横浜DeNA雑感 箇条書き
2014年 04月 21日
特に、6回、アンドリュー・ジョーンズを三振に切って取った場面は「これぞプロ野球」というシーン。
ああいう場面がもっと多くの人に見てもらえる放映体制を作ることができれば、よりプロ野球ファンを増やすことができると思うのだが。
(ちなみに、今日の多くのスポーツ新聞の1面は「大谷」……ではなく、「勝みなみ」)
プロ野球も開幕して約20試合。
ということで、今回は、各球団の予想外だったポイントを書いていこうかとも思ったのですが、こんなときだからこそ、久々に横浜DeNAクローズアップ。
ただし、今回も、構成立てて書く形ではなく、思いついたことを羅列形式に。
●例年に比べ、上位に推す声が多かったDeNAだったが、19試合を終わって、5勝14敗。なお、14敗のうち、半分の7試合が1点差負け。ただし先週の5敗は、4試合が5点差以上の負けだった。
●成績が上がらない一番の原因は、やはりブルペン陣の不安定さ。セットアッパー候補・山口の防御率が8.44、ストッパー候補・ソーサが4.91では、接戦を勝つにはかなりキツい(ちなみに、巨人の後ろの3人の防御率も相当悪いが、先発陣の安定度がDeNAとは違う)。
●ソーサは、ストレートが走らず、変化球もかなりの確率で抜け球になってしまっている。今日、登録抹消されたようだが、昨年の80%ぐらいの復調度になるまで一軍での登板は難しいのでは。年齢的に復調できるか心配でもあるが、戻ってきてもらわないと厳しいところではある。
●そう考えると、打っておくべき策として、ストッパーは難しいとしても、試合中盤以降の1イニングを投げられる外国人投手を緊急的に獲得することも必要では。
●同じく山口も、復調してもらわないと困る投手だが、こちらは、チーム事情を考えると、一軍で投げながら復調してもらうしかない? ストレートのコントロールも心配だが、スライダーを拾われて痛打される場面が多いのも気になる。
●ブルペン陣では唯一結果を残しているといってもいい三上だが、防御率0.00ほどの安定感は無いというのが正直なところ。適度な荒れ球が持ち味ということを考えると、セットアッパー、ストッパーを任せるのは、やはり怖い。
●とはいえ、ソーサ・山口の代わりに誰を持ってくるのかとなると「いない」というのがDeNAの現状。藤江、田中が上がってくるという情報がある(もう一人は加賀?)が、二軍で防御率10点台の藤江に頑張ってもらわないといけないというのは、いかにも厳しい(ここ数試合は復調していることを願いたいところだが)。
●2002年以降の弱小時代でも、先発陣に比べれば、中継ぎ陣にはある程度安定している投手もいた横浜。
しかしここ数年は、成績を残した中継ぎ投手が翌年になると二軍、あるいは大きく成績を落とす、というパターンが多い。
昨年の大田(38試合、防御率3.72)、2012年の菊地(63試合、2.37)、2011年の江尻(65試合、2.06)、2010年の牛田(41試合、1.21)などなど。
もともと、そこまで実績のある投手ではなかったり、移籍初年度だったり、隔年傾向のある投手だったりと言われればそれまでだが。
その他、唯一、毎年一軍の戦力として投げていた加賀も昨年調子を崩し、横浜としては貴重な中継ぎだった真田も大リーグ挑戦を表明して退団してしまったりしたこともあり、つぎはぎ感の否めない、ここ数年のブルペン陣。
今年に関しては、正直今からできることは多くはないが、来季、さらに2~3年後も見据えたチーム構想のなかでは、大きな「要補強ポイント」と言えるだろう。
●もう一つ、シーズン前からの懸案事項だった捕手。結果からすると、鶴岡が抜けたことが大きいと言わざるを得ない…。
●ただ、これは球団が下した決断(鶴岡をプロテクトしなかったこと)であり、ファンとしては、現在いる若手が成長していくことを願うしかない。
たとえ、昨年までの通算一軍出場試合数が164試合(黒羽根)、96試合(高城)、西森(7試合)、靍岡賢(0試合)、嶺井(0試合)、モスカテル(育成契約)という布陣だったとしても。
●とはいえ、黒羽根が骨折離脱中、一軍捕手3人体制で、二軍のキャッチャーがほぼ西森一人という状況は、チームとしてあまりに危険。できれば、一軍キャリアがあり、かつあまり出場できていない他球団のキャッチャーを緊急で獲得したいところ(楽天・小山桂。西武・星。ロッテ 金澤・川本。同一リーグだが、巨人・井野。出る確率は限りなく低いが、広島・倉 etc)。
●打線の方は、投手陣に比べて、そこまでは心配はしていない。
●ブランコの離脱は痛いが、それでも中村紀がそこに入ってくるなど、各ポジション、2人はスタメンで出られる選手がいる。
●打撃陣に関しては、もし結果を残せなかったならば、それは首脳陣の責任ではなく、自身の力を引き上げられなかった選手自身の責任ではないかと思う。
●そうしたなか、キャッチャーを除く野手のポジションで、唯一、代替となる選手が見つけにくいのが、実はセカンドの石川。 宮崎、内村、もしくは山崎をショートからまわすという起用もあるが、打撃・小技・走力のバランスを考えると、石川にレギュラーを張っていてほしいところ。
●ただ例年、不調の時期が長いのは、まだ本当の打撃力が身についていないということなのか。ゲッツーを取りたいケースでのセカンドからのスローイングの弱さも、ちょっと気になる。
●それでも、今後、DeNAが浮上できるかどうかのキーになる野手は石川だろう。
●昨日、2本の本塁打を打った筒香だが、1本目は、前田健太のあまり力があるとは言えないボール。2本目も、西原のストライクゾーンへ入ってくるボールだったので、これで本塁打を量産できるとは思えない。
左中間へ打ち返すことを考えつつ、右中間方向へ引っ張れるようになったら、本物だろう。
●首脳陣の采配については、そこまで不満は無い(他のファンの人はどう思っているかはわからないが)。
ただ、コーチとしてのキャリアがまだ少ないコーチが多いなか、きちんとした意思疎通ができるチーム環境であってほしいとは思う。
●「これから、巻き返してすぐに連勝街道へ」というのは、なかなか難しいだろう。阪神、中日も、思いのほか、眼の色を変えて戦っている。
ただ、まだ取り返しは十分にきく。そのためにも、1プレー1プレーを大事にして、また、次のプレーへの予測力も高めて戦ってほしいところ。
「野球技術」と「野球頭」が融合して勝利を重ねる試合が見たい。



























