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プロ野球12球団 「育成力」「即戦力獲得力」ランキング(2024年開幕直前版)

2024年シーズンも、もうすぐ開幕。

ということで、今回は、昨年のドラフト前に書いた「プロ野球12球団の『育成力』『即戦力獲得力』(2014-2023)」について、その後のタイトル獲得や選手の移籍などを反映させた改訂版です(なお、初回の記事〔一昨年にアップ。この時は、育成力のみの計算。対象は2008~2020年のドラフト入団選手〕はこちら)。

基本的な考え方としては、「入団3年目以降に主力・準主力となった選手」をチームの「育成力」、「入団1・2年目で主力・準主力の成績を残した選手」をチームの「即戦力獲得力」として考え、それぞれの選手についてポイント化したものとなります。
前々回前回も書いたように、一概に「入団3年目以降の主力化=球団の育成力」とは言えませんが、一つの指標としてのポイント化)

なお、前回からの主な改訂・修正点は、下記となります。

●2023年、初めてベストナイン・ゴールデングラブ・新人王を受賞した選手のポイントの追加
〔若月・紅林・山下(オリックス)、万波〔日本ハム)、坂本・木浪(阪神)、西川(広島)〕

●前回の記事以降の選手移籍・退団(引退)などの反映

●移籍後に初めてA基準・B基準を達成した選手のリスト追加
〔長谷川(ソ→ヤ)、山本大(ロ→ヤ)、大田賢(日→ヤ)、田中豊(日→巨)、今野(楽→ヤ)、平良(巨→D)、宇佐見(巨→日・中)、藤井皓(広→ソ)、細川(D→中)、山本拓(中→日)、ただし球団の総ポイントへの追加はせず〕

●すでにリストにある選手で、移籍後に初めてA基準あるいはB基準を達成した選手について、移籍後の球団での基準達成を明示
〔小澤(ソ→ヤ)、田中正(ソ→日)、大竹(ソ→神)、岡(日→ロ)・西村(日→ロ)、小野(楽→ロ)、池田(楽→日)、杉浦(ヤ→日)、坂本(ヤ→ロ)〕

●2023年ドラフト入団選手について、1位・2位の選手を記載(対象となる成績は2024シーズンからなので、ポイントの記載は無し)

初見の方のために、下記に、改めてリストの説明を記載しますが、すでに一度読んでいただいた方は、球団別リストから見ていただければと思います。

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【リスト全体について】

●2013年~2023年ドラフトの入団選手が対象
●一定の成績基準を達成した選手を掲載。ただし、ドラフト上位選手の活躍度を見るために、ドラフト1位・2位の選手については、成績にかかわらず、掲載。
●ポイントの付け方、「育成力」「即戦力獲得力」の計算方法などは、下記に説明。


【ポイント対象となる基準】

●A基準主力クラス

〔内野・外野手〕
350打席以上(※ただし、2020年は、コロナ禍により試合数が少なかったため、294打席以上)

〔捕手〕
300打席以上(※2020年…252打席以上)

〔投手〕
110イニング以上、または、
セーブ+HPが20以上、または50試合登板
(※2020年…93イニング、または、セーブ+HPが17以上、または42試合登板)

●B基準準主力クラス

〔内野・外野手〕
250打席以上(※2020年…210打席以上)

〔捕手〕
220打席以上(※2020年…185打席以上)

〔投手〕
95イニング以上、または、
セーブ+HPが15以上、または36試合登板
(※2020年…80イニング以上、または、セーブ+HPが13以上、または31試合登板)


【「育成力」の計算方法】

1.
入団3年目以降に、初めてA基準」「B基準」を満たした選手、あるいは、タイトルホルダーが対象
(入団1・2年目で、A基準を突破した選手は対象外)
※なお、対象となるのは、ドラフトで入団した球団での成績のみ(移籍した球団での成績は対象外)

2.
基準ポイントは、ドラフト1位入団:110点、2位:120点、3位:130点、以下、順位により10点ずつ多くなり、10位は200点。
なお、育成入団選手は、順位に関係なく、220点

3.
基準ポイントは、「主力として活躍した年数」および、
2年目までに「B基準」に達したかによって、下記のように計算する。

〈2年目までに、B基準に達したシーズンが無い選手〉

●3年目以降に、A基準を満たした年が「2シーズン以上」
 →〔基準ポイントそのまま〕
●3年目以降に、A基準を満たした年が「1シーズン」、B基準を満たした(かつ、A基準には達していない)年が「1シーズン以上」
 →〔基準ポイント×0.75〕
●3年目以降に、A基準を満たした年が「1シーズン」、B基準を満たした(かつ、A基準には達していない)年が「なし」
 →〔基準ポイント×0.5〕
●3年目以降に、A基準を満たした年が「なし」、B基準を満たした(かつ、A基準には達していない)年が「2シーズン以上」
 →〔基準ポイント×0.5〕
●3年目以降に、A基準を満たした年が「なし」、B基準を満たした(かつ、A基準には達していない)年が「1シーズン」
 →〔基準ポイント×0.25〕

〈2年目までに、B基準に達したシーズンが1シーズン〉

●3年目以降に、A基準を満たした年が「2シーズン以上」
 →〔基準ポイント×0.5〕
●3年目以降に、A基準を満たした年が「1シーズン」
 →〔基準ポイント×0.25〕

〈2年目までに、B基準に達したシーズンが2シーズン〉

●3年目以降に、A基準を満たした年が「1シーズン以上」
 →〔基準ポイント×0.25〕

※なお、いずれの場合も、計算した数の末尾が、2.5、7.5の場合は、2.5点を追加(例:110×0.25=27.5→30ポイントに)

4.
2年目までのA基準・B基準達成に関係なく、3年目以降に初めて、下記のいずれかのタイトルを獲得した場合は、上記のポイントに、40点を追加。

〔投手〕
最優秀防御率、最多勝、最高勝率、最多奪三振、最多セーブ、最優秀中継ぎ
〔野手〕
首位打者、最多本塁打、最多打点、最多安打、最高出塁率、最多盗塁
〔投手・野手共通〕
MVP、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ


