2018年プロ野球 2つのポイントから見る12球団振り返り〔セ・リーグ編〕
2018年 12月 17日
2018年もあと2週間あまり。
FA宣言した選手の所属先が決まった一方、少し驚きのトレードのニュース、また一部去就が未定の外国人選手などもいますが、遅まきながら、2018年の12球団の戦いを振り返っていきたいと思います。
なお、本ブログでは、開幕前に、12球団各チームのポイントとなると思われる部分を挙げました。
ということで、「それらのポイントが実際のシーズンではどうだったか」、そして「いざシーズンに入ってみてポイントとなった部分」の2つの注目点から各球団を振り返り、加えて、少しだけ来季の展望にも触れていきたいと思います。
まずは、セ・リーグから。
【1位 広島】
《シーズン前の注目ポイント》:リリーフ陣
今季も優勝候補の筆頭と目されるなか、数少ない不安材料だったのがリリーフ陣だった。
いざ蓋を開けてみると、昨年68試合・防御率2.38の今村が、今季は43試合・防御率5.17、同じく勝ちパターンの一角だったジャクソンも60試合・防御率2.03から48試合・防御率2.76と大きく数字を落とした。
その他、53試合・防御率2.70の中田が15試合・防御率13.14、また中継ぎ専任ではないが、昨年は救援でも存在感を見せた薮田が今年はわずか9試合の登板と、ブルペン陣が瓦解する可能性も十分にあった。
その状況を救ったのが、序盤戦のアドゥワ、そして中盤からはフランスアの存在だろう。
まだ高卒2年目のアドゥワは、ランナーは出すものの、最後のところで得点を許さない粘りのピッチングで、どちらに転ぶかわからない試合をチームがものにする機会を何度となく作った(最終的に53試合に登板)。
フランスアの夏場以降の活躍は、驚異的の一言。47試合65イニングで防御率1.66。対左打者に至っては、被打率.105・被本塁打ゼロと、ほぼ完璧に抑えた(ただ、そのフランスアが、日本シリーズで明石に痛恨の同点弾を浴びるというのが、野球の怖いところではあるが)。
《シーズンに入ってのポイント》:下位打線
田中・菊池・丸・鈴木誠也と、これまで実績を残してきた選手が並ぶ上位打線に加え、今年、チームの打撃陣を支えたのは、6番以降の打者の存在だった。
その筆頭は野間。レギュラー争いをしていた鈴木誠也から大きく水をあけられていたが、丸の故障欠場でつかんだチャンスから一気にブレイク。緒方監督の偏重起用という声もあったルーキーイヤーから4年を経て、その力が開花しつつある。
さらに、クリーンアップでも起用された25本塁打のバティスタ、そして序盤は苦しい時期もあった西川も打率3割超え。さらに、もともとバッティングに定評があった曾澤も、打率.305・13本塁打。チーム打率こそ昨年に比べ、.273→.262と落ちたものの、得点は736得点→721得点と微減に抑え、どこからでも得点がとれる打線は、3連覇の大きな要因となった。
来季は、チームで最もいい打者であるといっていい丸が抜ける。
さらに来年は菊池・曾澤、再来年は田中がFA資格(国内)を取得する見込み。各選手がどのような選択をするかはわからないが、3連覇を果たした現況に安穏としていられないというのが、広島の現状だろう。
今年のドラフトで獲得した小園、さらには期待値の高い坂倉・中村奨成、今季ソフトバンクから獲得した曽根など、今後、新たにレギュラーを担ってほしい若手野手をどう育てていくか。
ファンにとっては、毎オフ、主力選手の動向にやきもきする一方で、選手が成長する姿を見る楽しみも持てるシーズンが続くのではないか。
【2位 東京ヤクルト】
《シーズン前の注目ポイント》:野手陣の故障者
毎年のように繰り返される、主力選手の故障。
特に野手に関しては、レギュラー陣のほとんどが一度は故障によって抹消される、という年もあるほど、「怪我」が、毎年、シーズンのキーワードとなっていたヤクルト。
