2021年は、「横浜DeNAベイスターズ」が誕生して、10年目の年となった。
あの2012年ホーム最終戦での
中畑監督のスピーチから10年が経ったわけだが、節目の年ということもあり、この10年を振り返る出版物なども刊行されている。
2016年以降は最下位無し、直近の5年間でAクラス3回という成績は、その前の10年(2002~2011年。10年間で8度の最下位。うち6度は勝率3割台)を考えれば、チームの立て直しに見事成功したと言える。
しかし、
前回のブログで少し触れたように、常時優勝争いをできるようなチームにまではなっていない現実もある。
DeNA10年目となる2021年。3代目・横浜DeNA監督となる三浦大輔監督のもと、始まったシーズンだったが、前半戦、特に序盤は苦しんだ。
シーズン中断前までの成績は、31勝44敗11分け。3・4月の低迷を考えると盛り返した感もあるが、3位ヤクルトまでは11.5ゲームという位置。
この序盤、DeNAが苦しんだ大きな要因の一つが、先発投手の不足だった。
シーズン開幕前は、今永の出遅れや、外国人投手の合流遅れはあるものの、濵口・平良・大貫に加え、新加入の入江、そして京山・上茶谷・阪口が先発6人の枠を争う陣容は、うまく行けば、安定した先発ローテを構成できるのではという期待もあった。
しかし、実際にシーズンが始まると、その見通しが極めて甘いものであったことを思い知らされた。
5月に入り、外国人投手、今永、坂本がローテに入り、ようやく戦える体制になってきたが、それでも、さらなる上位を伺うには、まだ力不足の感がある。
思えば、横浜DeNAとなり、チームの勝ち星はかなり増えたものの、先発投手については、故障者の多さなどもあり、苦心しているシーズンが多い。
そこで、今回は、印象ではなく、数字の面から、果たして、この10年の横浜DeNAの先発陣はどうだったのかを、見ていく。
なお、今回、評価の対象としたのは、そのシーズンで、先発登板が10試合以上あった投手。そして、各投手を下記の基準で評価した。
A…規定投球回で防御率2点台、または12勝以上(ただし、勝ち越し)
B…120回以上で防御率3.5未満または10勝以上
C…100回以上で防御率4.0未満または7勝以上
D…70回以上で防御率4.5未満、または5勝以上
E…A~D以外
※勝ち星は、先発投手としての勝ち星が対象
※防御率・イニング数は、シーズン全体の数字を対象に
※試合数の関係で、登板・投球回・勝利数を、2020年は1.2倍、2021年は1.66倍にして評価した(2021年は、まだシーズン6割ほどの消化なので、あくまで参考値という位置付け)。
さらに、A…4点、B…3点、C…2点、D…1点、E…0点とし、各年の合計を、該当年の最後に記した。
〔数字の見方〕
※A~Eの次の表記は、数字…ドラフト順位(巡)、自…自由枠、希…希望枠、育…育成、F…FA、補…人的補償、外…外国人投手、移…移籍(FAは除く)
※選手名以下の数字は、登板数・イニング数・勝敗・防御率
※登板数は先発登板数(括弧内は救援登板数)
※勝敗は、シーズンでの勝敗(うち、括弧内が救援での勝敗)
〔2012年〕 46勝85敗13分(6位)
A 6 三浦 25 182.2 9勝9敗 2.86
B 希 高崎 24 151.2 7勝10敗 3.20
C 育 国吉 19 112.2 4勝12敗 3.67
D 補 藤井 16 84.0 7勝7敗 3.75
E 外 ブランドン 15(1) 69.1 2勝8敗 5.32
【10点】
〔2013年〕 64勝79敗1分(5位)
C 6 三浦 27 175.2 9勝13敗 3.94
C 2 三嶋 22(12) 146.1 6勝9敗 3.94
C 補 藤井 21 117.0 6勝5敗 3.54
D 3 井納 14(4) 89.1 5勝7敗 5.34
D 1 須田 12(2) 63.1 6(1)勝3敗 4.83
