日本シリーズ2015 雑感
2015年 10月 30日
そんな、2015年の日本シリーズだった。
(おそらく、この書き出しで始まるブログが、他にもいくつかあるだろう(^^))
第1戦、第2戦は完勝。
第3戦は山田にやられたが、第4戦も、不調の館山を見逃すはずもなく、優位に進めて勝利。
そして、第5戦も完封勝ちで、日本一……。
内川がいなくても、この強さ。
その内川に代わって四番に入った李大浩は、8安打2本塁打8打点で、打率5割。
今シリーズは、実はその前後を打つ、柳田(打率.158)、松田(.200)、中村晃(.200)の打率はよくなかったのだが、松田・中村は、それぞれ第1戦、第2戦で貴重な一発を。
そして何より今シリーズで輝いたのは、明石(打率.438)と福田(.417)。
特に明石の粘っこさは、ヤクルトにとって脅威に。
もともと、プロ野球最多タイの1打席19球という記録を持っている選手だが、その粘りにさらに磨きがかかった感じ。
もはや、「とにかくしぶとい明石」といった趣。
(北海道の少年野球チーム時代、先輩に「とにかく明るい安村」がいたらしい)
福田の快足も、12球団見回してもトップレベル(32連続盗塁成功の記録を持つ)。
一昨年の首位打者・長谷川、さらに、ここ数年怪我がちとはいえ、8年連続20盗塁の本多も、なかなか出番がまわってこない選手層の厚さ。
キャッチャーには、レギュラークラスが3人。
ただし、今年は、他チームでレギュラーを張っていたキャッチャー2人を差し置いて、一時は「お父さん犬」係の扱いだった高谷が一番手に。
また、深い位置の内野ゴロを平然とアウトにする今宮の守備は、日頃ソフトバンクの試合をあまり見ない人には衝撃だっただろう。
ピッチャー陣に目を移せば、バンデンハークが、レギュラーシーズンからポストシーズンにわたり、無傷の11連勝。
そのバンデンハークの一軍初登板は、外国人枠の関係で、実は、開幕から2ヶ月以上経った6月14日。
外国人枠の競争も厳しいソフトバンク。そして2ヶ月一軍登板の無かった投手に、1億5000万円払える財力(^^)。
(なお、巨人との獲得競争の際、決め手となったのは、オランダでの少年野球時代に憧れだった王貞治会長(「世界少年野球推進財団」を設立)の存在、という話も)
さらに、救援陣には、サファテを筆頭に、森唯斗、バリオス、五十嵐と、ボールに力のあるピッチャーが並ぶ。
今シリーズはリリーフ待機だった寺原、今季前半戦活躍した二保といった所が、シリーズで投げるまでもなく、終わった。
振り返れば、DeNAとの交流戦3連戦。
DeNAはなんとか1勝はしたものの、ファンからしても「よく勝てたな」という印象だった(たまたま、バリオスが不調だったというのも大きかったが。ちなみにその後、DeNAは交流戦10連敗)。
同じく、交流戦で、巨人を3タテしたソフトバンクだが、巨人ファンの友達は「勝てる気がしなかった」と言っていた。
今回の日本シリーズでも、クライマックスシリーズを制し、上り調子で上がってきたはずのヤクルトに、力の差を見せつける完勝。
解説者時代と変わらず、工藤監督の、選手を「○○君づけ」で呼ぶスタイルも、勝っているからか、雰囲気の良さを感じさせる。
さらには主力野手たちの活躍の後ろには、上林を筆頭に、高田、猪本、牧原といった、期待の若手野手も控えている。
来季は、他の11球団こぞって、“打倒・ソフトバンク”がスローガンになるのか。
日本シリーズ連覇は、1990~92年に3連覇した西武以来、23年ぶり。
もしかしたら、のちのちプロ野球の歴史を振り返ったときに「黄金時代」と評されるような状況に突入しかけているのかもしれない。
そうですね。他のチームが出場しても、完敗してたと思います。リーグ全体で、どうしたら強くなるか、考えなきゃいけないぐらいのレベルまで来ているかもしれませんね。



