【「即戦力獲得力」計算方法】

1.
入団2年目まで「A基準」クリア … 1年につき、100点

2.
入団2年目まで「B基準」クリア … 1年につき、50点

3.
入団2年目までタイトル獲得 … 2年の合計に、40点を追加
(タイトルホルダーの対象は、「育成力」の項目に記述したタイトルと同じ。なお、2年連続でタイトルホルダーとなっても、加点は40点のみ)

4.
ドラフト順位よるポイントの変更はなし


【リストの見方】

1.
〔2年目までに、B基準に達したシーズンが無い選手〕
(青字のみ、または青字+黒字)

●A基準を満たした年が「2シーズン以上」
 → 青・太字青・太字
●A基準を満たした年が「1シーズン」、B基準を満たした年が「1シーズン以上」
 → 青・太字青字
●A基準を満たした年が「1シーズン」、その年以外にB基準を満たした年が「なし」
 → 青・太字 + 黒字
●A基準を満たした年が「なし」、B基準を満たした年が「2シーズン以上」
 → 青字青字
●A基準を満たした年が「なし」、B基準を満たした年が「1シーズン」
 → 青字 +黒字

2.
〔2年目までに、A基準に達したシーズンがある選手〕
(赤字のみ、または赤字+黒字)

●1年目・2年目を、下記の色・太さで区別

・A基準をクリア → 赤・太字
・B基準をクリア(A基準には達せず)→ 赤字
・B基準に達せず → 黒字

※(記載例)

・1年目、2年目ともA基準をクリア
 → 赤・太字赤・太字

・1年目はB基準をクリア(A基準には達せず)、2年目はA基準をクリア
 → 赤字赤・太字

・1年目はB基準に達せず、2年目はB基準をクリア(A基準には達せず)
 → 黒字 + 赤字

3.
〔2年目までに、B基準に達した(ただし、A基準には達していない)シーズンがあり、かつ、3年目以降にA基準に達したシーズンがある選手〕

※(例として、4文字の場合を例示)

・1字目 … 1年目を表す
・2字目 … 2年目を表す
・3字目以降 … 3年目以降を表す

上記の区分にならい、下記の色・太さで区別

・2年目までのB基準クリア(A基準には達せず) → 赤字
・3年目以降のA基準クリア → 青・太字
・3年目以降のB基準クリア(A基準には達せず)→ 青字
・B基準に達せず → 黒字
※選手の字数によって、該当字数に差異あり

4.
〔タイトル獲得経験〕
●2年目までに獲得 …
●3年目以降、初めて獲得 …

5.
〔ポイントの表示〕
●「育成力」「即戦力獲得力」の順に記載
●「-」はポイント無し
●各球団のポイント横の( )は、12球団中の順位

6.
〔選手の異動・退団など〕
・【 】… 移籍したチームなど(「M」はMLB、「独」は日本国内の独立リーグの意)
・移籍後に、初めてA基準、あるいは、B基準を満たした場合は、【 】内の文字を青色
 (A基準…青・太字、B基準…青字、2シーズン以上の達成の場合は文字を2つ記載)
・※…引退、あるいは、一軍球団を持つNPBの球団やMLB球団以外での選手活動

説明が長くなりましたが、これより、各球団の「育成力」「即戦力獲得力」を見ていきます(紹介順は、各リーグ、ここ10年のトータル順位で、上位→下位の順番)。
なお、全体の総評については一番最後に書くので、最初にそれを見た後で、各球団の数字をチェックする形で読んでいただいても構いません。

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【ソフトバンク】
2013 1位 加治屋蓮(投)55/- →【神】
2013 2位 森 唯斗(投)40/200 →【D】
2013 4位 上林誠知(外)140/- →【中】
2013 育1 石川柊太★(投)260/-
2014 1位 松本裕樹(投)110/-
2014 2位 栗原陵矢(外・内・捕)120/-
2015 1位 髙橋純平(投)55/- ※
2015 2位 小澤怜史(投)-/- →【
2016 1位 田中正義(投)-/- →【
2016 2位 古谷優人(投)-/- ※
2016 育2 長谷川宙輝(投)-/- →【
2016 4位 三森大貴(内)105/-
2017 1位 吉住晴斗(投)-/- ※
2017 2位 高橋 (投)-/140 →【巨】
2017 4位 椎野 (投)-/50 ※
2017 5位 田浦文丸(投)40/-
2017 育2 周東佑京(内・外)205/-
2017 育4 大竹耕太郎(投)-/50 →【
2018 1位 甲斐野央(投)-/100 →【西】
2018 2位 杉山一樹(投)-/-
2018 4位 板東湧梧(投)35/-
2018 6位 泉 圭輔(投)-/50 →【巨】
2019 1位 佐藤直樹(外)-/-
2019 2位 海野隆司(捕)-/-
2019 3位 津(投)65/50
2019 5位 柳町 (外)150/-
2019 育2 大関友久(投)110/-
2020 1位 井上朋也(内)-/-
2020 2位 笹川吉康(外)-/-
2021 1位 風間球打(投)-/-
2021 2位 正木智也(外)-/-
2022 1位 イヒネイツア(内)-/-
2022 2位 大津亮介(投)-/50
2023 1位 前田悠伍(投)
2023 2位 岩井俊介(投)

〔育成力〕
1490点(4位)
投手:770点(5位)/ 野手:720点(4位)

〔即戦力獲得力〕
690点(12位)
投手:690点(10位)/ 野手:0点(12位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2180点(11位)
投手:1460点(9位)/ 野手:720点(12位)

