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やっちゃった。

↑昨日(2日)の亀田ランダエタ戦の感想です。

亀田興毅選手の実力に関しては、これまでの試合を見た印象では、アンチの人が言うほど弱いとは思ってはいませんでした。

一方のランダエタ選手については、今まで試合を見たことはありませんでしたが、新井田豊選手に判定負けをした選手(ただし1-2の判定。日本での試合だったことを考えると負けていなかったかもしれません)ということだったので、消極的なボクシングをする新井田選手よりも、亀田選手の方が優勢に戦えるのではないかと思っていました。

実は昨日の試合は、結果(劣勢だったのに勝ったという情報)を知ってから、録画しておいたものを見ました。
間違いなく亀田選手寄りの放送になるので、音声を消して12Rを見たのですが、自分の見方では、ランダエタ選手の4ポイント優勢
中盤は「結構、いい試合じゃん」と思って見ていましたが、ラストの4ラウンドは、ランダエタ選手にポイントをつけるのが妥当だと感じました。
印象的だったのは、ラウンド間の亀田選手の表情。今までにないぐらい緊張しており、序盤は、色こそ焼けているもののその顔は「蒼白」といった感じ、劣勢にまわった終盤には弱気の表情がありありと見てとれました。

最近の試合では、結構キャリアのある選手と戦っていた亀田選手ですが、やはり「世界タイトル戦」という緊張感、そして真のランキング上位者と拳を交えて感じたであろう恐怖感が、今までのような「見る人にボクシングの面白さを感じさせてくれる」ファイトを封じてしまったように感じました。

ここまで、チーム亀田がマスコミを煽り、世間の多くの人の注目を集めるスタイルをとってきたことについては、それはそれで1つの方法だと思います。
ただ、それをとりまくものがあまりに大きくなってしまったことによって、「絶対に負けられない」という状況を作ってしまいました(特にノンタイトル戦にもかかわらず、「亀田の日」と銘打って視聴率33%を叩き出した時は、驚きを感じるとともに「もうこれでどんなことがあっても、負けさせることができない選手になってしまったな」と思いました)。
その流れの行き着いた先が、今回の結果でしょう。

また、もう1つ残念だったのが、今回の結果について、ボクシング関係者のなかで、ハッキリと「亀田選手が負けていた」とコメントしたのが、元世界チャンピオンの薬師寺氏らごくごく少数だったこと。
多くの人は、「亀田はよく頑張った」「ジャッジによって見方は分かれる」といったように、明確な判断を避けていました。そこには、こうした疑惑の判定について、はっきりと意見を言うことができない(勝手に自主規制しているだけかもしれませんが)ボクシング界の現状が垣間見えます。
そのむかし、辰吉選手が正直力が衰えているにもかかわらず、現役にこだわっていた時に(←まあ今もですが)、「もう引退した方がいいと思いますよ」というような歯に衣着せぬ発言をしていた畑山氏なども、歯切れの悪いコメントをしていました。
多くのボクシングファンは、「だから、ボクシング界はよくならないんだ!」と思っているでしょう。

再び亀田陣営の話に戻ると、今回の結果(「劣勢だった」ということではなく「黒を白にした」ということ)は、ファンもそうですが、「ボクシング自体を裏切った」結果だと言えるでしょう。
(試合自体は、中盤まではボクシングの面白さを感じさせてくれた試合だったと思いますが)
亀田選手、また父の史郎氏は、そのことをどう思っているのでしょうか。
(「本人達のせいではない」という意見もあるでしょうが、本当にボクシングを好きな人であれば、今回の結果を正当化できるとは思えません)

一ボクシングファンとしては、亀田選手の活躍で、ボクシングにまた光が当たれば(最近では世界戦でもゴールデンでやることは少ない。昔は深夜にやっていた日本タイトル戦も、地上波中継は少なくなった)と思っていましたが、逆に「ボクシングって、こんなでたらめなスポーツなんだ」と失望した人が増えたのではないかと思います。

個人的には、亀田興毅選手の試合は、もう見る気はありません。
イーグル京和選手あたりと戦うというのなら、見るかもしれませんが)

残念ながら、8月2日は「亀田興毅選手と史郎氏がボクシングを裏切った日」になってしまったようです。


追記:拙ブログ初のボクシング記事でしたが、いい話は書けませんでした。
by momiageyokohama | 2006-08-04 01:24 | ボクシング | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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