外野手の打球判断
2005年 07月 20日
目当ては、渡辺俊介投手で、ネット裏2階席(内野指定B席)から見ていたのですが、見るからに遅い球(80・90km台)を駆使しながら打者のタイミングをはずす投球は、やはり見ていて面白かったです(そんなに調子は良くなかったようですが)。
更にあのボールの出所の低さを生で体感したいのであれば、内野SS席・S席の三塁側だと、よりその低さがわかるだろうなと思いましたが、それぞれ5,200円、4,200円もするので、ちょっと財布的には厳しいですかね。
さて、試合自体は3対1でオリックスの勝利、という比較的地味な試合だったのですが、ロッテの失点につながってしまったプレーに、レフト・李選手、センター・大松選手がそれぞれ、ライナー性の飛球の判断を間違ったというプレーがありました。
李選手の場合は、打球が上がった瞬間、足が止まったような格好になって、しばらくして打球が自分よりもかなり後ろに飛んでくるということに気づいて、ゆっくり下がるが間に合わずという状態。
大松選手の場合は、打った瞬間、前に落ちる打球だと思って前進したのですが、打球は伸びて、慌てて後ろに下がるも抜かれてしまうというプレーでした。
両プレーとも、外野手のミスとされるプレーですが、ライナーもしくはライナーとはいかないまでも比較的速い弾道で来る打球というのは、判断が難しいものです。
よく打球が上がった瞬間に、落下点を予測することが大事といったことが言われますが、打った瞬間は、伸びる打球なのか、前に落ちる打球なのか、それとも定位置ぐらいに飛んでくる打球なのか、判断がつきかねる打球もあります(実は、さきの大松選手が捕れなかった打球は、僕も、打った瞬間は前に落ちる打球だと思ってしまいました)。
特に正面に向かってくる打球は、意外と難しいかもしれません(少し話は逸れますが、センターを守っていると、角度が見やすいからか、レフトへの打球に対して、前か後ろかという打球判断が比較的早く出来る)。
こうした打球判断が早く出来る、なおかつ間違わない選手がいい外野手なのでしょう。例えば、横浜ベイスターズでいえば、多村選手・金城選手などは、このあたりの能力が非常に高いと思います。
両選手の打球へのアプローチは微妙に違って、多村選手の場合は、あまり速く走っているようには見えないのですが、無駄なく落下点まで走っていく感じ(非常に計算して走っているように見える)。逆に金城選手は、多少一歩目が出遅れても、ここに来るというのがわかると、チーターのように一目散にそこまで走ってキャッチする、という印象があります。
逆に、あまり守備がよくないと言われる古木選手・鈴木尚選手などは、見るからに一歩目(あるいは打球判断)が遅いのが、テレビを見ていてもわかります。
他のチームだと、英智選手(中日)、大塚選手(ロッテ)、高橋由伸選手(巨人)、福留選手(中日)、そして言わずもがなですが、イチロー選手、新庄選手などの打球(飛球)判断+落下点までのアプローチの仕方は、無駄がないなあと思わせられます。
あまりテレビ映えする部分ではないですが、ときに、野球中継でもそういった外野手の打球判断についての解説などを入れてくれると、一般の人にも参考になるのでは? そんなことを思った野球観戦でした。
いつもは内野二階で見ることが多いのですが、やっぱり1階で見るとまた違います。
金網が邪魔になるので、通路の下くらいがちょうど良いのですけどね。。。
交流戦をハマスタで観ていて僕も多村、金城はいい外野守備してるなぁと思いました。
個人的には、オリックスでは、早川選手に注目しています。あの試合でも、レフト越えの当たりで楽々三塁打の足は見事でした(あとは、阿部選手の守備も素晴らしいですね)。
あと、オリックスの場合は、横浜と同じく、やはり集客力という所がポイントですね。



























