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横浜DeNA 2025シーズン 交流戦を前にして

交流戦前、シーズン3分の1を少し過ぎたところでの、横浜DeNAの成績は、26勝21敗3分け。首位の阪神とは2.5ゲーム差。
4/25からの広島戦以降、9カード連続負け越し無し。
その後、交流戦前週の先週は、阪神相手に2試合連続で0-1の敗戦を喫し、久々のカード負け越しとなったが、阪神3戦目での牧の同点弾の意味は非常に大きかった。この試合、終盤での競り合いに勝利し、その後、主軸を欠きブルペン陣の起用も少し苦しいヤクルト相手に3連勝し、貯金5で交流戦に入ることとなった。

なお、昨年の交流戦前の成績は、21勝24敗1分け、(その時の)首位阪神とは4.5ゲーム差、ということを考えると、昨年よりいい位置につけているといえる。
ただし、各チームとの対戦成績を見ると、ヤクルト相手に6つ勝ち越している(8勝2敗)ことが大きく、昨年大きく負け越した巨人戦(8勝16敗1分け)はまだ試合の消化が遅い(7試合の消化で、2勝4敗1分け)ことなどを考えると、シーズン中盤以降、リーグ上位のチームに対し、いかに3連戦での勝ち越しをしていくかが、優勝へのポイントとなる。

投手陣に目を向けると、先発陣では、ケイ、ジャクソンの安定度が際立つ。バウアーも、毎試合完璧とまではいかないが、8イニング以上投げる試合も多く、中4日登板もあり、5月の段階でフル稼働という印象。東も、ある程度走者を許しながらも、要所は抑え、失点を最小限に食い止めるピッチング。
続く5番手以降のポジションは、再昇格後の登板で完封勝利を挙げた石田裕が一歩リード。そこに、大貫、平良、あるいはファームで好投を続けている小園が食い込めるかという状況。

一方、ブルペン陣は、ウィック-入江という、一つの勝ちパターンができつつある。
ここに、文字通りランナーがいる場面での「火消し」の役割を任させることの多い伊勢、そして、進境著しい宮城が加わっている形。
ただ、宮城がここ数試合、失点を喫するケースが多くなり始めたのは気になるところ。
坂本も昨年ほどの安定度は無く、復活を期待していた山﨑は調子が全く上がらず抹消、森原の復帰も見通せずという状況下、新たに勝ちパターンに入れそうな投手の台頭はあるか。

打線は、牧の存在は言うに及ばず、やはり桑原の復帰(5/5~)は大きかった。
また、松尾も5番を任される試合もあるなど、昨年までの立ち位置とは一変、「打つ」ことを期待される存在となりつつある。
その一方で、オースティンの調子があがらず、宮﨑も一時期「絶不調」といってもいい状態だった。
宮﨑に関しては二軍での調整を経ての再昇格以降、打撃においては復調を果たしたといってもいい状況。
ただ、オースティンは、いまだ調子が上がってこない。
いずれにせよ、この2選手が昨年までと同じパフォーマンスを発揮できるとは限らない可能性(宮﨑は守備時のフットワークも気になる)もあり、その意味では、昨年以上に、両選手が不調時に代わりに入る選手の存在が大事になってくるだろう。
そして、ショート。森敬斗が4月末に抹消された後、林がインパクトのある活躍を見せたが、故障により抹消。
その後、石上、京田、さらには柴田が、スタメンで起用されたが、打撃面では物足りない結果に。
さきのヤクルト戦では、森が昇格即スタメンでの起用となったが無安打と、まだ、チームとしての起用の正解を見つけられていない。


さて、交流戦。
2023年、2024年とも、11勝7敗と、4つの貯金を作り出すことができている。
ただ、各チーム、昨年までとは陣容や各選手の調子が違っている部分もある。

下記、日程順に、各カードにおいて、マークすべき選手などを見ていく。

【6/3~5 vs 楽天(楽天モバイル2試合+郡山1試合)】

交流戦最初のカードは楽天。
ここまでの戦い方を見ると、目を引くのは盗塁数。54盗塁は、12球団トップ。
その盗塁数、また打率(および出塁率)を見ると、特にマークが必要なのは、村林、中島、小深田といったところとなるか。
先発は、すでに発表されているヤフーレに加え、荘司、瀧中、ハワードのいずれかが登板する形か。
ブルペン陣は、好調な投手、思ったような投球内容ではない投手、いずれもいるが、育成契約から再度支配下となった西口の安定が目立つ。

