調子が上がらない選手の起用法
2006年 04月 17日
6~9回まで毎回得点で追い上げるも、序盤の失点+中押し点が響き、追いつけずに敗戦。
金曜の延長12回引き分けを含めて、僅差の試合を続けたものの、結局勝利を挙げることができず残念な結果に終わってしまったこの3日間でした。
次に巨人と当たるのは、だいぶ間が空いて、5/27~29(横スタ)。その時までには投打とも立て直して、今よりゲーム差が近い位置で戦いたいところです。
投手陣に関しては、先発陣がなかなか安定せず、中継ぎ陣も加藤投手がだいぶ復調してきたと思ったら、川村投手が調子上がらずとなかなか苦しい状態が続いています。
また、一方の打撃陣もスタメン陣に不調の選手が多数、となかなかスッキリしない状況です。
そのなかでも、4番・佐伯選手、5番・多村選手は、それぞれ打率.200・本塁打0本、多村選手.190・3打点と、本来の役割を果たせていません。
多村選手が調子が出ないのは、この1週間ぐらいの話ですが、佐伯選手に関しては開幕からずっと不調(四死球2、三振もセ・リーグワースト(4/16現在))。今日の試合では2本の二塁打を放ちましたが、まだ調子が戻ってきたとは言い切れません。
また、石井選手も、開幕からいま一つ調子が上がっていませんでしたが、牛島監督は前述の3人を開幕から使い続けています(怪我での欠場を除き)。
多村選手の場合は、近年の実績・年齢的なことを考えても、固定して使い続けることにそんなに異論は出てこないと思いますが、石井選手・佐伯選手については、ファンの間でもその起用について意見が分かれるところでしょう。
この2選手については、昨年、他球団の1番・4番と比べると数字的には物足りない成績だったものの、牛島監督は1年間ずっと打順を固定してスタメンで使い続けました。
さらに、2番の小池選手も昨年の後半から固定して起用し続けてきましたが、打率が上がってこないということで、この3試合は、右の先発の時は古木選手をスタメンに、更には今日の試合では種田選手を2番に持ってくる打順に変えてきました。
昨年からの牛島監督の野手起用を見ていると、まず守備の安定・さらには打順を固定することでのチームとしての安定、という方針が見えます。
その裏返しとして、スタメンを張る選手が打撃不振と思われる時でもなかなか選手を変えません。ファースト・ショートといった所のサブの野手の層が厚くないというチーム事情もありますが、野手起用に関しては「あまり動かない」という印象が強いです。
そのことの是非については、また今度触れようと思いますが、ここでポイントになってくるのは「選手が調子を落としているときは、どういった起用をするべきか?」ということです。
もちろん、あまりにも打てない時は、スタメンをはずすといった方法がありますが、問題はスタメンをはずしたとして、練習をすることでその選手が調子を取り戻していくことができるのか?という点です。
スタメンから代打として出場することで、そのぶん集中力が上がり、調子を取り戻す切っ掛けになるかもしれません。一方で、調子が悪い時だからこそ、打席を重ねることで、なんとかもがいて調子を取り戻す切っ掛けを掴むという方法もあると思います。
もちろん、そんな悠長なことを言ってられないという声もあるでしょうが、調子がいいチームでも、不調な野手は何人かいるもの。ただ、好調なチームの場合は、その不調を他の野手や投手陣が活躍することで目立たなくできます(いまの巨人のように全員調子がいいというケースも稀にありますが)。
現在の横浜は、投手陣も毎試合毎試合コンスタントに失点をしてしまっていることで、それ以上の得点をとらなければならず、不調の野手がさらに目立ってしまうという状況でしょう。
ここまで、2勝9敗2分けという成績ですが、4点差以上つけられて負けたのは2試合だけ(開幕戦と阪神との3戦目)。あとは、すべて3点差以内での敗戦です。この傾向は、昨年から引き続いてのもの(勝っても負けても、あまり点差が開かない)です。牛島監督としては、戦い方も昨年とあまり変えておらず、今は「我慢の時期」と捉えているのでしょうか。
今週は、火曜からは広島と3連戦、金曜からはヤクルトと3連戦です。そろそろクルーン投手にセーブをつけさせてあげたいところですが。



























