鈴木尚典。
2005年 06月 25日
大まかにいうと、「最近は不振もあって、スタメンでの出場も激減。しかしなんとか、また復活を」といったような内容だったのですが、6月24日現在の打撃成績は、55打数7安打で打率.137です(出塁率は.182。得点圏打率は、17打数1安打の.059)。
今シーズンの鈴木選手は、開幕戦こそスタメンに名を連ねましたが、その試合で3打数ノーヒットに終わってからは、スタメン起用は少なく、主に代打での出場。
また、交流戦たまにスタメンで出る機会もありましたが、結果は残せずに、現在に至っています。
鈴木選手の起用については、ファンの中でもいろいろな意見があると思います。
「やはり4打席立たせたい」という意見から、「いくら実績があっても、成績を残していないわけだから、シーレックスに落として、若手にチャンスを与えた方がよい」といった意見まで、それぞれ思うところがあるでしょう。
鈴木選手のことを紹介するときには、よく97・98年の連続首位打者獲得がとりあげられますが、その後は、思うような成績を残すことができていない(自他ともに)ということは、ファンにとっては、ほぼ共通の認識ではないかと思います(それでも03年までは、最低2割8分以上は打っていますが)。
その98年以降において、「より本塁打を」と打撃改造に取り組んだものの、それが逆に仇となったのか6本塁打に終わった01年を第一の転回点とすると、怪我等の理由でないにもかかわわらずレギュラーを奪われた昨年(2004年)は、第二の転回点といえるでしょう。
個人的な見解ですが、昨年、鈴木選手がレギュラーの座を失った原因は、打撃で結果を残せなかったということよりも、レフトでの拙守が目立ったことが大きかったのではないかと思います。
たしか、5・6月あたりの中日戦だったと思いますが、ランナー・一塁でレフト前にゴロのヒットを打たれた場面で、相手のサードコーチャーに何のためらいもなく腕を回されて、楽々一・三塁に、というシーンを何回か目にしました。
守備に自信がないことで後ろ目に守る、その結果、前に落ちる打球が増加。しかも打球に対するチャージも遅く、他球団には完全になめられてしまっている弱い肩…。
こうした状況の中、開幕からの打撃不振もあって、首脳陣は、鈴木選手をスタメンで使うことを徐々にやめていったのではないでしょうか。
現在の横浜のレフト(現在は多村選手が登録抹消なのでセンターのポジションも空いていますが)は、正直、12球団屈指といっていいほど、競争が激しいポジションだと思います。
しかも鈴木選手と争う選手は、小池・内川(←まだ外野に専念というわけではありませんが)・古木・南…と、先日シーレックスに落とされたウイット選手を除けば、かなり年齢が若めです。さらには、南選手あたりは、守備でもかなりのプラス値が見込めます。
そうした状況の中、鈴木選手は、どうすることで一軍に残り、そして戦力として活躍していくことができるのでしょうか。
厳しい言い方かもしれませんが、前述した「97・98年に連続首位打者を獲ったこともある」といった鈴木選手を紹介するときの枕詞は、もはや出場機会を保証するものではないと思います。
あれだけの打棒を誇った選手に技術論をどうこう言うことはできませんが、鈴木尚選手が打席に立ったときに、「どうしてもバットの根っこに当たるような打球しかイメージできない」というファンは少なくないでしょう。
シーズン残り80試合。
横浜ファンは、「新生・鈴木尚典」を見ることができるでしょうか。



























