2020年のプロ野球が開幕して1ヶ月あまり。
開幕直後は、何はともあれプロ野球を見られること自体に感謝する野球ファンが多かったと思いますが、1ヶ月あまりが経ち、贔屓チームの勝敗について、ヒートアップ度が増しつつある今日この頃(^^)。
セ・リーグは、今日で2まわり目が終了。
横浜DeNAは連敗がようやく6で止まり、13勝15敗1分け(ほか、雨天中止1試合)。
そんななか、最近Twitterで、各カード末に、対戦したチームの感想を、そのチームと次に対戦するチームのファンに対して紹介する、「プロ野球申し送り事項」というツイートがしばしば見られます。
他球団のファンから見た対戦チームの評価というのは、意外と新鮮なものも多く、興味深いツイートだったり、ついつい笑ってしまうツイートもあります。
なお、この「プロ野球申し送り事項」は、対戦したチームの主に「いい所」が紹介されることが多いですが、実際のプロ野球では当然、そのチームのウイークポイントなども共有されていることと思います。
そこで今回は、カードが2まわりした現時点における、「他球団はDeNAをこう見ているのでは」という部分をクローズアップ。
加えて、他球団からの見方だけだと一方通行なので、「DeNAファンの立場から見た」他球団の印象も対にして挙げていきたいと思います。
【広島】
〔広島 → DeNA〕
開幕3戦目、スコットで逆転サヨナラを食らって3タテを逃したのは、返す返すももったいなかった。
これまで二度、終盤に逆転勝ちしたように、パットン・三嶋・国吉・平田といった中継ぎ陣は安定度が低いので、劣勢でも、試合終盤まで僅差で付いていけば、ひっくり返せる可能性あり。ただ、こちらの中継ぎ陣も不安定なので、なんとか失点を最小限にして試合を進めていきたいところ。
先発陣では、森下がDeNA戦で2試合とも好投したので、手強い印象を植え付けられたはず。
打線を見ると、佐野が厄介。オースティンも出場してくると打ち、新たにスタメンに加わったこの2人は要警戒。
〔DeNA → 広島〕
ここまでの3敗はすべて逆転負け。堂林、鈴木に満塁弾を食らうなど、中継ぎ陣の不安定さが敗戦に直結している。
菊池涼は完璧に抑えているが、復帰してきた松山に打たれると打線がつながるので、鈴木誠也の後のこの部分を抑えておきたい。
投手陣を見ると、まだ調子の上がっていないフランスアはじめブルペン陣は強くはないので、そこに付け込みたいところ。また、初登板時に好投を許した森下は、今後のことを考えても、次の対戦では攻略しておきたい。
【中日】
〔中日 → DeNA〕
今季初対戦で3タテを食らったのは痛かった。
今年もナゴヤドームでの試合はロースコアが予想されるので、守備も含めて、粘り合いを制したいところ。
オースティンは、出場してきたら要警戒。佐野も、意外と確実性のある打撃をする。
DeNA戦はなかなか点が取れない印象があるが、盗塁阻止率が高いチームではないので、できれば、大島、京田が塁に出てかき回すような攻撃も仕掛けていきたいところだが…。
〔DeNA → 中日〕
昨年まで5年連続で勝ち越しており、比較的分のいい相手。攻撃面でこちらの嫌がる攻撃をしてこないのと、例年、ブルペン陣で主力と期待される投手が不調となることが多いのが、勝ち越せている原因か。
ナゴヤドームの3戦目こそ大量失点を喫したが、現状、今年もそこまで怖い打線ではない。ただし、阿部には要注意。大島も相変わらず簡単には打ち取らせてくれない。
ブルペン陣では、岡田に代わってストッパーとなったR.マルティネスはなかなか攻略が難しいかも。福も安定している。あとは、“天敵”とも言える山井がいつ登板してくるか。
【阪神】
〔阪神 → DeNA〕
横浜での今季初対戦では、あわや3タテを食らうところだったが、甲子園では勝ち越し。
毎年、分のいい相手だけに、早めに星を五分にしたのは大きい。ジョンソン・ドリス・守屋・島本ら昨年好成績を挙げた投手たちがいないなかでのイーブンの状態なので、中継ぎ陣がもう少し安定すれば、今後はさらに優位な状況に持ち込むことができるのでは。
西は勝ち星こそ挙げられていないものの、DeNA打線は昨年と同様、ほぼ対応できていない。二軍で好成績を挙げている藤浪・岩田あたりも相性のいいDeNA戦で、はずみをつけてくれれば。
ただし、ソトは要注意。特にランナーを溜めてのホームランだけは避けたい。一方、ロペスは今のところ不調。現状では、オースティンが出場してきた方が怖いかも。
打線では大山が、今年もDeNA戦では大爆発の予感。あとは近本が復調し、塁に出てかき回すことができれば、さらに得点力は増す。浜スタの狭さを考えると、陽川・中谷あたりの一軍での活躍も期待したいところ。