これまで、育成選手から主力にまでになった選手の多さもあり、「育成力」を評価されてきたソフトバンク。
しかし近年は、ドラフト上位で獲得した選手が戦力になっていないこともあり、その育成力に陰りが見えていることを指摘する声も増えてきた。
この10年の計算では「育成力」ポイントは4位と低くはないのだが、その大半は2014年ドラフト入団までの選手。
即戦力(2年目までに主力・準主力化)としての働きを見せた選手も含め、2015年ドラフト以降で、本当の意味での主力となっている選手は、周東・三森ぐらい。
なお、過去10年のドラフト1位入団の選手すべてが、すでに退団、あるいは一軍の戦力になっていない。
「即戦力獲得力」が11位(野手に関しては、ポイント無し)ということもあり、「育成力+即戦力獲得力」は12球団11位。
加えて、他チーム移籍後に飛躍を遂げる選手が複数いることを考えると、現在の育成のあり方の見直しも必要か。
他球団からの主力選手獲得もあって、今の順位をキープできているが、野手に関しては主力選手の大半、投手に関しても、先発ローテの半分をベテラン陣に頼っていることを考えると、「即戦力獲得力」「育成力」いずれも上げていかないと、数年後のチーム状況は厳しくなると思われる。


【西武】
2013 1位 森 友哉(捕・外)40/100 →【オ】
2013 2位 山川穂高★(内)160/- →【ソ】
2014 1位 髙橋光成(投)-/100
2014 2位 佐野泰雄(投)30/- ※
2014 3位 外崎修汰★(内・外)170/-
2015 1位 多和田三郎(投)70/100 ※
2015 2位 川越誠司(投→外)-/- →【中】
2015 3位 野吾(投)35/50 ※
2015 4位 (外)105/- →【ロ】
2015 6位 本田圭佑(投)80/-
2015 7位  念庭(内)130/- ※
2016 1位 今井達也(投)110/-
2016 2位 中塚駿太(投)-/- ※
2016 3位 源田壮亮★(内)-/240
2016 4位 鈴木将平(外)35/-
2016 5位 平井克典(投)-/150
2016 6位 田村伊知郎(投)40/-
2017 1位 齊藤大将(投)-/-
2017 2位 西川愛也(外)-/-
2017 4位 平良海馬★(投)180/-
2017 5位 海人(投)75/-
2018 1位 松本 (投)-/100
2018 2位 渡邉勇太朗(投)-/-
2018 6位 森脇亮介(投)-/100
2019 1位 宮川 哲(投)-/100 →【ヤ】
2019 2位 浜屋将太(投)-/-
2019 8位 岸潤一郎(外)-/50
2020 1位 渡部健人(内)-/-
2020 2位 佐々木(投)-/50
2020 育5 水上由伸(投)-/140
2021 1位 隅田知一郎(投)-/100
2021 2位 佐藤隼輔(投)-/50
2021 3位 古賀悠斗(捕)-/50
2022 1位 蛭間拓哉(外)-/-
2022 2位 古川雄大(外)-/-
2022 4位 青山美夏人(投)-/50
2023 1位 武内夏暉(投)
2023 2位 上田大河(投)

〔育成力〕
1260点(9位)
投手:620点(9位)/ 野手:640点(6位)

〔即戦力獲得力〕
1530点(5位)
投手:1090点(3位)/ 野手:440点(5位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2790点(5位)
投手:1710点(3位)/ 野手:1080点(5位)

長年評価の高かった「野手の育成力」だが、現況では、12球団中6位と高くはない。
一方、投手については、入団後2年以内に主力・準主力化する選手が多い(投手の「即戦力獲得力」は3位)。
なお、野手に関しては、今後楽しみな選手もいるが、顔ぶれを見ると、長打力があまり高くない外野手が多い印象。そろそろ、主軸を打てる野手の台頭がほしい。
今季に関しては、アギラ―、コルデロという新外国人野手2名がチームの命運を握っているといえるが、そうした状況は、リスクをはらんだチーム構成ともいえる。
伝統的にFAでの主力選手流出が多い球団でもあるだけに、特に「野手」を中心に、チームの育成力をもう少し上げていく必要がある。


【オリックス】
2013 1位 吉田一将(投)110/- ※
2013 2位 東明大貴(投)-/150 ※
2013 3位 若月健矢★(捕)170/-
2014 1位 山﨑福也(投)110/- →【日】
2014 2位 宗 佑磨(内・外)160/-
2014 7位 西野真弘(内)-/100
2015 1位 吉田正尚(外)70/100 →【M】
2015 2位 近藤大亮(投)-/100 →【巨】
2015 3位 大城滉二(内)-/100
2015 5位 吉田 凌(投)40/- →【ロ】
2015 10位 杉本裕太郎★(外)240/-
2016 1位 山岡泰輔(投)40/200
2016 2位 黒木優太(投)-/150 →【日】
2016 4位 山本由伸(投)40/100 →【M】
2016 6位 山﨑颯一郎(投)80/-
2016 8位 澤田圭佑(投)-/50 →【ロ】
2017 1位 田嶋大樹(投)110/-
2017 2位 鈴木康平(投)-/50 →【巨】
2017 3位 福田周平(内・外)40/150
2017 4位 本田仁海(投)35/-
2018 1位 太田 椋(内)-/-
2018 2位 頓宮(内・捕)130/-
2018 4位 富山凌雅(投)70/-
2018 7位 中川圭太(外・内)-/100
2019 1位 宮城大弥(投)-/140
2019 2位 紅林弘太郎(内)40/100
2020 1位 山下舜平大(投)70/-
2020 2位 元 謙太(外)-/-
2020 6位 阿部翔太(投)-/100
2020 育3 宇田川優希(投)110/-
2021 1位 椋木 蓮(投)-/-
2021 2位 野口智哉(内・外)-/50
2021 7位 小木田敦也(投)-/50
2022 1位 曽谷龍平(投)-/-
2022 2位 内藤 鵬(内)-/-
2022 育4 茶野篤政(外)-/50
2023 1位 横山聖哉(内)
2023 2位 河内康介(投)

〔育成力〕
1665点(2位)
投手:815点(4位)/ 野手:850点(1位)

〔即戦力獲得力〕
1840点(3位)
投手:1090点(3位)/ 野手:750点(2位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
3505点(1位)
投手:1905点(2位)/ 野手:1600点(2位)