【8点】
〔2014年〕 67勝75敗2分(5位)
A F 久保 28 178.1 12勝6敗 3.33
B 3 井納 25 159.1 11勝9敗 4.01
B 外 モスコーソ 24 146.0 9勝9敗 3.39
B 1 山口 17(16) 124.0 8勝5(2)敗 2.90
D 6 三浦 15 94.2 5勝6敗 3.04
E 移 尚成 10 51.0 0勝6敗 5.29
(注:山口…高校生ドラフト(以下同))
【14点】
〔2015年〕 62勝80敗1分(6位)
B 3 井納 20(1) 134.2 5勝8敗 3.27
C F 久保 21 122.1 8勝7敗 4.12
D 1 山口 20 114.1 3勝6敗 4.49
D 6 三浦 17 98.0 6勝6敗 4.13
D 2 三嶋 14(6) 88.0 5勝5(1)敗 4.81
D 育 砂田 14 76.0 3勝5敗 3.20
D 2 石田 11(1) 71.2 2勝6(1)敗 2.89
E 外 モスコーソ 11(4) 60.2 3勝6(1)敗 5.19
【10点】
〔2016年〕 69勝71敗3分(3位)
B 2 石田 25 153.0 9勝4敗 3.12
C 3 井納 23 151.2 7勝11敗 3.50
B 1 山口 19 138.2 11勝5敗 2.86
B 1 今永 22 135.1 8勝9敗 2.93
D F 久保 15 96.1 5勝8敗 3.55
D 外 モスコーソ 13 80.0 5勝7敗 5.18
【13点】
〔2017年〕 73勝65敗5分(3位)
C 3 井納 24(1) 152.1 6勝10敗 3.84
A 1 今永 24 148.0 11勝7敗 2.98
B 外 ウィーランド 21 133.0 10勝2敗 2.98
B 1 濵口 22 123.2 10勝6敗 3.57
C 2 石田 18 106.0 6勝6敗 3.40
【14点】
〔2018年〕 67勝74敗2分(4位)
A 1 東 24 154.0 11勝5敗 2.45
D 1 濵口 18(1) 94.2 4勝5敗 3.90
E 2 石田 15(8) 92.1 3(2)勝7敗 4.97
E 外 ウィーランド 16 92.0 4勝9敗 4.99
E 1 今永 16(7) 84.2 4(1)勝11(1)敗 6.80
D 補 平良 13 67.0 5勝3敗 3.49
D 4 京山 12(1) 59.0 6(1)勝6(1)敗 5.64
E 外 バリオス 10(4) 54.0 2勝5敗 3.33
【7点】
〔2019年〕 71勝69敗3分(2位)
A 1 今永 25 170.0 13勝7敗 2.91
C 1 上茶谷 24(1) 134.0 7勝6敗 3.96
D 1 濵口 16(1) 82.1 6勝5敗 3.17
D 3 大貫 15 66.2 6勝5敗 5.00
D 補 平良 14(1) 70.0 5勝6敗 4.11
E 3 井納 14(1) 70.0 4勝5敗 4.76
【9点】
〔2020年〕 56勝58敗6分(4位)
A 3 大貫 19 113.2 10勝6敗 2.53
C 3 井納 17 89.0 6勝7敗 3.94
C 補 平良 14 83.1 4勝6敗 2.27
D 1 濵口 16 78.1 6勝5敗 4.60
D 1 上茶谷 11 59.0 2勝3敗 4.12
E 2 坂本 10 46.0 4勝1敗 5.67
(※登板・投球回・勝利数は1.2倍で評価)
【10点】
〔2021年〕 31勝44敗11分
B 1 濵口 14 79.1 5勝5敗 3.18
E 3 大貫 12 58.0 3勝5敗 5.74
D 1 今永 8 47.1 3勝2敗 3.61
D 2 坂本 10 45.0 3勝2敗 4.20
E 3 阪口 8 35.0 2勝3敗 4.11
E 外 ピープルズ 31.0 2勝3敗 5.81