今季も開幕から雄平・畠山が故障と、同じ轍を踏むかとも思ったが、雄平が比較的早い時期に復帰、そしてメジャーから復帰してきた青木が、シーズン最終盤の離脱などはあったものの127試合に出場。
その他、西浦が廣岡とのレギュラー争いにひとまず勝つ形でレギュラー定着するなど、サードを除いてほぼ固定メンバーで戦うことができた。
結果的に、昨年印象に残る活躍をした戦力外からの移籍組、大松・鵜久森、また山崎・藤井あたりが出場機会を減らしたが、見方を変えると、それだけ今季は安定した戦いができたともいえる。
《シーズンに入ってのポイント》:青木
正直、昨年の借金51から一年で貯金9にまで躍進した原因は、一つのポイントに絞れるわけもなく、再び輝きを放った山田哲人、序盤戦のブルペン陣を支えた中尾や昨年からフル回転している石山や近藤の存在、慣れないファーストを守りつつもさまざまな打順で打線を支え3割をマークした坂口など、ポイントを挙げればキリがないが、今季の一番のキーポイントには青木の存在を挙げたい。
シーズン序盤は、まだ日本の野球でのバッティングの感覚を取り戻せていないようにも見え、もしかすると「これは苦労するかも…」と思ったが、6月ぐらいから安打を量産し始め、バントをせずとも打線をつなげる二番として十二分に機能。最終的にはリーグ4位の打率.327(出塁率は.409)。自身の出番でないときでも他の選手のプレーに一喜一憂する姿も含め、その存在はほとんどの人が予想していなかったであろうヤクルトの2位という結果に大きく貢献したと言えるだろう。
ただ、その青木も来年は37歳(学年で考えると38歳)。坂口・雄平・バレンティンも来季35歳。大引・畠山・川端、さらには控えの上田、荒木、藤井あたりもすでに30代と、全体的に野手の年齢層が高いヤクルト。
村上宗隆という、将来球界を代表する打者になる可能性を秘めている若手もいるが、全体としては、20代前半から中盤の野手の層が薄い。
今後、チーム力を落とさずに、どう世代交代を図っていくか。現場のコーチ陣の指導に加え、フロントの中期的ビジョンを立てる力も非常に重要になってくると思われる。
【3位 巨人】
《シーズン前の注目ポイント》:セカンド
「ベテラン」「移籍してきた有力選手」「外国人選手」頼みの状況から、生え抜きの若手選手が活躍する土壌をどう作っていけるか。
それが「原監督以降」の巨人のポイントだと考えており、その一つの象徴が、今季のセカンドだと思っていた。そのポジションを今季任されたのは吉川尚輝。打撃の方はなかなか率が上がらなかったが、井端コーチが「守備範囲は菊池以上かも」と評した守備では、見ている側の想像を超えるプレーをたびたび見せ、将来の可能性を大きく感じさせた。
それだけに、ヘッドスライディングによる左手骨折は何とも残念。ただ、代わりにセカンドに入ることの多かった田中俊も、社会人出身ということもあり、まとまりのある選手だけに、来季以降のセカンドのポジション争いも見ものである。
《シーズンに入ってのポイント》:岡本
シーズン前、巨人が生え抜きの若手野手を使っていけるかのポイントは「セカンド」だと思っていて、実際、そうした側面は多少なりともあったとは思う。
しかし、今季の若手台頭の象徴となると、やはり岡本だろう。村田の退団やオープン戦での成績もあり、開幕スタメンを勝ち取ったが、昨年の15試合・打率.194・本塁打0という成績から、よもや全試合に出場して3割30本100打点を達成、さらに6月以降は四番に座る選手になろうとは思ってもいなかった。4年目での劇的ともいえるブレイクのその技術的要因を知りたいところである。
シーズン途中、連続無安打がクローズアップされたこともあったが、月別の打率を見ると、2割6分を割った月はなく、そこまで大きな落ち込みはない。
来季は、新外国人ビヤヌエバの守備力によっては、サードを守る可能性もあるが、いずれにしても、実質一軍2年目となるシーズン、今後の選手人生を考えても、今年以上に大事な年となるだろう。