「育成力」が高く(12球団2位)、「即戦力」の獲得力もある(同3位)。
しかも、大卒・社会人・高校、それぞれから即戦力を獲得しており(吉田正、山岡、宮城・山本)、さらに、上位指名から下位指名まで、くすぶっている選手を育成する力もあり(山﨑福・田嶋・頓宮、杉本)、一方で、高い素質のある選手を計画的に育てる力(山下)もある。
さらに目を引くのは、ベストナイン・ゴールデングラブ・新人王をも含めたタイトル獲得選手の多さ。獲得者11人は、12球団最多である。
強いて言えば、セカンドの若手台頭が望まれるとこではあるが、外野に西川を補強したこともあり、それぐらいしか、ウイークポイントが見つからない。
山下や東のさらなる飛躍に加え、曽谷、椋木が一軍の戦力たる存在になってくると、ますますその強さは増していくだろう。


【ロッテ】
2013 1位 石川 歩★(投)-/240
2013 2位 吉田裕太(捕)-/- ※
2013 5位 井上晴哉(内)150/-
2013 6位 二木康太(投)160/-
2014 1位 中村奨吾(内)70/100
2014 2位 田中英祐(投)-/- ※
2014 3位 岩下大輝(投)100/-
2015 1位 平沢大河(内・外)55/-
2015 2位 関谷亮太(投)-/- ※
2015 4位 東條大樹(投)140/-
2016 1位 佐々木千隼(投)55/- →【D】
2016 2位 酒居知史(投)60/- →【楽】
2016 5位 有吉優樹(投)-/150 →【D】※
2016 6位 種市篤暉(投)160/-
2017 1位 安田尚憲(内)110/-
2017 2位 藤岡裕大(内)-/150
2017 3位 山本大貴(投)-/- →【
2017 4位 菅野剛士(外)35/-
2017 育1 和田康士朗(外)40/-
2018 1位 藤原恭大(外)85/-
2018 2位 東妻勇輔(投)60/-
2018 3位 小島和哉(投)-/100
2018 4位 山口航輝(外・内)105/-
2019 1位 佐々木朗希(投)55/-
2019 2位 佐藤都志也(捕・内)90/-
2019 3位 髙部瑛斗(外)105/-
2019 4位 横山陸人(投)35/-
2020 1位 鈴木昭汰(投)-/-
2020 2位 中森俊介(投)-/-
2021 1位 松川虎生(捕)-/-
2021 2位 池田来翔(内)-/-
2022 1位 菊地吏玖(投)-/-
2022 2位 友杉篤輝(内)-/-
2023 1位 上田希由翔(内)
2023 2位 大谷輝龍(投)

〔育成力〕
1670点(1位)
投手:825点(3位)/ 野手:845点(2位)

〔即戦力獲得力〕
740点(11位)
投手:490点(11位)/ 野手:250点(9位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2410点(10位)
投手:1315点(11位)/ 野手:1095点(4位)

「育成力」は、2位のオリックスと僅差ながら、1位。ただ、「即戦力獲得力」が11位ということもあり、「育成力+即戦力獲得力」は10位。
なお、「育成力」のポイントは高かったが、主力ではある(あるいは、主力としての働きを見せたことがあった)ものの、リーグでも上位に位置するような選手が少ない。タイトル獲得者4人は、12球団最小タイである(他は、ソフトバンク、日本ハム、楽天、ヤクルト)。
この10年を見ると、入団後すぐの活躍に重きをおくというよりも、育てていけば徐々にプロで通用していくであろう素材を獲得し、経験を積ませながら、主力に育てていくという傾向も見て取れるロッテ。
今後は、まだ主力になり切れていない2020年以降のドラフト上位入団選手の活躍具合が、チーム力を維持できるかのポイントとなる。
また、山口以外で長打力を期待できる日本人野手の獲得・育成も必要だろう。


【日本ハム】
2013 1位 渡邉 諒(内)110/- →【神】
2013 2位 浦野博司(投)-/100 ※
2013 3位  大海(外)-/50 →【
2013 4位 高梨裕稔★(投)180/- →【ヤ】
2013 6位 白村明弘(投→外)-/100 ※
2014 1位 有原航平★(投)-/190 →【M→ソ】
2014 2位 清水優心(捕)60/-
2014 3位 淺間大基(外)65/-
2014 4位 石川直也(投)140/-
2014 7位 髙濱祐仁(内)85/- →【神】
2014 8位 太田賢吾(内・外)→【
2015 1位 上原健太(投)30/-
2015 2位 加藤貴之(投)-/100
2015 3位 井口和朋(投)-/50 →【オ】
2015 5位 田中豊樹(投)-/- →【巨人
2016 1位 堀 瑞輝(投)150/-
2016 2位 石井一成(内)-/100
2016 8位 玉大翔(投)90/50
2017 1位 清幸太(内)55/50
2017 2位 西村天裕(投)-/- →【
2018 1位 吉田輝星(投)55/- →【オ】
2018 2位 野村佑希(内)120/-
2018 4位 万波中正★(外)145/-
2019 1位 河生(投)30/50
2019 2位 立野和明(投)-/-
2020 1位 伊藤大海(投)-/200
2020 2位 五十幡亮汰(外)-/-
2020 6位 今川優馬(外)-/50
2021 1位 達 孝太(投)-/-
2021 2位 有薗直輝(内)-/-
2021 8位 北山亘基(投)-/100
2021 9位 上川畑大悟(内)-/100
2022 1位 矢澤宏太(投・外)-/-
2022 2位 金村尚真(投)-/-
2023 1位 細野晴希(投)
2023 2位 進藤勇也(捕)

〔育成力〕
1315点(7位)
投手:675点(7位)/ 野手:640点(6位)

〔即戦力獲得力〕
1290点(7位)
投手:940点(5位)/ 野手:350点(6位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2605点(6位)
投手:1615点(5位)/ 野手:990点(7位)

