 4 (大阪ド)
7/5 ○ 2 - 1 (甲子園)
7/6 ● 1 - 2 (甲子園)
8/8 ● 1 - 4 (横スタ)
8/9 ● 1 - 4 (横スタ)
こう見ていくと、ロースコアの試合が多いことがわかります。さらには、横浜の得点の少なさも目につきます。この中には、すべての試合をチェックしたわけではありませんが、バントの失敗、進塁打や犠牲フライが打てなかった、併殺打、といった要因が絡んでいる試合も結構あります。
今季の横浜は決して打率が高いとはいえず(セ・リーグ5位の。260)、そのことを考えても、ランナーを1つでもホームに近い塁に進ませるためのプレーの精度を上げる→そのことによって阪神や中日に勝つチャンスを大きくする……という流れを作る必要があるでしょう(なお、誤解を招くといけないのですが、「1点をとりに行く野球」は、決して「1点しかとらなくていい野球」ではありません)。
先週は、巨人との順位入れ替わり(最下位争い)がとりあげられたりしましたが、そんな小さいところに目標を置くのではなく、残りシーズン、横浜の目標は、あくまでも3位(現在7ゲーム差)に置くべきだと思います(「優勝」といえないのが寂しいところですが)。
今後、阪神・中日に勝つと同時に、「細かいプレー」も「快打」も見せてくれる横浜打線を期待したいと思います。



