なお、来季は、3度目となる原監督が指揮を執ることとなる。
これまでの戦いを見る限り、若手選手を積極的に起用しチーム力を上げるというより、「実績のある選手のモチベーションを落とさずに、いかに効果的に各選手の力をチームの力とするか」に長けている監督という印象。今オフもすでに、丸を筆頭に精力的な戦力補強を行っているが、チームの将来、また「ファンが思い入れを持てる」チーム作りという点では、若手選手の育成力を上げることが本来大事にすべき部分であろうと思う。
特に野手に関しては、FA等での数々の有力選手獲得という状況があったとはいえ、「チームで育てた」といっていいレギュラーが、この20年で坂本と岡本のみという状況。しかも両選手ともドラフト1位で、その他、ほぼ即戦力に近い形で入団した阿部・長野・小林もドラフト1位入団。
それこそ、この20年の現実を考えると、ドラフト2位以降で巨人に入団した野手がレギュラーとなれる可能性はゼロという状況は流石に再考すべき状況。
原監督も過去二度の監督のときとはまた違うチーム作りの方法をしていく必要があるのではないか。
【4位 横浜DeNA】
《シーズン前の注目ポイント》:先発陣
開幕前は、昨年二桁勝利を挙げた今永・濵口・ウィーランドが故障により揃って不在。井納の中継ぎ転向もあり、先発としての実績があるのが石田のみ(その石田も二桁勝利の経験はなし)という非常事態。
一体どうなることかと思ったが、ルーキー東、2年目の京山、ソフトバンク時代は中継ぎでの登板が主だったバリオス、通算1勝の飯塚という、実績のない投手たちで、3・4月を13勝11敗と見事に凌いだ。
4月下旬からは、ウィーランド、今永、濵口が順々に一軍に戻ってきて、ここからさらなる勝利の積み上げがなるかと思われた。
しかし実際はそうならなかった。エースの座が期待された今永が、昨年の11勝7敗・防御率2.98から4勝11敗・防御率6.80。昨年新人王の濵口が10勝6敗・防御率3.57→4勝5敗・防御率3.90。昨年、球団初の外国人投手二桁勝利を挙げたウィーランドも、10勝2敗・防御率2.98→4勝9敗・防御率4.99と成績を大きく下げた。
ルーキー東の貯金を、昨年成績を挙げた投手で食いつぶす形になり、5月以降勝ち越した月は無し。
各投手が成績を残せなかった理由はそれぞれだろうが、先発投手の場合、1年のみの好成績はまったく次年度以降の成績を保証するものではない、ということを改めて痛感させられた1年だった。
《シーズンに入ってのポイント》:一・二番
本塁打はリーグトップ(181本)ながら、得点・四球・出塁率はリーグワースト。
特に、今季の横浜打線の姿を表しているのが四球363(1位の広島は599)、出塁率.307(1位の広島は.349)という数字だろう。
その一因として、固定できなかった一・二番があるのではないか。
昨年は、1年間、桑原を一番に固定したラミレス監督だったが、今年は桑原が不調と見るや否や3試合目で神里に変えた。ルーキーながら、その走力と長打も打てる打撃で光るものを見せた神里だったが、プロの水に慣れ切れていないところもあり三振率が高め。その後は桑原・神里の併用、復帰した梶谷の起用、さらに夏場以降は大和を据えたりしたが、最後まで形が決まりきらなかった。
一方の二番も、シーズン序盤は大和を起用するものの、その後はソト、さらに6月以降は日替わりとなり、最終的にはソト・宮﨑を起用する「『個の力』頼みの二番」という策に。ある意味では効果的な策ともいえたが、横浜の場合、ソト・宮﨑・筒香・ロペスの四人と他の打者との力が乖離しているため二番にソトあるいは宮﨑を据えてしまうと、六~九番以降が、非常に貧弱な打線となる。
ましてや、今季も「八番・ピッチャー」策をとったため、五番までで得点がとれないと、次に二番まで回ってくるまでノーチャンスといってもよく、それが今季の低得点につながったと考えられる。