【6/6~8 vs 日本ハム(浜スタ)】

現在、2位に2.5ゲーム差をつけ、貯金9と、好調な日本ハム。
まず目立つのは、先発ローテの充実度。先発登板上位5人(伊藤、北山、金村、山﨑、加藤)は、すべて防御率2.55以下(3人は防御率1点台)。
さらに、古林、達らも控える。
先週のローテを見ると、北山、山﨑の登板は濃厚。もう一人は、加藤か、それとも金村か。
打線は、チーム打率こそ高くはないが、本塁打数はリーグ1位。
特に、今回は浜スタでの試合であるだけに、特に主軸のホームランゾーンの把握が大事となるか。
また、競った試合での五十幡の足、そして万波の肩の見極め(ただし、今季は守備でのミスも目立つ)も重要。

【6/10~12 vs オリックス(京セラD)】

西川、頓宮、杉本ら、昨年不振だった野手が復調を果たしたこともあり、ここまで首位争いに絡む位置にいるオリックス。
ここに、これまではまだ本来の数字を残せていない森あたりも復調してくると、さらに手強い打線となる。
また、故障で欠場中の太田椋の復帰の可能性もあるか。
一方、先発は、現状のローテを見ると、九里、エスピノーザが濃厚。宮城、曽谷の登板の可能性は薄いが、前週の阪神戦で中止があると、スライドでこの投手たちが登板してくる可能性もある。
なお、ブルペン陣は、ボールに力のある投手が多いが、防御率を見ると、苦戦している投手も多い。

【6/13~15 vs ソフトバンク(みずほD)】

大阪→福岡と遠征が続くこの週。
ここまでのローテを見ると、モイネロ登板の可能性は低く、大関登板の可能性が高い。
他は、昨年の日本シリーズで、インパクトのある投球を見せた前田純、移籍初年度の今年、試合によって出来にばらつきがある上沢などが登板してくる可能性。
ブルペン陣を見ると、オスナは、まだ安定度を欠くが、その前を投げる藤井、松本裕、杉山の安定度は高い。試合展開によっては、移籍してきた大江が登板してくる可能性も。
打線に関しては、栗原、山川が苦しむなか、たびたびチームを救う活躍を見せている柳町、故障から復帰を果たした周東を抑えられるかが鍵か。

【6/17~19 vs 西武(浜スタ)】

日本ハムの先発陣も強力だが、西武の先発陣も強力。
防御率0.83の今井、1.19の隅田に加え、復調した髙橋光成、若手の菅井、渡邉も安定した投球を見せている。
ローテ的には、今井登板の可能性は少ないが、隅田の登板は濃厚。
菅井、また登板があれば武内ら、DeNAが苦手にしているといわれる左投手をどう攻略するか。
打線の鍵は、西川とネビン。
また、現在、二軍で調整中の渡部聖、また故障で離脱していた滝澤が復帰してくると、厄介な存在となりそう。

【6/20~22 vs ロッテ(浜スタ)】

今シーズンはここまで苦しんでいるロッテだが、3週間後、チーム状況が上がっている可能性もある。
打線でマークすべきは、藤原、そして、寺地。
また、ポランコやソトが復調している場合、当然、この2選手もマークすべき選手となる。
投手陣は、小島、種市、石川あたりは、ある程度イメージができるかもしれないが、田中晴、ボス、サモンズといった未対戦の投手に対し、どうアプローチしていくか。


6カード中4カードが屋外ということで、天候によっては、何試合かが中止→移動日に組み込み、ということもあるかもしれないが、セ・リーグの他チーム(特に阪神)から離されないためも、重要な交流戦。
ビジターとなる楽天戦、オリックス戦、ソフトバンク戦は、指名打者の有効な活用法も求められる。
勝利に加え、最終的な目標である「リーグ優勝」のためにも、よりチーム力をアップさせる3週間としたい。

by momiageyokohama | 2025-06-03 02:48 | 横浜ベイスターズ | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


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