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ロースコア連発のプロ野球序盤

プロ野球も、開幕して1ヶ月弱。
カードにすると、7カード(対5球団一回り+2カード)、20試合前後を消化。

セ・リーグは、ヤクルトを除く5球団が、すでに大型連敗を経験(中日は最大で3ですが、開幕での3連敗)していますが、今季は混戦となりそうな様相。

パ・リーグは、オリックスがこれ以上ないぐらいスタートでつまずき、一方、日本ハムが好スタートを切りましたが、開幕前の大方の見方であった「2強4弱」という形にはならなそうな感じ。

そして、何と言っても、今年の一番の傾向は、飛ばない(飛びにくい?)ボール
「5回まで1-0という試合ばかり」という日も珍しくなく、4点取れればかなり勝利に近づく、といっていいぐらいロースコアの試合が続いています。

なお、ここまでのリーグ全体の数字を、昨シーズンと比べると、下記のような数字に。

【セ・リーグ】 
(2014年)防御率 3.89 打率.264 本塁打 738本
(2015年)防御率 2.88 打率.246 本塁打 52本(7倍すると364本)

【パ・リーグ】
(2014年)防御率 3.60 打率.257 本塁打 623本
(2015年)防御率 2.97 打率.249 本塁打 58本(7倍すると406本)

上の数字は防御率なので、エラーが関係する得点は入っていませんが、1試合でセ・リーグが約1点、パリーグが約0.6点減っている換算に。
打率も大きく下がっていますが、何より減っているのが、本塁打。現在、20試合経過ということで、(昨年の144試合に近づけるため)7倍をした数字で比べると、セ・リーグは半分、パ・リーグも3分の2ほどの数字となっています。

今回の飛ばないボールの原因については、試合時間短縮をねらってのものなのか、それとも、製造面での問題なのかはわかりませんが、こうも、ボールによって野球が変わってしまうと、正直、戸惑いはかなり大きい。
今後、シーズン途中で、反発係数が変わって、少し打撃優位のボールになってくる可能性もありますが、NPBは、シーズンごとの変動はなるたけ抑えるような対策を練ってほしいところです。

そんなこんなで、各チームのここまでの戦いについて、今回はショートバージョンで、寸評を。

【ヤクルト】
まさかの、チーム防御率1点台。打線も、両外国人がいないものの、田中浩の復活が地味に大きい。心配されるのは、ブルペン陣の故障(特に秋吉)。ここまで、セ唯一の3連敗無しだが、投・打とも、故障者をいかに防ぐかが、久々上位進出のカギ。大引はちょっと心配だが。

【中日】
ここまで、12球団で一番予想外の成績のチーム。森野・和田・谷繁・荒木がレギュラーでなくなっての、この成績というのも驚き。亀澤、福田の台頭、平田・大島の安定、そして小笠原。エルナンデス、田島の力も大きい。短期的には、ルナ、武山不在の穴をどうカバーするか。

【巨人】
二桁勝利を挙げられそうなのが菅野と杉内ぐらいしかいないことを考えると、例年に比べてかなり個人的評価は低かった。開幕直後は、やはり大苦戦。しかし現在、貯金2。「一番・金城、五番・井端」で勝てるのはチームの底力?ただし今後も、戦力的には、選手起用の「腕」が求められそう。

【DeNA】
現在、6連敗中。ただ、完敗という試合は少なく、打線の不振が主たる要因。そこまで心配する必要はないのでは。今後、上位進出に必須なのは、7・8回を任せられる投手の出現+細かいプレーの精度。すでに戦力的に他球団からも一目置かれるチームとなっているだけに、各選手(特に若手)には、結果に裏打ちされた自信が欲しいところ。

【阪神】
戦力がある割には、もたついている感があるが、とにかくチーム打率が低い。特に、マートン・上本・大和は低打率。その割にはレギュラーが固定されている所が、今一つはじけない原因か。新戦力の台頭+起用が、巻き返しの鍵。ピッチャーでは、メッセンジャーが、まだ安定に欠けた投球。

【広島】

今季、セの優勝候補一番手も、序盤は苦しむ。投手陣は防御率2.09も、打線は1試合平均2.6得点。四番がいない戦いを強いられるのは今後も続くので、緒方監督が、いかに早く、機能化する打線の形を見つけられるか。ブルペン陣がもう一つ安定しないなか、今村の復調、中田の復帰も待たれる。

【日本ハム】
総合力で勝っている感がある、ここまでの戦い。キャッチャー2人、陽が故障しても、それがあまり目立たない。糸井・陽・中田の盤石の外野陣が、数年で全員替わっている(西川・谷口・岡)というのも凄い。鍵谷がやはりキレキレのピッチング。そして、大谷(^^)。野球を扱うイメージの無い雑誌「Pen」の表紙にも。

【ソフトバンク】
チームの戦いぶりより、工藤監督の場面場面での豊かな表情の方が印象に残っている感もあるが、ここまでの戦いの内容は「中の上」といったところか。中村・柳田・内川・松田は3割をマーク。一方、李大浩・今宮は苦しんだ序盤。ピッチャーでは、バリオスがここまでのMVP。次いで、二保といったところか。

【西武】
岸・菊池が開幕に間に合わず心配されたが、思いのほか、先発ローテが安定。ブルペン陣もなんとかやりくりしているが、勝ち・負けが交互に来る感じで、現在、貯金1。飛ばないボールの状況が続くのであれば、本来的なパワーヒッターが多いチーム事情を考えると、有利かも。あとは、度々出る致命的なエラーを極力少なくしたい。

【ロッテ】
チームでわずか5本塁打(リーグ最少、うち2本は福浦の1試合2本)ながら、得点は日本ハムに次ぐ2位(74得点)と、今季も、やはりつかみどころのない(^^)チーム。ここまでは涌井が復活の兆し。松永・西野らに加え、戦力外から這い上がった金森も奮投している。キャッチャーのレギュラー争いにも注目。

【楽天】
チーム打率はリーグ最低(.229)、ときに大敗する試合がありながら、ここまで五分の成績。松井裕のストッパーは、ひとまず成功。掲げた機動力野球も、効果的に得点につながっているとは言えないものの、チームの戦い方を鮮明にはしている。とはいえ、打線の迫力には欠けるなか、今後の鍵はペーニャ以外の外国人野手の活躍か。

【オリックス】
稀にみる連敗地獄となった序盤戦。横浜ファンの自分ですら経験がしたことがないかもしれない、とんでもないスタート(16試合で2勝14敗)となったが、ここへ来て3連勝。ブルペン陣の相次ぐ故障(比嘉・岸田・平野佳・佐藤達)は想定外だったが、糸井が復調気配。あとは、打率1割台~2割1分に集中している他のレギュラー陣がなんとか上げられれば、まだ間に合う。


by momiageyokohama | 2015-04-21 00:43 | 野球(全般) | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


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