「育成力」「即戦力獲得力」、ともにポイントは12球団で中位。
ただ、選手の放出ペースが早い球団だけに、育成ペースは、他球団より高いものが求められる。
直近5年連続Bクラスは、育成ペースが放出ペースに追いついてない状況と言えるが、やはり、大谷退団(2018年よりメジャー)の影響は相当大きかったと言える。
加えて、二遊間がなかなか固定できない状況も、チームの脆弱さの一因。
なかなか活躍する外国人野手を獲得できない、というチーム状況を考えると、万波に続いて、野村、清宮も、もう一段、二段上の成績を残すことが求められる。


【楽天】
2013 1位 松井裕樹(投)40/200 →【M】
2013 2位 内田靖人(内)-/- ※
2013 5位 西宮悠介(投)-/50 ※
2013 9位 今野龍太(投)-/- →【ヤク
2014 1位 安樂智大(投)110/- ※
2014 2位 小野 郁(投)-/- →【ロッ
2015 1位 オコエ瑠偉(外)-/- →【巨】
2015 2位 吉持亮汰(内)-/- ※
2015 3位 茂木栄五郎(内)-/200
2015 5位 石橋良太(投)75/- ※
2015 7位 村林一輝(内)45/-
2016 1位 藤平尚真(投)-/-
2016 2位 池田隆英(投)-/- →【
2016 3位 田中和基(外)-/140
2016 5位 平(投)40/50 →【D】
2016 9位 高梨雄平(投)-/150 →【巨】
2016 10位 西口直人(投)100/-
2017 1位 近藤弘樹(投)-/- →【ヤ】
2017 2位 岩見雅紀(外・内)-/- ※
2017 3位 山﨑 剛(内)35/-
2018 1位 辰己涼介(外)40/150
2018 2位 太田 (捕)60/-
2018 7位 小郷裕哉(外)85/-
2018 8位 鈴木翔天(投)135/-
2019 1位 小深田大翔(内)40/200
2019 2位 黒川史陽(内)-/-
2019 3位 津留﨑大成(投)-/50
2019 6位 瀧中瞭太(投)-/50
2020 1位 早川隆久(投)-/150
2020 2位 高田孝一(投)-/-
2020 6位  星龍(投)80/-
2021 1位 吉野創士(外)-/-
2021 2位 安田悠馬(捕)-/-
2022 1位 荘司康誠(投)-/50
2022 2位 小孫竜二(投)-/-
2022 3位 渡辺翔太(投)-/100
2023 1位 古謝 樹(投)
2023 2位 坂井陽翔(投)

〔育成力〕
885点(11位)
投手:580点(10位)/ 野手:305点(12位)

〔即戦力獲得力〕
1540点(4位)
投手:850点(7位)/ 野手:690点(4位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2425点(9位)
投手:1430点(10位)/ 野手:995点(6位)

育成力のポイントは、依然として低いが、ようやく出てきた自チームで育成した選手(鈴木翔天、内、小郷、村林)に続く選手を育てられるか。
陣容を見ると、2024年に関しては、中堅からベテランの選手たちに頼らざるを得ないだろうが、今後、黒川、安田、藤井聖あたりが台頭してこないと、急激にチーム力が落ちる可能性もある。
近年の積極的な他球団からの選手獲得策も、優勝には繋がらなかった現実(最高でも3位まで。前半戦好調も、シーズン中盤以降、急激に失速するシーズンも目立った)を考えると、改めて「育成」の重要さに目を向ける時期に来ていると言える。


【巨人】
2013 1位 小林誠司★(捕)150/-
2013 2位 和田 恋(内・外)-/- →【楽】※
2013 3位 田口麗斗(投)130/- →【ヤ】
2013 5位 平良拳太郎(投)-/- →【D
2014 1位 岡本和真★(内)150/-
2014 2位 戸根千明(投)-/100 →【広】
2014 3位 高木勇人(投)-/200 →【西】※
2015 1位 桜井俊貴(投)30/- ※
2015 2位 重信慎之介(外)-/-
2015 4位 宇佐見真吾(捕)-/- →【日ハ
2015 7位 中川皓太(投)170/-
2016 1位 吉川尚輝(内)-/100
2016 2位  世周(投)60/-
2016 6位 大江竜聖(投)120/-
2016 育5 松原聖弥(外)220/-
2017 1位 鍬原拓也(投)30/- →【ソ】
2017 2位 岸田行倫(捕)-/-
2017 3位 大城卓三(捕・内◇) 40/100
2017 5位 田中俊太(内)-/50 →【D】※
2017 6位 若林晃弘(内・外)-/50 →【日】
2018 1位 髙橋優貴(投)55/-
2018 2位 増田 陸(内)-/-
2018 6位 戸郷翔征(投)40/100
2019 1位 堀田賢慎(投)-/-
2019 2位 太田 龍(投)-/- ※
2020 1位 平内龍太(投)-/100
2020 2位 山織(投)30/50
2020 5位 秋広優人(外・内)75/-
2021 1位 (投)-/190
2021 2位 山田龍聖(投)-/-
2021 育6 菊地大稀(投)-/100
2022 1位 浅野翔吾(外)-/-
2022 2位 萩尾匡也(外)-/-
2022 4位 門脇 誠(内)-/50
2022 5位 船迫大雅(投)-/50
2023 1位 西舘勇陽(投)
2023 2位 森田駿哉(投)
(◇大城の2年目の打席数基準は「野手(捕手以外)+捕手の打席数」÷2を適用)

〔育成力〕
1300点(8位)
投手:665点(8位)/ 野手:635点(8位)

〔即戦力獲得力〕
1240点(8位)
投手:890点(6位)/ 野手:350点(6位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2540点(7位)
投手:1555点(6位)/ 野手:985点(8位)

