プロ野球 12球団 監督考(続き)【パ・リーグ編】
2018年 06月 18日
4年前、「この人が監督をやったら、どうだろう」という視点で、各チーム3人ずつ候補を挙げた記事のフォロー記事でしたが、今回は、少し間をおいての、パ・リーグ編。
【千葉ロッテ】
(2014年 伊東勤 → 2018年 井口資仁)
90年代は監督が短いスパンで変わったが、99年に就任した山本功児監督以降は、比較的長く監督を務める傾向のあるロッテ。伊東監督も5年間指揮を執った(うち、3度はAクラス)が、昨シーズンは大きく負け越して辞任。その後を、現役引退からすぐに井口資仁監督が引き継ぐという展開は予想外だった。
前回候補に挙げた3人は、三者三様の野球人生。筒香の現在の活躍への道筋を作ったといってもいい大村巌は、2016年から指導者としては初の古巣復帰。松本尚樹は、2016年から、編成統括から球団本部長補佐兼編成部長と、よりチーム全体の強化を見る役割に。
【北海道日本ハム】
(2014年 栗山英樹 → 2018年 栗山英樹)
前回記事を書いた2014年から、12球団で唯一監督が変わっていないのが、日本ハム。当初は驚きを持って受け入られた栗山監督も、2018年で7シーズン目。選手獲得だけでなく選手起用の部分においても、かなり球団側の意向が反映されているといわれるチームだけに、他球団よりは監督の占める比重(見方を変えれば、負担)が少ないのかもしれないが、試合での表情などを見ていると、7年目の現在も、栗山監督自身、監督としての仕事への熱が変わっていないのが見て取れる。
【オリックス】
(2014年 森脇浩司 → 2018年 福良淳一)
前回記事を書いた2014年は、森脇監督のもと、オリックスが2位へと躍進を遂げた年(しかも、首位とはゲーム差なし)。そこから半年ほどで、その森脇監督が休養に追い込まれるとは思ってもみなかった。後を受けたのは、候補にも挙げていた福良淳一ヘッドコーチ。その後の福良監督の評価はなんとも難しい。戦力はあるのにそれを生かしきれていないという見方がある一方で、「選手の人望は厚い」とするスポーツ新聞の記事もあったりする。今季は、序盤戦苦戦していたが、現在はソフトバンクと3位を争っている状況である。
【東北楽天】
(2014年 星野仙一 → 大久保博元 → 2018年 梨田昌孝)
二十数年後の監督候補として挙げた(赤見内)銀次だが、性格的には監督向きではないという話も。そんななか、選手としては成績を残せなかった平石洋介ヘッドコーチが、30代にして、梨田監督に代わって当面の指揮を執ることに。その発言を聞く機会は少ないが、PL学園・同志社大学で主将を務めたその人となりは、「松坂世代」(矢崎良一 著(単行本は、平石がトヨタ自動車時代の2003年の刊行))でのコメントなどから伺い知ることができる。
【埼玉西武】
(2014年 伊原春樹 →(田邊徳雄)→ 2018年 辻発彦)
金森栄治は、金沢学院高校、ノースアジア大学野球部での指導を経た後、2018年から、ロッテに6年ぶりに、コーチとして復帰。
石井一久は相変わらず、解説者として独特の存在感を発揮しているが、実は、その指導を見てみたい人物でもある。
【福岡ソフトバンク】
(2014年 秋山幸二 → 2018年 工藤公康)
2014年、日本一を果たすも、秋山幸二監督が退任。その後を継いだのは、おそらく、他球団からも候補として挙がっていたであろう、工藤公康。初年度から、日本一を果たしたが、2年目は日本ハムにまくられて、チームとしての3年連続日本一を逃す。ヘッドコーチを置くことにした2017年は、再び日本一を取り返した。
前回、名前を挙げた加藤伸一は、2016年でソフトバンクコーチを退任。解説者を務めるかたわら、2017年には、九州三菱自動車の投手コーチに就任。
新庄剛志は、バリ島に移住するかたわら、時折、テレビのバラエティ番組でも目にする。
そして、川﨑宗則。昨年の電撃復帰には驚いたが、今季開幕直前の退団にも驚いた。
故障により自身の理想とするプレーができないという側面が大きいのかもしれないが、自律神経系の病気も「野球から距離を置く」原因であるとのこと。



