(※登板・投球回・勝利数は1.66倍で評価)
(【5点】)
シーズン半ばである2021年を除いた、2012~2020年の9年間の合計点は、95点で、1シーズン平均は、約10.6点。
井納・山口・三浦と3人の月間MVP受賞者が出た(山口は2度受賞)2014年、またラミレス監督の1・2年目の2016年・2017年は、13~14点という点数だが、それ以外のシーズンの点数は決して高いとはいえない。
なかでも、2019年は2位(といっても貯金は2だが)となったにもかかわらず、9点しかないところに、ラミレス監督3年目以降の、救援陣のつなぎで勝ちを拾う方法に特化したスタイルが見える。
及第点といっていいC以上の延べ人数は、A…6人、B…10人、C…10人(※2021年は除く)。
2年連続Aの投手はゼロ。ここ数年では、2018年の東、2020年の大貫がAだが、2018~2020年の3年間は、Bの投手はゼロである。
この10年で、上記のリストに最も名を連ねているのは、井納。7年、名前が入っており、うち、Bが2度、Cが3度。
それに続くのが、今永と濵口の5年。今永は、Aを二度記録しているが、一方でEの年もある。濵口は今年を含めると5年連続でリストに名を連ねるが、昨年まで3年連続、D評価である。
また、長年課題とされてきた、外国人の先発投手は、2014年のモスコーソ、2017年のウィーランドがB評価だったが、いずれも、その翌年は大きく成績を落とした。
では、こうした状況は、他球団と比べてどうなのか。
そこで、この10年で5度の優勝を記録した巨人、3度の優勝を果たした広島を比較対象としてみる(ホーム球場の得点の入りやすさにおいて、DeNAとそこまで大きな差が無いこともあるため)。
まずは、巨人先発陣の10年。
《巨人》
〔2012年〕86勝43敗15分(1位)
A 自 内海 28 186.0 15勝6敗 1.98
A 1 澤村 26(1) 169.2 10勝10敗 2.86
A F 杉内 24 163.0 12勝4敗 2.04
A 外 ホールトン 25 158.0 12勝8敗 2.45
D 2 宮國 16(1) 97.0 6勝2敗 1.86
E 外 ゴンザレス 10(1) 45.0 4勝1敗 3.20
【17点】
〔2013年〕 84勝53敗7分(1位)
A 1 菅野 26(1)176.0 13勝6敗 3.12
A 自 内海 25 160.1 13勝6敗 3.31
B F 杉内 24 153.0 11勝6敗 3.35
B 1 澤村 22(12)158.1 5(1)勝10(1)敗 3.13
C 外 ホールトン 18 103.2 9勝4敗 3.73
D 2 宮國 17 87.2 6勝7敗 4.93
【17点】
〔2014年〕 82勝61敗1分(1位)
B F 杉内 26 159.1 10勝6敗 3.16
A 1 菅野 23 158.2 12勝5敗 2.33
B 自 内海 22 144.2 7勝9敗 3.17
C F 大竹 22 129.0 9勝6敗 3.98
D 4 小山 16 93.1 6勝2敗 2.41
D 1 澤村 11(1) 72.2 5(1)勝3敗 3.72
E 外 セドン 10 52.0 4勝5敗 4.67
【14点】
〔2015年〕 75勝67敗1分(2位)
A 1 菅野 25 179.0 10勝11敗 1.91
B 3 高木勇 26 163.2 9勝10敗 3.19
A 外 ポレダ 24 147.0 8勝8敗 2.94
A 外 マイコラス 21 145.0 13勝3敗 1.92
D F 杉内 17 95.2 6勝6敗 3.95
E 3 田口 12(1) 66.1 3勝5敗 2.71
E F 大竹 11 56.0 3勝4敗 3.21
【16点】
〔2016年〕 71勝69敗3分(2位)
A 1 菅野 26 183.1 9勝6敗 2.01
A 3 田口 26 162.0 10勝10敗 2.72