こうした打順の組み方をはじめ、今季もセオリーといわれるものとは違う選手起用が多く見られたラミレス監督。結果的にシーズン負け越し、そしてクライマックス進出を逃したことで、ファンからは批判の声も多く聞かれた。
個人的には、場面場面での継投策に関しては、今年もその起用には唸らされることもあった。ただ、2か月前にも書いたが、前述の打順の件も含め、今季の戦いを見終えて、「ラミレス監督でしか回せない(勝てない)チーム」になってしまっているのでは」とう危惧がある。
結局のところ、「策」に頼りすぎた強さ(今の横浜の力を「強さ」と言ってしまうのはちょっと違和感もあるが)は長続きしない。ラミレス監督が将来的に、チームを去ることも十分考え得る。そのときに、本当の意味での「チームとしての力」がついていないと、また、あのとてつもなく弱い時代に逆戻りすることもあり得るだろう。
矛盾するかもしれないが、権藤監督以降、チーム方針の転換もあって、長きにわたって苦渋をなめ続けてきたファンとしては、ラミレス監督には、「ラミレス監督から別の監督に代わっても、勝てるチーム作り」をしていってほしい。その実現の方が、策を過剰に弄して勝利をたぐり寄せる手法よりも、「優れた指導者」の証になるのではないか。
【5位 中日】
《シーズン前の注目ポイント》:福田・高橋
今季開幕前にポイントに挙げたのは、期待されながら、なかなかその期待に応えられなかった2選手。福田に関してはすでに30歳と若手といえる年齢ではないが、落合監督が退任して以降、いまだ野手の世代交代ができていない感のあるチームのポイントとなる選手たちだと思っていた。
実際のシーズンは、福田が133試合・打率.261・13本塁打・63打点、高橋が128試合・打率.254・11本塁打・69打点。両選手とも自身初の規定打席に到達したが、福田には20本塁打以上、高橋には3割に近い打率を残してほしいことを考えると、物足りなさが残った。
来季以降は、根尾が入ってくることで、そのプレーぶり如何によっては、福田・高橋いずれかが再びレギュラーを外れることも十分考え得る。根尾の存在を、いい意味での自分への導火線にすることができるか。両選手には、まだまだ上を目指していってほしいところである。
《シーズンに入ってのポイント》:セットアッパー・ストッパー
新外国人のアルモンテ・ガルシアの大活躍、ビシエドの首位打者獲得、そして予想外にはまった一番・平田など、明るいトピックもあった中日だが、5位に終わったということで、上手くいかなったことをポイントに挙げたい。
昨年は、田島がストッパーとして固定された中日。また、年によって出来にばらつきがある又吉も防御率2.13・26HPと安定していた。
しかし今季は両選手とも大きく安定感を欠いた。昨年63試合・34Sだった田島が、30試合・15Sで防御率は7.22。又吉も11HPにとどまり、防御率は6.53。中日ファンは思い出したくもないだろうが、9月初めの神宮で9回、田島の乱調を機に6点差を追いつかれ、延長で又吉が上田にサヨナラホームランを打たれた試合は、今季の中日の戦いを象徴するゲームだった。
一方でルーキーの鈴木博志が颯爽とデビュー。今後、ブルペン陣を支えていく存在になるかと思われたが、思いのほか打者に慣れられるのも早く、最終的には防御率4.41(4S・16HP)という成績に。その他、3年前はストッパーを務めていた福谷も、不調に陥った2015年以降、いまだ復調の手がかりをつかめていないように見える。
これだけリリーフ投手が短いサイクルで不調に陥るケースが多い状況を見ると、投手起用策、また、投手の体調のケアという部分などにおいて、チームとして問題があるようにも見える。
このあたり、故障に長年苦しんだキャリアを持ち、さらに楽天や日本代表での投手コーチ経験をもつ与田監督がどのような策を講じるのか注目したいところ。
