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疲れ切っている日常(^^)に水を与えてくれた錦織選手の活躍

ちょっと前回の更新から、間が空きました。

このところ、なかなか仕事でヘビーな状況が続いています。個人的には、なんとか来年の春までには、この状況を好転させたいところです(^^)。

本来なら、全試合フルで観ようと思っていた日米野球も、今回はあまりチェックすることはできませんでした。
それでも、FA選手の動向、U-21野球ワールドカップ、社会人野球日本選手権、明治神宮野球大会…と、野球のニュースは日々報道されていて、日本シリーズが終わっても、野球シーズンがずっと続いている印象があります(今号のNumberも野球特集でした)。

また、野球以外にも、スポーツ界でいろいろとトピックがあった、ここ数週間。

そんななかでも、いち草テニスプレーヤーとしては、ここ2週間のなかで最大のトピックだったのは、錦織圭選手の活躍でした。

ワールドツアー・ファイナルに日本人が出場すること自体が、今までだったら考えられないようなことだったのに、そこで世界ランク10位の相手(フェレール)を完全に格下扱いで下す試合ぶりには、さらに驚きを禁じ得ず(といっても、第1セットはサーブの調子が悪く、そのままの流れで行ってたら危なかったですが)。

で、準決勝のジョコビッチ戦。第1セットを取られてそのまま行きかねないところでの、第2セットでのあの盛り返し。ジョコビッチが、錦織贔屓となった観客の反応にナーバスになっていたところはあったにせよ、その強打によって、世界ランク1位の選手を「怯えさせる」ところまで持って行った戦いぶりは圧巻でした。

第3セットは、多くの人が指摘するように、第1ゲームをブレイクできなかったこと、そしてその次の第2ゲームをブレイクされたことが痛すぎましたが、それにしても、順調に躍進を続けてきたとはいえ、1年前、錦織選手がここまでのレベルにまで上がってくるとは、さすがに予想できませんでした。

日本人の男子で、世界で戦っているプレーヤーとしては、他に添田豪(世界ランク116位)、伊藤竜馬(同103位)らがいますが、その遥か遥か遥か遥か上のランクに行ってしまいましたね(若い世代だと、身長の低さを不安視する声もありますが、19歳の西岡良仁といった選手もいますが)。

もはや、本人が「さらにレベルアップをはかりたい」といった曖昧な表現ではなく、「世界ランク1位をねらう」とハッキリ言っていますから、今後、来年だけに限らず、どのような選手になっていくのか、本当に興味は尽きません。

さて、今回の活躍によって、メディアの過熱報道も予想される錦織選手ですが、その錦織選手に対し、“テニス界のスポークスマン”ともいっていい松岡修造氏が当てたコメントが、Web記事などでも取り上げられていました。
「……また、日本では色々と大変だと思います。スポンサーさんの仕事は必要ですが、後は最小限にしてください。圭にとって大事なのはテニスコートでの活躍です。」
このコメントがメディアで報道されたことは、結構意味があるのではと思っています。

これだけ注目される存在になると、さまざまなところからオファーが来るし、メディアの報道も一層激しさを増すと思われるところ。ともすると、それらに対し、忙しさを理由に少し断りの返事をしただけで、今度は「天狗になってる」などといったマイナスの報道も起きかねません。
松岡氏のコメントは、そうした注目を浴びることで錦織選手に起こり得るリスクに対し、「周りの人たちも理解してほしい」という意味を込めた発言という意味で、錦織選手に対して多少なりとも援護射撃となるコメントだったのではと感じました(前述のコメントの後には、「みなもわかってくれています。しっかりと休んでくださいね!」と続いて書かれている)。
ただ、松岡と一緒に、毎年出ている、正月のとんねるずの番組には出るかもしれませんね。スポ―ツ選手のバラエティ番組出演をあまりよく思わない人もいますが、あのとんねるずのテニス企画は、ふざけているように見えますが、テニスを一般の人にもアピールしてくれているという意味で、自分の周りのテニスをやってる人には結構評判がよかったりします(^^)。

いずれにせよ、来季、錦織選手には今年以上に濃い1年を送ってほしい(当然、故障をしかけたときに、それとどう付き合っていくかということもテーマになってくるでしょう)。

そして、「グランドスラムでトロフィーを掲げる姿」が見たいです。



by momiageyokohama | 2014-11-19 01:04 | テニス | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、20年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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