C 自 内海 18 107.1 9勝6敗 3.94
D 3 高木勇 18(7) 117.0 5勝9(1)敗 4.31
D 外 マイコラス 14 91.2 4勝2敗 2.45
D F 大竹 16(1) 91.1 6勝6敗 3.55
E 2 今村 14(2) 77.1 3勝4敗 5.59
【13点】
〔2017年〕 72勝68敗3分(4位)
A 外 マイコラス 27 188.0 14勝8敗 2.25
A 1 菅野 25 187.1 17勝5敗 1.59
A 3 田口 26 170.2 13勝4敗 3.01
D 2 畠 12(1) 72.1 6勝4敗 2.99
E F 大竹 13 69.0 4勝4敗 5.09
E 自 内海 12 57.2 2勝7敗 5.77
【13点】
〔2018年〕 67勝71敗5分(3位)
A 1 菅野 27(1) 202.0 15勝8敗 2.14
C F 山口 21(9) 154.0 9(1)勝9(1)敗 3.68
D 移 吉川 18(4) 101.1 6勝7敗 4.26
D 外 メルセデス 13 92.0 5勝4敗 2.05
E 3 田口 16 86.1 2勝8敗 4.80
D 自 内海 14(1) 82.0 5勝5敗 4.17
D 2 今村 13 77.0 6勝2敗 3.86
【10点】
〔2019年〕 77勝64敗2分(1位)
A F 山口 26 170.0 15勝4敗 2.91
B 1 菅野 22 136.1 11勝6敗 3.89
C 外 メルセデス 22 120.1 8勝8敗 3.52
D 1 髙橋 18 93.0 5勝7敗 3.19
D 1 桜井 17(12)108.1 8(1)勝6(1)敗 4.32
D 2 今村 15(2) 81.2 3勝2敗 4.08
E 外 ヤングマン 10 44.1 3勝4敗 6.09
【12点】
〔2020年〕 67勝45敗8分(1位)
A 1 菅野 20 137.1 14勝2敗 1.97
B 6 戸郷 18(1) 107.2 9(1)勝6敗 2.76
C 外 サンチェス 15 87.2 8勝4敗 3.08
D 3 田口 14(12) 89.1 5勝7(2)敗 4.63
D 2 畠 12 65.2 4勝4敗 2.88
D 2 今村 11(1) 62.2 5勝2敗 3.16
E 外 メルセデス 11 58.0 4勝4敗 3.10
(※登板・投球回・勝利数は1.2倍で評価)
【12点】
〔2021年〕 43敗32敗10分(2位)
A 1 髙橋 15 93.1 9勝3敗 2.51
A 6 戸郷 14 83.2 8勝4敗 3.87
D 外 サンチェス 14 73.0 5勝5敗 4.68
D 2 今村 10(3) 58.0 2勝3(1)敗 2.48
D 1 菅野 9 52.0 2勝4敗 3.29
D 2 畠 8(14) 57.0 2勝3敗 4.26
D 外 メルセデス 6 35.0 5勝1敗 2.31
(※登板・投球回・勝利数は1.68倍で評価)
(【13点】)
まず目立つのは、A評価の多さ。毎年、必ずAの投手がおり、3人以上いる年もある。
そのなかで、やはり別格の存在感を誇るのが菅野。もはや、Aの上の「Sクラス」といってもいい成績の年も多く、1年目からの6年連続を含む7度のA評価を記録している。
加えて、FA加入選手(杉内・山口)、外国人投手(マイコラス・ポレダ・ホールトン)、2位指名以下の投手(田口、シーズン途中ではあるが2021年の戸郷)も、A評価を記録している。
内海・菅野・澤村については、強引にも見える獲得策に批判の声もあったが、入団後の成績を見ると、その獲得自体は、(大をつけてもいい)成功だったことがわかる。
なお、2019年・2020年は、優勝はしたものの、先発陣合計の点数は高いとは言えない。それだけ、原監督の投手陣のやりくりが見事だったと言えるかもしれないし、球界全体の流れとして、先発投手の比重が少なくなっていることの表れとも言えるかもしれない。