落合監督退任以降7年が経ったが、今季までその参謀であった森繁和監督が指揮を執っていたこともあり、強かった時代の野球への理想と、現実とのギャップを埋め切れていないようにも思える、近年の中日。
クライマックス進出も現在のセ・リーグでは最長となる6シーズン逃しているが、松坂の話題だけでなく、そろそろリーグのなかでチームとしての存在感を見せたいところである。
【6位 阪神】
《シーズン前の注目ポイント》:ロサリオ
昨年は78勝61敗の2位。
さらに上を目指すには新戦力の活躍が必須。他球団との争奪戦を経て獲得したロサリオが、文字通り今季の阪神の浮沈の鍵を握っているといえた。
結果は、75試合・打率.242・8本塁打・40打点。韓国リーグで2年連続3割30本塁打100打点をマークした打撃の片鱗を最後まで見せることはできなかった。
韓国リーグで好成績を挙げた野手の場合、日本でも好成績を挙げた選手(フェルナンデス〔ロッテ・西武etc〕、タイロン・ウッズ〔横浜・中日〕)もいれば、成績を挙げられなかった選手(ナバーロ〔ロッテ〕)もおり、その評価は難しい。一つ、成功するか否かのポイントを挙げるのならば、外角低めへのスライダーの見極めということになるのだろうが、いずれにせよロサリオの不振は、金本監督の予想外の3年での退陣という結果を招くこととなったと言っていい。
チームとしても、投手に関しては活躍する外国人選手を多数獲得している一方で、2000年以降、マートン・ゴメスを除くと、チームの主力として活躍する外国人野手を自力では獲得できていない状況(他のNPB球団からの移籍を除いて)で、その要因を再考する必要があるだろう。
《シーズンに入ってのポイント》:リリーフ陣
昨年の阪神は、リリーフ陣の活躍で勝ち星を拾っていったと言っていい。
ドリス・マテオの外国人コンビ。金本監督が見出したといっていいプロ9年目の桑原、中継ぎに転向した岩崎、FA移籍2年目の高橋聡。さらに後半から加わった石崎、またどんな場面でも自身の仕事を全うするベテラン藤川と、左右・タイプが様々なリリーフ陣が1年を通してチームを支えた。
しかし今季は、まずマテオが絶不調(昨年の63試合・43HP・防御率2.75から、17試合・4HP・防御率6.75)。桑原の成績下降(67試合・43HP・防御率1.51→62試合・37HP・防御率2.68)は、前年の成績が良すぎただけに許容範囲だと思うが、抑えのドリスも時折救援に失敗し7敗を記録。また左腕では、岩崎も大きく成績を落とし(66試合・19HP・防御率2.39→61試合・11HP・防御率4.94)、高橋も前年の61試合(防御率1.70)から、わずか15試合の登板に。前年からのさらなる飛躍が期待された石崎も6月に右肘のクリーニング手術を受け、以降の登板は無し。
藤川・能見のベテラン投手2人の奮闘があったとはいえ、昨年と打って変わってブルペン陣の安定度が低くなったことが、2位以下が競り合う展開になったペナントのなかで、結果的に最下位に沈む大きな要因となった。
来季は、金本監督のあとを受けて、矢野二軍監督が一軍監督に就任。
今季、二軍ではウエスタン断トツの163盗塁を記録しファーム日本一を果たしたが、この戦いをそのまま一軍でやるというわけにはいかないだろう。
今季一軍でブレイクしきれなかった大山・陽川・中谷、そして一年間の大半を二軍で過ごすこととなった髙山や江越といったところをどう起用していくか。上本の復帰、また、鳥谷のショート復帰直訴の報道もあった二遊間の選手起用も見どころ。
一部で報道されるレアード獲得が実現するようだと、また様相は変わってくるが、いかに在阪マスコミの過剰報道に惑わされず指揮をとれるかどうかも大事になってくるだろう。
いずれにせよ、投手陣では西、また前中日のガルシア獲得の報道(来季からはメッセンジャーが外国人枠を外れる)もあり、最下位に終わったにもかかわらず、来季のシーズン前の期待値は高いものになるのではないか。
パ・リーグの振り返りは、次回に。



