「育成力」の点でも、「即戦力獲得力」の点でも、あまり目立った所がない、今の巨人。
上位指名選手の活躍度がいま一つ、いま二つ、というところが、優勝争いにすら絡めていない近年の原因ともいえる。
今季の開幕前は、久々に、ルーキー(西舘、佐々木、泉口ら)の活躍の期待度が高いが、いざシーズンに入ってどうなるか。
「投」か「打」でいうと、「投」の方の強化が必要と思われる現在の陣容だが、岡本も今季で10年目を迎えることを考えると、浅野には、数年後、チームの顔となる成長を期待したいところでもある。


【阪神】
2013 1位 岩貞祐太(投)110/-
2013 2位 横田慎太郎(外)-/- ※
2013 3位 陽川尚将(内・外)35/- →【西】
2013 4位 隆太郎(捕)110/50
2013 6位 岩崎 優(投)200/-
2014 1位 横山雄哉(投)-/- ※
2014 2位 石崎 剛(投)-/- →【ロ】※
2014 4位 守屋功輝(投)70/- ※
2015 1位 髙山 俊★(外)-/240 ※
2015 2位 坂本誠志郎(捕)70/-
2015 4位 望月惇志(投)35/- ※
2015 5位 青柳晃洋★(投)190/-
2016 1位 大山悠輔(内・外)40/100
2016 2位 小野泰己(投)-/100 →【オ】
2016 3位 才木浩人(投)65/-
2016 4位 浜地真澄(投)70/-
2016 5位 糸原健斗(内)-/100
2017 1位 馬場皐輔(投)30/- →【巨】
2017 2位 髙橋遥人(投)-/50
2017 4位 島田海吏(外)35/-
2018 1位 近本光司★(外)-/240
2018 2位 小幡竜平(内)-/-
2018 3位 木浪聖也(内)40/200
2018 6位 湯浅京己(投)120/-
2019 1位 西 純矢(投)-/-
2019 2位 井上広大(外)-/-
2019 3位 及川雅貴(投)-/50
2020 1位 佐藤輝明(内・外)-/200
2020 2位 伊藤将司(投)-/200
2020 5位 村上頌樹(投)115/-
2020 6位 中野拓夢(内)-/240
2020 8位 石井大智(投)90/-
2021 1位 森木大智(投)-/-
2021 2位 鈴木勇斗(投)-/-
2021 3位 桐敷拓馬(投)-/50
2022 1位 森下翔太(外)-/100
2022 2位 門別啓人(投)-/-
2023 1位 下村海翔(投)
2023 2位 椎葉 剛(投)

〔育成力〕
1425点(5位)
投手:1095点(1位)/ 野手:330点(12位)

〔即戦力獲得力〕
1920点(2位)
投手:450点(12位)/ 野手:1470点(1位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
3345点(2位)
投手:1545点(7位)/ 野手:1800点(1位)

「投手」に関しては育成による強化、「野手」に関しては、入団後、比較的早い段階で活躍する選手で固める、という傾向がはっきり出たポイントとなった。
「育成力+即戦力獲得力」は、オリックスに次ぐ2位。
投手では、湯浅・石井といった独立リーグ出身者の主力化、また、野手では、大山・近本といった入団時は肯定的な意見ばかりではなかった選手がチームの核となる活躍を見せていることが目を引く。
今後は、レギュラーがほぼ固定されている現況で、前川や小幡といった若手野手を、どう育成し、どう起用していくか。
主力の固定化は、チーム力の安定をもたらす一方で、主力選手と控え選手の差の広がりももたらす。昨年と同じ方向でいくのか、それとも、少し変える部分もあるのか、今季の岡田監督の選手起用に注目したい。


【広島】
2013 1位 大瀬良大地★(投)-/240
2013 2位 九里亜蓮★(投)160/-
2013 3位 田中広輔(内)40/150
2014 1位 野間峻祥(外)110/-
2014 2位 薮田和樹(投)100/- ※
2014 3位 塹江敦哉(投)130/-
2014 4位 藤井皓哉(投)-/- →【独→
2015 1位 岡田明丈(投)-/100
2015 2位 横山弘樹(投)-/- ※
2015 5位 西川龍馬★(外・内)190/- →【オ】
2016 1位 矢崎拓也(投)110/-
2016 2位 高橋昂也(投)-/-
2016 3位 床田寛樹(投)130/-
2016 4位 坂倉将吾(捕・内)140/-
2016 5位 アドゥワ(投)-/100
2017 1位 中村奨成(捕・外)-/-
2017 2位 山口 翔(投)-/- ※
2017 3位 ケムナ誠(投)65/-
2017 5位 遠藤淳志(投)115/-
2018 1位 小園海斗(内)110/-
2018 2位 島颯太郎(投)100/50
2018 3位  晃汰(内)65/-
2019 1位 森下暢仁★(投)-/240
2019 2位 宇草孔基(外)-/-
2019 6位 玉村昇悟(投)-/50
2020 1位 栗林良吏(投)-/240
2020 2位 森浦大輔(投)-/200
2020 3位 大道温貴(投)35/-
2021 1位 黒原拓未(投)-/-
2021 2位 森 翔平(投)-/-
2021 5位 松本竜也(投)-/100
2022 1位 斉藤優汰(投)-/-
2022 2位 内田湘大(内)-/-
2023 1位 常廣羽也斗(投)
2023 2位 高 太一(投)

〔育成力〕
1600点(3位)
投手:945点(2位)/ 野手:655点(5位)

〔即戦力獲得力〕
1470点(6位)
投手:1320点(1位)/ 野手:150点(10位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
3070点(3位)
投手:2265点(1位)/ 野手:805点(11位)

「育成力」は、12球団中3位。
「即戦力獲得力」も中位で、「育成力+即戦力獲得力」は、オリックス、阪神に次ぐ3位となった。
投手では、大瀬良、森下、栗林と、新人王を獲得し、且つその後も活躍する選手を3名獲得していることが際立つ(リスト外ではあるが、2012年ドラフト入団の野村祐輔も同じく新人王を獲得し、その後も主力として活躍)。
なお、リストを見ていくと、主力・準主力として活躍した選手の他球団への移籍が極めて少ないのも特徴(ここ10年の入団選手に関しては西川のみ)。
引退を含めた退団選手(主力・準主力となった選手において)の数も少ないが、これもチームの特色と言えるか。
なお、今後は、内野の2ポジション(ファースト、サード)を外国人野手に頼るチーム状況を、主力となり得る内野手の育成・獲得で変えていくことが課題となる。