続いて、広島を見ていく。
《広島》
〔2012年〕 61勝71敗12分(4位)
A 1 前田 29 206.1 14勝7敗 1.53
B 外 バリントン 29 175.2 7勝14敗 3.23
A 1 野村 27 172.2 9勝11敗 1.98
A 1 大竹 24 144.2 11勝5敗 2.36
D 2 今井 13(11) 96.0 4勝8敗 2.81
E 1 福井 10(7) 58.2 2勝3敗 4.30
【16点】
(注:前田・今井…高校生ドラフト(以下同))
〔2013年〕 69勝72敗3分(3位)
A 1 前田 26 175.2 15勝7敗 2.10
B 外 バリントン 28 172.2 11勝9敗 3.23
B 1 大竹 25 163.0 10勝10敗 3.37
A 1 野村 23 149.1 12勝6敗 3.74
E 2 中村恭 11(1) 52.1 1勝5敗 3.96
E 6 中﨑 11(6) 60.1 2(1)勝7敗 5.82
【14点】
〔2014年〕 74勝68敗2分(3位)
A 1 前田 27 187.0 11勝9敗 2.60
B 1 大瀬良 26 151.0 10勝8敗 4.05
C 外 バリントン 23 131.2 9勝8敗 4.58
C 1 野村 19 104.2 7勝8敗 4.39
D 2 九里 16(4) 83.1 2勝5敗 4.00
E 1 福井 11 60.0 4勝5敗 4.35
【12点】
〔2015年〕 69勝71敗3分(4位)
A 1 前田 29 206.1 15勝8敗 2.09
A 外 ジョンソン 28 194.1 14勝7敗 1.85
A 1 黒田 26 169.2 11勝8敗 2.55
C 1 福井 21 131.1 9勝6敗 3.56
D 1 野村 15 87.1 5勝8敗 4.64
【15点】
〔2016年〕 89勝52敗2分(1位)
A 外 ジョンソン 26 180.1 15勝7敗 2.15
A 1 野村 25 152.2 16勝3敗 2.71
B 1 黒田 24 151.2 10勝8敗 3.09
D 1 岡田 15(3) 89.1 4勝3敗 3.02
D 1 福井 13 76.2 5勝4敗 4.34
E 2 九里 10(17) 80.0 2(1)勝2敗 4.50
【13点】
〔2017年〕 88勝51敗4分(1位)
A 1 野村 25 155.1 9勝5敗 2.78
B 1 大瀬良 24 145.2 10勝2敗 3.65
A 1 岡田 24 141.2 12勝5敗 4.00
A 2 薮田 15(23) 129.0 15(3)勝3(1)敗 2.58
D 2 九里 13(22) 116.1 9(4)勝5(1)敗 3.64
D 外 ジョンソン 13 76.1 6勝3敗 4.01
D 5 中村祐 14(1) 74.2 5勝4(1)敗 3.74
【18点】
〔2018年〕 82勝59敗2分(1位)
A 1 大瀬良 27 182.0 15勝7敗 2.62
B 外 ジョンソン 24 144..2 11勝5敗 3.11
C 1 岡田 24(2) 138.0 8勝7敗 5.09
C 1 野村 20 119.1 7勝6敗 4.22
C 2 九里 19(5) 120.1 8勝4(1)敗 4.26
【13点】
〔2019年〕 70勝70敗3分(4位)
B 1 大瀬良 25(1) 173.1 11勝9敗 3.53
A 外 ジョンソン 27 156.2 11勝8敗 2.59
B 3 床田 24(1) 139.2 7勝6敗 2.96
C 2 九里 19(8) 118.0 8(1)勝8敗 3.51
D 1 野村 18 95.1 6勝5敗 4.06
D 5 アドゥワ 14(5) 91.2 3勝5敗 4.32
【14点】
〔2020年〕 52勝56敗12分(5位)
