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2024シーズン最終盤 、「横浜優勝」へ向けて

9月上旬、各チーム、残り20試合前後という時期となって、セ・リーグは、上位4チームが4.5ゲームの中にいるという、例年にない混戦状態となっている。

8月には、首位と最大8.5ゲーム差まで広がり、借金5まで落ち込んだ横浜DeNAだが、8月20日以降の3週間は10勝3敗。
8/22には、中日相手に、終盤3イニングで8点を取られ、最大6点あったリードをひっくり返されるという試合もあったが、8/27、8/28と眼前の敵、阪神に連勝(8/29は降雨のため中止)。その後、分のいい中日とのバンテリンドーム3連戦が台風によりすべて中止になったのは、勢いを削がれるという意味では痛いかとも思ったが、休養が吉と出たのか、9/3、9/4、9/5の浜スタでの広島戦で3連勝。特に3戦目は、最後の最後まで諦めずにつかんだ勝利。
週末の巨人との2連戦は、初戦、勝利まであと1アウトというところまで迫りながら、痛い敗戦。ただ、前日に登板したブルペン陣の7投手中5投手が20球以上投げているという緊急事態ともいえる2戦目(しかも、この5投手中、森原をのぞく4投手が2戦目もベンチ入り)で、初回の先制攻撃と吉野の6回零封のピッチングで勝利したことで、なんとか優勝戦線に踏みとどまった。

9/8終了現在の、4チームの勝敗は下記の通り。
(「残」は残り試合数。右端は、首位とのゲーム差)

巨人 65勝53敗6分け 残19 -
広島 63勝53敗5分け 残22 1.0
阪神 64勝57敗6分け 残16 2.5
横浜 61勝58敗2分け 残22 4.5

また、各チームの残りの対戦カードは、下記のようになっている。
(チーム名が赤字…今季の勝ち越しが確定、あるいは5つ以上勝ち越している。
 チーム名が青字…今季の負け越しが確定、あるいは5つ以上負け越している。
 下線は、残り5試合以上残っているカード)

巨人 - 広6 神2 5 中3 3
広島 - 巨6 神3 3 3 7
阪神 - 巨2 広3 横7 1 3
横浜 - 5 3 神7 5 2

こう見ると、現在4チームのなかでは、一番勝率が低い横浜DeNAが置かれている状況は、やはり厳しい。
ただし、上位との対戦が残っているところに、自力で優勝を引き寄せるチャンスが残されている。

なお、今後の日程も、下記に記す。

9/10(火)阪神-DeNA(甲子園)
9/11(水)阪神-DeNA(甲子園)
9/12(木)阪神-DeNA(甲子園)
9/13(金)DeNA-中日(横浜)
9/14(土)DeNA-中日(横浜)
9/15(日)広島-DeNA(マツダ)
9/16(月)広島-DeNA(マツダ)
9/17(火) ―
9/18(水)巨人-DeNA(東京D)
9/19(木)巨人-DeNA(東京D)
9/20(金)DeNA-阪神(横浜)
9/21(土)DeNA-阪神(横浜)
9/22(日)DeNA-ヤクルト(横浜)
9/23(月)DeNA-ヤクルト(横浜)
9/24(火) ―
9/25(水)DeNA-巨人(横浜)
9/26(木)DeNA-巨人(横浜)
9/27(金) ―
9/28(土) ―
9/29(日)阪神-DeNA(甲子園)
9/30(月) ―
10/1(火)DeNA-広島(横浜)
10/2(水)巨人-DeNA(東京D)
10/3(木)DeNA-阪神(横浜)
10/4(金)中日-DeNA(バンテリンD)
10/5(土)中日-DeNA(バンテリンD)
10/6(日)中日-DeNA(バンテリンD)

まずは、今週から来週にかけての変則7連戦。
大貫が離脱してしまったなか、代わりに入るのは濵口か。そして、最後の9/16は、東が中5日で入る形となるか。
石田裕が、ここ3試合、4イニング以下で降板している状況下、大貫もそうだが、平良、石田健といったところが、シーズンまでに登板する機会というのはあるのだろうか。

中川虎、徳山という、今季のブルペン陣を支えた2人が、手術を決断し、今季の登板は無くなってしまった中継ぎ・抑え陣の状況も、正直厳しい。
イニング途中での一人一殺の継投、さらには、2イニング登板も、珍しいことではなくなってきている。
後半戦スタート前、今後の最大のポイントは「ブルペン陣のマネジメント」と書いたが、今の状況はもはや「マネジメント」という言葉で連想されるようなスマートなものではなく、とにかく、勝利の可能性のある試合を遮二無二取りに行っている、という状況に見える。

優勝を勝ち取るための条件として、「先発として安定して投げられる6人の確立」「勝ちパターン以外で投げる投手も含めてのブルペン陣の安定」が必要だと思っている身としては、現在のDeNAの投手陣の状況は、その理想に近いとは言い難い。

