プロ野球選手の登場曲考 Part5
2017年 08月 22日
今回は趣向をぐっと変えて、これまで何度か書いている、プロ野球選手の登場曲シリーズ(^^)。
といっても、昨年も書いてるので、取り立てて新しいネタがあるわけではないので、今回は、自分が聞いてきたなかで「印象に残った10曲」。そして、「個人的に使ってほしい10曲」をセレクトしてみました。
まずは、「印象に残った10曲」から(なお、紹介する順番は順位ではなく、説明のなかの流れによる順番です)。
1. 矢野輝弘(阪神) 「My Sharona」 The Knack
自分が登場曲に興味を持つようになったのは、この登場曲がきっかけといってもいいかもしれません。
「印象的には堅いイメージの矢野が、マイ・シャローナ??」。見た目の印象と登場曲とのギャップは、登場曲を聞く楽しみの一つでもあります。
2. 細川 亨(埼玉西武/福岡ソフトバンク) 「きよしのズンドコ節」 氷川きよし
これも、初めに聞いたときは「なぜ、ズンドコ節?」と、矢野選手のときと同じような疑問を抱いた登場曲でしたが(当時の伊東監督が、細川が氷川きよしに似ていると言ったことが発端とのこと)、いずれにせよ曲のインパクト大。
その後、事情により、登場曲が変更になったのはちょっと残念(現在の登場曲は、吉幾三「ありがとうの唄」)。
3. 稲葉篤紀(北海道日本ハム) 「I Was Born To Love You」 QUEEN
これは、もう説明不要の一曲といっていいでしょう。
得点圏にランナーを置いて、次打者は稲葉。そしてこの曲が流れ、稲葉ジャンプへ。
その光景は、プロ野球が、単なる野球ではなく、「エンターテイメント」へと昇華していく一場面でもありました。
4. T-岡田(オリックス)/荒波 翔(横浜DeNA)/伊志嶺翔大(千葉ロッテ) 「カーニバル」 ケツメイシ
これも、ファンの気持ちをグーッと煽る一曲。
プロ野球の登場曲のために作ったのではないかと思えるほど、そのイントロと出だしのフレーズは、「登場曲」として完璧な仕上がり(^^)。
5. 中島裕之(埼玉西武)/坂本勇人(巨人) 「キセキ」 GReeeeN
こちらも、登場曲として浸透している曲。しかも、リーグを代表するバッター2人が使っていたところに、この曲の存在の大きさを感じます(現在は、中島は他の曲を使用。坂本は、他の曲と併用して使用)。
6. 藤田一也(東北楽天) 「太陽にほえろ」 大野克夫
これまでの曲とは少しテイストが違いますが、これも誰もが(といっても20代以下だとわからないかもしれませんが)知ってる一曲。
何より、横浜ファンとしては、コボスタでこの曲が流れた際、ファンがメロディーに合わせて「ふじた~ふじた~♪ ふじた~♪ ふじたふ~じた♪…」と歌っているのを聞いて、「楽天の一選手として本当に認められたんだな」と感慨深いものがありました。
7. 星 孝典(巨人) 「ゆけゆけ飛雄馬(「巨人の星」オープニングテーマ)」
ある意味、鉄板の一曲。巨人に「星」という名のプロ野球選手が入団し、さらにこの曲を登場曲に使うという、あまりにも出来すぎなストーリー。自分は偶然にも、これを球場で生で体感したのですが、まだ星があまり知られていない存在だったということもあり、星選手の名がコールされ、この曲が流れたときは、一塁側・三塁側問わず、かなりの反応がありました。
ただし、星が東京ドームでこの登場曲で登場したのは、数度のみ(巨人での通算打席は13)。その後、西武へ移籍し、一軍の控え捕手として活躍。2016年限りで引退し、2017年から西武の二軍育成コーチに就任しています。
8. 飯原誉士(東京ヤクルト) 「AGGRESSIVE」 BoA
毎年レギュラーを張っている選手ではないながら、神宮へ行くと、やけに耳につくのが、この一曲。
神宮へよく行く人には同意してもらえると思いますが、この曲の歌い出しと、パトリック・ユウの「レッツゴーやすし~!」のコールは、神宮の風物詩といってもいいでしょう。ただ、その風景も、ここ数年は見ることがめっきり少なくなってしまっているのは寂しいところです。
9. 山崎勝己(オリックス) 「徒然モノクローム」 フジファブリック
この曲は、個人的な趣味で(^^)。
どちらかというと、アップテンポだったり元気づけ系の登場曲が多いなか、ここで挙げたフジファブリックだったり、あるいは、くるりだったりといったアーティストが使われることは少ないのですが、そんなかなでは珍しい選曲。しかも、ボーカルの志村が亡くなり、ギターの山内総一郎がボーカルを務めるようになってからの曲ということで、なおのこと、ファンとしては、ぐっとくる選曲。