A 2 九里 20 130.2 8勝6敗 2.96
A 1 森下 18 122.2 10勝3敗 1.91
C 5 遠藤 19 107.0 5勝6敗 3.87
D 3 床田 15 76.2 5勝8敗 4.93
D 1 野村 13 70.2 6勝3敗 4.58
D 1 大瀬良 11 63.1 5勝4敗 4.41
E 外 ジョンソン 10 51.2 0勝7敗 6.10
(※登板・投球回・勝利数は1.2倍で評価)
【13点】
〔2021年〕 30勝42敗10分(5位)
A 1 森下 13 90.1 6勝4敗 2.29
A 2 九里 13 83.2 7勝5敗 3.33
C 1 大瀬良 11 67.1 3勝3敗 3.74
E 2 高橋昂 9 42.0 2勝4敗 6.00
D 3 床田 8 40.2 1勝2敗 3.98
D 6 玉村 8 47.0 2勝3敗 3.26
E 1 野村 7 32.1 0勝4敗 6.12
(※登板・投球回・勝利数は1.74倍で評価)
(【12点】)
こちらも、前田健太という大エースの存在が際立つ(上記のリストには無いが、A評価クラスの成績は2010年から)。
さらに、野村・森下といったドラフト1位が、入団時の期待に違わない活躍を見せている(野村の場合、大きく成績を落としている年もあるが)。
そして、広島先発陣の特徴とも言えるのが、外国人投手の存在。
バリントン(2011年より在籍)、ジョンソンといった、複数年にわたって先発ローテを張る外国人投手がいるのは、大きな強みである(もっと前だと、ルイスやミンチーらの存在も)。
では、次に、数値面から、DeNAと巨人・広島を比較してみる(対象は2012年~2020年)。
〔投手 合計の点数〕
DeNA 95点/平均10.6点
巨人 124点/平均13.8点
広島 128点/平均14.2点
〔A・B・C評価の延べ人数〕
DeNA A…6人、B…10人、C…10人
巨人 A…18人、B…7人、C…6人
広島 A…18人、B…9人、C…8人
こう見ると、A評価の投手の数の差が歴然としている。
A評価となると、リーグを代表するほどの投手とも言え、そうした投手の獲得は容易ではないとも思ってしまうが、それでも、そのクラスの投手が先発陣にいない状況での優勝というのは、ほぼ無理と言ってもいいことが、上記のリストから読み取れる。
厳しい見方をすれば、今のDeNAの投手陣で、今後、A評価を獲得できる可能性を持っているのは、今永ぐらいではないか(もちろんファンとしては、他の投手の躍進に期待したいが、そうした感情を排してシビアな目で見たときに)。
その今永も、故障明けということもあり、再び、A評価の活躍を見せてくれるかは、わからない。
となると、本気で優勝を狙うのであれば、今オフ以降のドラフトでは、A評価の活躍を見せてくれる可能性の高い先発投手の獲得を最優先とするべきだと思う。
そして、もう1点、明らかに他球団と比べて劣っているのが、外国人の先発投手の成功率。
3年以上活躍する投手というのは、なかなか難しいにしても、少なくとも2年間は、C評価以上の活躍を見せてくれる投手の獲得。しかも、1投手で終わらず、新たな投手を獲得した際も、同程度の投手を獲得できるぐらいのノウハウの蓄積が求められるだろう。
ファンとしての期待値を持って見れば、現在のDeNAの投手の陣容には、可能性が広がっているように見える。
しかし、実際、他球団の先発陣と比較すると、明らかに先発投手が不足している現実が突き付けられる。
もちろん、昨年、大貫投手の飛躍の切っ掛けとなったと言われる、映像を積極的に取り入れたレベルアップなど、チーム内での取り組みも重要だが、獲得策をより重視した先発投手の強化は、本当の意味での優勝を狙うのであれば、不可欠と思われる。
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