「惜しい試合」は、もういらない。
2006年 07月 08日
木曜日の阪神戦。
今季初の3連戦勝ち越しをしてもらったところですが、失策、そして牽制死もあり、1-2で負けてしまいました。これで対阪神の対戦成績は2勝10敗。
圧倒的に勝ち越されている割には競った試合が多いのは、昨年(6勝13敗3分け)と同じですが、そんなことを言いつつ、またシーズン最後まで大幅勝ち越しを許してしまうのでしょうか。
阪神と同じような対戦が続いているのが、土・日にあたる中日です。
今シーズンここまで、8-8、2-3、0-4、4-6、1-3と競った試合が多い(0-4の試合も終盤まで拮抗していた試合)ものの、対戦成績は0勝4敗1分けです。
昨年は8勝13敗1分け、とこちらも阪神戦と同じくかなり分が悪い結果に終わってしまいました。
対中日戦も対阪神戦も、勝負を分けているのは、中盤以降のここぞというところで1本出るか出ないか、あるいは抑えきるかいなかという部分です(当たり前といえば当たり前ですが)。また、終盤以降のバント失敗というのも、目立ちます。
さらにいえば、序盤で「あと1本出ていれば、相手の先発を降ろしてかなり優位な展開に持ち込めたのに……」という試合も間々あります。
ここまで、中日・阪神にこれだけ負け越しているというのは、「横浜の方が圧倒的に弱いから」というのではなく、戦力的には五分もしくは勝っているところもあるにもかかわらず、「なかなか試合を自分たちのペースにもってこれない」という試合構成の下手さがあるのではないでしょうか。
そろそろファンとしては、「惜しい」試合は飽きつつあります(^^)。
今週末は、落合監督(さらには谷繁捕手)に、「横浜、手強いな」と思わせるような試合を期待しています。