それでも、残り22試合というところまで来て、優勝の可能性をまだ残している位置にいる、ということに、高揚感を感じる。
先日の広島戦3連勝は、長年苦手としてる森下を攻略して成し遂げたものだった。
今後はさらに、巨人の山﨑伊、菅野、戸郷、そして阪神の才木、髙橋遥といった投手たちを攻略していくことが、優勝の絶対条件となる。
また、最も多く試合数を残している阪神戦も当然ポイントとなる。
大洋時代から伝統的に苦手としているカードだったが、三浦監督となったここ4年はほぼ互角の戦い(2022年は大きく勝ち越し)をしている。
昨年より成績を落としている投手はいるものの、やはりブルペン陣がいいチームではあるので、先発投手からどれだけ得点をとれるかが鍵となる。

いずれにしても、各試合各試合でポイントは違ってくるかもしれないが、どの試合にも共通して言えるのではと思うことが一つある。
それは、「ベンチ入り、ブルペン入り全ての選手が役割を果たす」こと。
先週末の巨人との初戦。
あえて書くが、あと1アウトというところで勝利を逃したのは、守備固めで入った柴田のショートバウンド送球だった。
その後、延長に入り、その柴田のヒットから1死一・三塁(その後、盗塁で二・三塁)と、勝ち越しのチャンスを作ったが、代走から途中交代で入った関根は、それこそ当たりの悪い内野ゴロで三塁ランナーをホームに返すといった、凡打でも得点につながるバッティングをしてほしかったところで、高梨の前に空振り三振(その後、牧も、中途半端な打撃で凡退し、勝ち越しを逃した)。
この日昇格した中山が、9回二死から同点打、さらに代走から出場したオコエがサヨナラ弾を打った巨人と、途中出場した選手の差が出た試合とも言えた。
一方で、この試合、先発の石田裕が3回持たず降板した後、実に登板した7投手中4投手が、イニングまたぎの登板となった。
最後は、佐々木千隼がサヨナラ弾を浴びてしまったが、その佐々木も、シーズン序盤は一軍の戦力とはまだみなされておらず、ファームで好投を続け、さらにはその後、目立たない場面で抑え続けてつかんだ、今のポジションと言える。

なお、関根は、今日(9/10)、登録を抹消された。
このブログで何度か書いた(「『関根大気の2017年』の行く末」「『関根大気の2023年』の行き先」)ように、思い入れのある選手ではあるが、7月以降、打席数が少ないとはいえ、わずか1安打(12打数1安打、1犠打・1四球)、さらに今季は2度の落球があることを考えると、現時点では他の選手の方が一軍の戦力となるという判断は、当然とも言える。
今季、再度一軍に上がれる保証はないが、もし再び一軍に呼ばれたとき、打・守・走のすべてにおいて、役割を果たせるための準備をできるか。それは、今後、プロ野球選手を続けられる年数にも直結するのではないかと思う。

「優勝」というのは、主力選手の活躍のみならず、柴田然り、関根然り、そして佐々木千隼然り、こうした、途中から試合に出てくる選手たちがその役割を果たして、さらに、ときには、普段求められている役割以上の活躍を見せて、初めて勝ち取れるものだと思っている。
守備固めや代走で出た選手だが、その選手が打たなければ勝てない。勝ちパターンでの登板が少ない投手ではあるが、その投手がこの場面を抑えなければ勝てない。そうした場面で打ったり抑えたりすることで、優勝には不可欠な大きな連勝も可能となる。
それこそ、上記の例からは少し外れるが、今後、代打で出た筒香が安打を放ち、同点という状況なので次も打席に入ってもらうため、そのまま守備へ。その筒香のところへ微妙な打球が飛んできて、それを筒香が取れるかどうかで勝負が決まる、といったこともあるかもしれない。

ラミレス監督時代の2019年は結果的に2位に入り、終盤まで首位巨人がある程度見える位置で戦った。ただ、このときは、「巨人が終盤もたついたがゆえに『優勝争い』になった」と言え、自力で優勝に近い位置に行ったとは言い難い(貯金も、わずか2だった)。
同じく2位となった2022年も、8月下旬に首位ヤクルトに4ゲーム差まで迫ったのが一番首位に近づいた瞬間で、そのヤクルトとの直接対決で3連敗を喫すると、その後は首位との差が縮まることはなかった。

そうしたなか、DeNAとなって初めて、9月の段階で、自らの力で優勝に手をかけようかという所まで来ている。
その状況を選手たちは、どう感じているだろうか。
ファンとすれば、その状況に「嬉しさ」を感じていてほしい。
そしてそれが、「優勝」という「嬉しさ」となれば。

これから、本当の意味での勝負の1ヶ月となる。

by momiageyokohama | 2024-09-09 23:54 | 横浜ベイスターズ | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


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