【DeNA】
2013 1位 柿田裕太(投)-/- ※
2013 2位 平田真吾(投)90/- ※
2013 3位 嶺井博希(捕)65/- →【ソ】
2013 4位 三上朋也(投)-/100 →【巨】※
2013 5位 関根大気(外)75/-
2013 育1 砂田毅樹(投)220/- →【中】
2014 1位 山﨑康晃★(投)-/240
2014 2位 石田健大(投)-/100
2014 3位 倉本寿彦(内)-/150 ※
2015 1位 今永昇太(投)40/200 →【M】
2015 2位 熊原健人(投)-/- →【楽】※
2015 3位 柴田竜拓(内)65/-
2015 4位 戸柱恭孝(捕)-/200
2016 1位 濵口遥大(投)-/100
2016 2位 水野滉也(投)-/- ※
2016 5位 細川成也(外・内)-/- →【
2016 9位 佐野恵太★(外・内)230/-
2017 1位  克樹(投)-/140
2017 2位 神里和毅(外)-/150
2017 8位 楠本泰史(外)45/-
2018 1位 上茶谷大河(投)-/100
2018 2位 伊藤裕季也(内)-/- →【楽】
2018 3位 大貫晋一(投)-/100
2019 1位 森 敬斗(内)-/-
2019 2位 坂本裕哉(投)-/-
2019 3位 (投)35/100
2020 1位 入江大生(投)-/100
2020 2位 牧 秀悟★(内)-/240
2021 1位 小園健太(投)-/-
2021 2位 徳山壮磨(投)-/-
2022 1位 松尾汐恩(捕)-/-
2022 2位 吉野光樹(投)-/-
2023 1位 度会隆輝(外)
2023 2位 松本凌人(投)

〔育成力〕
865点(12位)
投手:385点(11位)/ 野手:480点(10位)

〔即戦力獲得力〕
2020点(1位)
投手:1280点(2位)/ 野手:740点(3位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2885点(4位)
投手:1665点(4位)/ 野手:1220点(3位)

「即戦力獲得力」は1位。「育成力」は最下位。トータルでは、12球団4位。
即戦力として活躍する選手が多いがゆえに、「育成力」の対象となる選手が少なく、そのことが「育成力」ポイントの低さにつながっているという見方もあるかもしれない。
ただ、「即戦力獲得力」2位の阪神は「育成力」5位、「即戦力獲得力」3位のオリックスは「育成力」2位なので、「即戦力獲得力」の高さのせいで「育成力」が低いとは言えないだろう。
今後は、森敬斗、小園、松尾のドラフト1位組に加え、梶原、徳山といった選手たちが活躍できるかどうかが、「育成力」が改善されているかを見るポイントとなるだろう。
なお、2024年シーズンに関しては、度会、石上、松本凌といったルーキーの活躍度合いも注目点に。


【ヤクルト】
2013 1位 杉浦稔大(投)-/- →【
2013 2位 西浦直亨(内)120/- →【D】
2013 3位 秋吉 亮(投)-/200 →【日→ソ】※
2013 6位 藤井亮太(内・外・捕)40/- ※
2014 1位 竹下真吾(投)-/- ※
2014 2位 風張 蓮(投)60/- →【D】※
2015 1位 原 樹理(投)-/100
2015 2位 廣岡大志(内・外)-/- →【巨→オ】
2015 3位 高橋奎二(投)65/-
2015 5位 山崎晃大朗(外)150/-
2016 1位 寺島成輝(投)-/- ※
2016 2位  知弥(投)-/100
2016 3位 梅野雄吾(投)130/- →【中】
2016 4位 中尾 (投)-/100 ※
2017 1位 村上宗隆(内)-/140
2017 2位 大下佑馬(投)-/- ※
2017 4位 塩見泰隆★(外)180/-
2018 1位 清水 (投)-/140
2018 2位 中山翔太(外)-/- ※
2018 4位 濱田太貴(外)35/-
2018 5位 坂本光士郎(投)40/- →【
2019 1位 奥川恭伸(投)-/50
2019 2位 吉田大喜(投)-/- ※
2019 4位 大西広樹(投)70/-
2019 5位 長岡秀樹★(内)190/-
2020 1位 木澤尚文(投)-/100
2020 2位 山野太一(投)-/-
2020 3位 内山壮真(捕・外)35/-
2021 1位 山下 輝(投)-/-
2021 2位 丸山和郁(外)-/-
2022 1位 吉村貢司郎(投)-/-
2022 2位 西村瑠伊斗(外)-/-
2023 1位 西舘昂汰(投)
2023 2位 松本健吾(投)

〔育成力〕
1115点(10位)
投手:365点(12位) / 野手:750点(3位)

〔即戦力獲得力〕
930点(10位)
投手:790点(8位)/ 野手:140点(11位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2045点(12位)
投手:1155点(12位)/ 野手:890点(10位)

「育成力」「即戦力獲得力」のポイントととも低く、「育成力+即戦力獲得力」は、12球団最下位。
村上の大活躍で見えにくくなっている部分もあるが、「育成」「即戦力獲得」の両面とも、大きな改善が求められる状況。
特に、先発投手の育成・獲得は、長年の課題。
野手陣では、そろそろ、山田の後継となる選手の育成、将来的な村上移籍後のサードの候補も考えておく必要がある。
なお、個人的には、少し着地点が見えづらくなっている、内山の起用の仕方も気になるところ。

