4ゲーム差での対決となった、8月末の首位・東京ヤクルトと2位・横浜DeNAの対決は、ヤクルトの3連勝に終わった。
DeNAとしては、3連勝すれば1ゲーム差、2勝1敗でも3ゲーム差に縮めることができたが、結果は3連敗。
首位との差は7ゲームとなった。
この3連戦の、三浦監督の采配、特に継投を見ると、「無理をしなかった」という印象が強い。
オールスター明けから、今回のヤクルト戦前の阪神戦まで、驚異的な16勝3敗と、驚異的なペースで勝ち続けた。
勝ち続けた、ということは、そのぶん、勝ちパターンのブルペン投手の登板も多かったということになる。特に、平均救援起用数が、セ・リーグで最も多いDeNAはなおさら。
特に8/16から8/24の8連勝中、勝ちパターンの5投手の登板が続いたこともあり(伊勢…5試合、エスコバー…6試合、山﨑…4試合、平田…4試合、入江…3試合)、初戦、2戦目と、ビハインドの場面では、できるだけ投手を温存しておきたい、という考えが見て取れた。
初戦は、3点を取られた大貫を6回途中で下ろし、宮國に交代。
2戦目は、石田を3回で交代させ、4回からは、新外国人ガゼルマンに交代。
ただ、いずれも結果は、さらにリードを広げられる展開に。
3戦目、ビハインドの状況にもかかわらず登板した、勝ちパターンの投手たちが、いずれも、さすがと思わせるピッチングを見せてくれただけに(エスコバーが村上に打たれたホームランは、村上が凄すぎて評価の対象外(^^))、もう少し別の継投をしていれば……という思いも残る。
具体的には、初戦、宮國を起用した場面は平田を、第2戦は、ガゼルマンを登板させた場面で入江を、ということになるだろうか。
ただ、三浦監督は、両投手の負担を考え、また宮國のシュートに、また、今後の厳しい日程を考えたときに一人でも使える投手をという思いから、ガゼルマンの可能性に賭けたのかもしれない。
その選択が正しかったか、それとも、首位に肉薄するチャンスを逃した選択になってしまったか。いつの時期になるかはまだわからないが、リーグの順位決定時に、その答えが出る。
各試合について、もう少しだけ見ていこうと思う。
あまり投手を責めるコメントをしない三浦監督だが、三上が村上に打たれたこの日2本目のホームランについては、「コメントはないです。あの場面はないです」との言葉を残した。
三上は翌日、登録抹消。
もともと細かい制球力があるというタイプではないが、今の自分のボールの力と、今の村上の力、そして何より、絶対にホームランを打たれてはいけない場面で、2ボールノーストライクの場面で、あまりに安易にストライクゾーンに投げた、その投球は、我慢ならないものだったのだろう。
2戦目は、ここへ来てブルペン陣の評価が急激に高くなったDeNAだが、勝ちパターンの投手と、それ以外の投手の力に大きな差があることが露わになった試合と言えた。
ガゼルマン、宮國、そして、直近2試合の投球で可能性を感じさせた中川、坂本と、ことごとく失点した。
ただ、中川、坂本は、3連投だったことを考慮する必要はある。
また、ガゼルマンは、チェンジアップを多投する投手にありがちな、チェンジアップが落ち切らないと大量失点を喫するというパターンにはまった感もあり、一人でも競った場面で投げられる投手が欲しいことを考えると、もう何試合か登板機会を与えてもいいとは思う。
なお、この試合のポイントとしては、初回、制球に苦しんでいた小川から、1点を獲った後の、二死満塁のチャンスで追加点を取れなかったことが痛かったとも言える。
ツーアウトという局面を考えると、得点確率が高い状況とは言えないかもしれないが、こうした首位攻防の試合となってくると、一度のチャンスを逃したことが、あとあと大きく響いてくる。
3戦目、負けられない状況でマウンドに上がった京山は、決して調子は悪くなかったと思う。
ただ、2回、無死一塁から、打ち気満々のオスナに、初球、真ん中付近のストレートを投げ、ヒット。続く、キブレハンに対しても、前日、緩い球をヒットにしているにもかかわらず、初球、カーブを投げ、タイムリーヒット。
この2球は、あまりに勿体なかった。
5回のピンチは、今年の平田が平田たるゆえんを見せるピッチングで1失点にとどめ、6回には3点差を追いつく。
ただ、「次の回、村上から始まることを考えると、もう1点は欲しいな」という思いもよぎって迎えた7回表。
狙ったコースではなかったとはいえ、エスコバーの150km超の内角低めのボールを、完璧にライトスタンドに叩き込んだ村上の打撃には、もう唖然とするしかなかった。
テレビを見ていて、ボールをとらえた音を聞いた瞬間、思わず「あっ」と声が出た横浜ファンは、自分だけではないだろう。
その後も、8回に清水、9回にマクガフから、同点のランナーを出すも、ホームには返せず。
8回の、代走・森には、ランエンドヒットだったとしても、セーフになる走塁をしてほしかったところ(少なくても、もう少し際どいタイミングでのアウトになってほしかった)。
9回、二死二塁での桑原は、落ちる球・沈む球中心の2-2のカウントになったところで、「歩かしもあるかな」と思った。桑原自身も、多少「四球」が頭をよぎっただろうか。
そこからの2球連続ストレート。
最後、内角低めのストレートは、この試合では、ほとんど球審がとっていないコースだったが、桑原のやや守りの姿勢と、マクガフのボールの素晴らしさが、ストライクのコールをさせたように思った。
今回のヤクルト-DeNAの対決に、97年シーズン終盤のヤクルトと横浜の対戦を思い出したファンもいたと思う。
この時は、初戦で、石井一久にノーヒットノーランを喫し、2戦目では、試合終盤、土橋にタイムリーを打たれ、連敗。
この年も、シーズン序盤は連敗続きも、夏場になって連勝を続け、ヤクルトに迫っていった展開。
シーズン終盤の優勝争い自体、初めてだったファンも(選手も)多かった当時。
ただ、当時と現在の野球の違いを考えると、今シーズンは、2019年、2位となったシーズン(優勝は巨人)に近いかもしれない。
ヤクルト戦を終え、残り32試合。
今後のポイントは、今永・濵口・大貫・石田以外の先発投手のときに、いかに勝ち試合にできるか。
そして、現在の勝ちパターンの5投手以外で信頼のおけるブルペン投手の台頭だろう。
田中が故障で離脱以降、実質、エスコバーだけという左の中継ぎ投手も、もう一人欲しい。
火曜日からは、浜スタで中日3連戦、そして金曜からマツダスタジアムで広島3連戦。
次のヤクルト戦は、9/11・9/12。
そこまでに、どれだけ勝利を重ねることができるか。
この6年で、Aクラスを3度、日本シリーズも1度経験している、横浜ファン。
97年の時より、かなり諦めは悪くなっている。
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