10. 山﨑康晃(横浜DeNA) 「Kernkraft400」 Zombie Nation
やはり、この曲を挙げないわけには行かないでしょうか。
もともと、西武が試合スタートで守備に就く時にも使われていたりした曲ではありますが、ここまでの盛り上がる曲にしたのは、山﨑のルーキー時からの奮投ぶり、そしてファンに「応援したい!」と思わせるそのキャラクターによるところが大きいでしょう。
以前も書きましたが、横浜の選手で、これほど盛り上がる登場曲を持つ選手が現れたことに、感慨を覚えます(ただし、相手攻撃中の「Kernkraft400」は無しで)。
さて、続いて、「登場曲に使ってほしい10曲」を。
毎度ながら、ここからは完全に音楽記事です(^^)。
1. 「QUIET GROUND」 ala
残念ながら解散してしまったバンド、alaによる、軽快なポップロックナンバー。ホーンの入り方も絶妙な一曲ですが、ドラムの合図で始まる初めの12秒をぜひ使ってほしい。alaだと、他に「Point of view」のサビあたりも使ってほしいところ。
2. 「六三四」 Adam at
現在、NHKのプロ野球中継のテーマ曲としても使われている一曲。キーボードを中心としたセッションバンドの曲は、登場曲としては異色の曲かもしれませんが、盛り上がることは間違いなし。
曲調としては、打者、投手どちらも合いますが、曲のなかに「打ち取れ!」というフレーズが入っているので、使うとしたら投手かな?
3. 「Give It Up」 BEAT CRUSADERS
曲調の明るさも好きなのですが、やはりサビの「Never give it up!」の連呼が印象に残る一曲。できれば、泥臭いプレーをする選手に登場曲に使ってほしいですね。
4. 「KWACKER」 MICK GREEN WITH thee michelle gun elephant
ミッシェル・ガン・エレファントのアベ、ウエノ、クハラが、ザ・パイレーツのギタリスト、ミック・グリーンとセッションした、骨太すぎる一曲。
イメージとしては、150km超の重いストレートを投げる外国人投手の登場曲として。
5. 「Polynesia」 石野卓球
テクノの打撃音と、民族音楽っぽい音がひたすら流れる「ザ・テクノ」な一曲。ずっと流すにはちょっとクセが強いので(^^)、どちらかというと野手向きかも。
6. 「Funkier Than A Mosquito's Tweeter」 indigo jam unit Feat. Alicia Saldenha
ピアノ、ウッドベース、ドラム、ドラム&パーカッションの4人によるインスト・ジャズバンドが、女性ボーカルを迎えた一曲。おそろしく格好いい曲なので選曲に入れてしまいましたが、果たして、球場の雰囲気に合うかどうか、ちょっと心配。ただ、長く聴いてほしいので、投手の登場曲を希望(^^)。
7. 「Butterfly Effect」 fox capture plan
こちらも、格好よすぎる一曲。ただ、ヤクルト・青木が以前使っていた「カルミナ・ブラーナ」のような例は別として、弦楽器が入るような曲は、登場曲ではほとんど聞かず。正直どこの部分を使っていいかはわかりませんが(^^)、曲の最後のサビ的メロディーの畳みかけあたりを使ってほしいかなあ。
8. 「実況中継」 RADWIMPS
この曲は、なんといってもイントロ。それも23秒から39秒あたりを使ってほしい。歌詞の部分になると、野球とはほとんど関係が無いので、とにかくイントロ(^^)。
9. 「Devil's Haircut」 BECK
前の曲とは、リリースが20年近く離れた曲ですが(^^)、こちらもイントロを使ってほしい。なかなか、こうした曲調の曲を使う選手は少ないですが、ちょっと抑えめかつ渋い選曲は、意外といい意味で目立ったりするのでは。
10. 「Hundred Mile High City」 Ocean Colour Scene
こちらもかなり前の曲ですが、同じくイントロ部分を使ってほしい一曲。以前、福地が使っていた、The Doobie Brothersの「Long Train Runnin'」のように、昔の曲でも、軽快さが心地よいリフを持つ曲は、今でも登場曲に合うように思います。
ということで、毎度ながら、後半は、完全に個人的な音楽の趣味の内容になってしまいました。
次回は、また、堅い内容を書こうかとも(^^)。



