【中日】
2013 1位 鈴木翔太(投)-/- →【神】※
2013 2位 又吉克樹(投)-/200 →【ソ】
2013 5位 祖父江大輔(投)40/100
2014 1位 野村亮介(投)-/- ※
2014 2位 浜田智博(投)-/- ※
2014 5位 加藤匠馬(捕)40/- →【ロ→中】
2015 1位 小笠原慎之介(投)-/100
2015 2位 佐藤 優(投)30/- ※
2015 3位 木下拓哉(捕)130/-
2015 4位 福 敬登★(投)180/-
2015 5位 阿部寿樹(内)150/- →【楽】
2016 1位 柳 裕也★(投)150/-
2016 2位 京田陽太★(内)-/240 →【D】
2016 4位 笠原祥太郎(投)-/50 →【D】※
2016 5位 藤嶋健人(投)150/-
2017 1位 鈴木博志(投)-/150 →【オ】
2017 2位 石川 翔(投)-/-
2017 4位 清水達也(投)140/-
2017 6位 山本拓実(投)→【◇】
2018 1位 根尾 昂(投・外・内)-/-
2018 2位 梅津晃大(投)-/-
2018 3位 勝野昌慶(投)65/-
2019 1位 石川昂弥(内)55/-
2019 2位 橋本侑樹(投)-/-
2019 5位 岡林勇希(外)190/-
2020 1位 髙橋宏斗(投)-/100
2020 2位 森 博人(投)-/-
2020 3位 空(内)35/-
2021 1位 ブライト健太(外)-/-
2021 2位 鵜飼航丞(外)-/-
2022 1位 仲地礼亜(投)-/-
2022 2位 村松開人(内)-/50
2022 7位 福永裕基(内)-/50
2022 育1 松山晋也(投)-/50
2023 1位 草加 勝(投)
2023 2位 津田啓史(内)
(◇山本のB基準達成の登板数(2023年)は、中日・日本ハムの合計)

〔育成力〕
1355点(6位)
投手:755点(6位)/ 野手:600点(9位)

〔即戦力獲得力〕
1090点(9位)
投手:750点(9位)/ 野手:340点(8位)

〔育成力+即戦力獲得力〕
2445点(8位)
投手:1505点(8位)/ 野手:940点(9位)

球場の広さもあってか、投手陣に比べ、野手陣に大きく物足りなさを感じる現状。
特に、日本ハムと同じく、二遊間の流動的な選手起用は、チーム力を考えた時に、非常にマイナス。
また、主軸という意味では、石川のさらなる成長にも期待したいところだが、もう一人か二人、主軸を担える若手の育成・獲得も求められるところ。
落合氏が監督を退いて以降、10年以上にわたり低迷を続けている中日だが、そろそろ、ナゴヤドーム(現名称:バンテリンドーム)という本拠地を有したチームとしての、野手育成・獲得の最適解を見つけたい。

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以上、チーム別の内訳を見てきましたが、改めて、下記に、各球団の「育成力」「即戦力獲得力」「育成力と即戦力獲得力の合計」のポイントを並べてみます。
なお、それぞれ、全体の真ん中の基準点を、育成力…1300点、即戦力獲得力…1300点、育成力+即戦力獲得力…2600点として、ポイントと基準点との差を100で割った数も記載しました。
(区切り線は、上位・中位・下位のイメージでつけてみたものです)。

【育成力】
1位 1670点(+3.70)ロッテ
2位 1665点(+3.65)オリックス
3位 1600点(+3.00)広島
--------
4位 1490点(+1.90)ソフトバンク
5位 1425点(+1.25)阪神
6位 1355点(+0.55)中日
7位 1315点(+0.15)日本ハム
8位 1300点(+0.00)巨人
9位 1260点(-0.40)西武
--------
10位 1115点(-1.85)ヤクルト
11位 885点(-4.15)楽天
12位 865点(-4.35)DeNA

【即戦力獲得力】
1位 2020点(+7.20)DeNA
2位 1920点(+6.20)阪神
3位 1840点(+5.40)オリックス
--------
4位 1540点(+2.40)楽天
5位 1530点(+2.30)西武
6位 1470点(+1.70)広島
--------
7位 1290点(-0.10)日本ハム
8位 1240点(-0.60)巨人
9位 1090点(-2.10)中日
--------
10位 930点(-3.70)ヤクルト
11位 740点(-5.60)ロッテ
12位 690点(-6.10)ソフトバンク

【育成力+即戦力獲得力】
1位 3505点(+9.05)オリックス
2位 3345点(+7.45)阪神
--------
3位 3070点(+4.70)広島
4位 2885点(+2.85)DeNA
5位 2790点(+1.90)西武
--------
6位 2605点(+0.05)日本ハム
7位 2540点(-0.60)巨人
8位 2445点(-1.55)中日
9位 2425点(-1.75)楽天
10位 2410点(-1.90)ロッテ
--------
11位 2180点(-4.20)ソフトバンク
12位 2045点(-5.55)ヤクルト

「育成力」はロッテ・オリックス・広島が1~3位に、「即戦力獲得力」はDeNA・阪神・オリックスが1~3位に。
そして、「育成力」と「即戦力獲得力」の合計は、オリックスと阪神が、1位・2位となりました。
前回の記事(2023年ドラフト直前)から、ベストナイン・ゴールデングラブ受賞などによる新たなポイントが追加されたこともあり、オリックス・阪神と他球団との差がさらに広がりました。
その後に続く広島、DeNAは、上位2チームとポイント差があることに加え、広島は野手のポイントが低く(野手の「育成力+即戦力獲得力」11位)、DeNAは「育成力」が最下位と、バランスの点でも差がある感があります。

また、ソフトバンクの選手異動の多さが際立つ一方で、広島の選手異動の少なさが目につくなど、リストを見ていると、単なる、選手の主力・準主力化だけでないものも見えてきたりもします。

2024シーズン、新たな2023年ドラフト入団選手たちの活躍、そして、昨年まで控え、あるいは二軍に甘んじていた選手たちの活躍により、上記のリストがどう変わっていくでしょうか。
2024年ドラフト前の時期に、また、リストの更新をした記事を書きたいと思います。

by momiageyokohama | 2024-03-26 01:52 | 野球(全般) | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


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