〔DeNA → 阪神〕
6年連続、しかも、ここ2年大きく負け越している阪神。初対戦では勝ち越したが、甲子園では、またも大山に活躍を許す結果に。苦手意識を払拭するためにも、何とか先に(対戦成績)10勝に乗せたい。
7月2週目に入ったあたりから好調だが、ブルペン陣に昨年ほど安定した投手がいない所は突いていきたい。先発陣では、西、青柳の攻略はかなり難しいので、他の先発投手のときは、序盤で攻略するなどして、なるたけ星を取って行きたい。そんななか、藤浪が一軍復帰とのニュースが…。
糸井・福留に例年ほどの怖さが無いのは救いだが、長年苦手としている原因は、いまだハッキリとはぜず(しかも、浜スタでも甲子園でも勝てない)。
今年がその原因をつかめる年となればいいが…。
【巨人】
〔巨人 → DeNA〕
優勝争いを考えると、叩いておかなければいけない相手。その意味では、横浜での3タテは、初戦コールドという幸運があったにせよ大きかった。
3戦目の逆転勝ちを呼び込むきかっけとなった増田の盗塁のシーンなどを見ると、今年もバッテリーの盗塁阻止力は高いといえない。
どんな展開でも出てくる国吉、パットン、エスコバー、三嶋の各中継ぎ陣は、四球を出す確率も高い投手たちなので、ヒットでなくても、四球→盗塁でのランナー二塁というシチュエーションを作れる。
攻撃面を見ると、バントをしてこない攻撃スタイルは、全選手が好調ならば怖いが、併殺をとれる確率も上がるので、現状では助かっている。
ただし、やはり今年もソトは要注意。また、序盤戦は調子の出ていない様子のロペスも起こさないようにしたい。
〔DeNA → 巨人〕
ここまで打線がかなり抑えられており、相手に優位に試合を進められている試合が多かったので負け越しは仕方がないにしても、3タテだけは阻止したいところだったが…。
戸郷が新たな苦手投手になりそうな気配なので、そろそろ攻略法を見つけておきたい。
ブルペン陣は決して強くはないが、そのなかでは安定度が高い中川をいかに攻略、あるいは代打起用などで無効化できるかがカギ。あとは、移籍の高梨が今後どういった場面で出てくるか。
岡本は抑えた試合もあったが、あの土壇場での右へのホームランを見せつけられると、今年はもう一レベル上の警戒が必要な選手に。丸もはまだ本調子ではないようだが、やはり警戒すべき打者。
なお、今年も選手起用の巧さを感じさせる原監督だが、優勢時に時折、余裕を持ちすぎる選手交代をすることがあるので、そこは突きどころ。
【ヤクルト】
〔ヤクルト → DeNA〕
とにかく打つ。現状の自チームのブルペン陣の力を考えると、勝つには、打線がある程度得点をとる必要がある。筒香はいなくなったものの、代わりに入った佐野がこれまた打つ。ソト、宮﨑といった実績組に加え、柴田、大和まで打つ、となってくると、正直手がつけられない。
一方、DeNA投手陣を見ると、四球をもらえる投手が多いところが、一つの突破口になり得る。村上が伸長著しく、青木も元気なだけに、これで山田が復調してくれば、得点力もグッと上がるのだが…。
今季は良くないといわれる山﨑康晃だが、それでも抑えるところに、経験値を感じる。
〔DeNA → ヤクルト〕
このところ、比較的相性がいいが、時折大きく負け越すことがあるカード。シーズンの帰趨を占うには、隠れた重要カード。
村上の迫力が増しており、好調の青木も要注意。ブレイクしつつある山崎晃大朗、西浦あたりを抑えることで、大量失点の芽を摘んでいきたいところ。
山田がいまのところ不調だが、次の対戦までに、果たして調子を戻してくるか。
ブルペン陣は現状そこまで脅威ではないが、清水が勝ちパターンの一角を占めるまでになり、石山も復調気配。
毎年、5月ごろになると、ブルペン陣の登板過多もあって急に失速する印象もあるが、今年は開始時期が通常と異なり、試合数もいつもより少ないので、このまま好調を維持する可能性もある。
試合を重ねることでより鮮明になってくるであろう高津監督の采配と選手起用も注視しておきたいところ。
なお、明日からの3まわり目は、広島(浜スタ)→ 巨人(東京ド)→ 阪神(甲子園)→ 中日(浜スタ)→ ヤクルト(浜スタ)の順。
6連戦が続くなか(しかも、3まわり目のヤクルト戦の後は休みなしで阪神戦(浜スタ)があり、9連戦)、今年も中継ぎ投手の登板過多、そして山﨑康晃の調子が心配ではありますが、クライマックスシリーズの無い今年のセ・リーグ。
今後、どういった展開を見せるでしょうか。
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