人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本爆勝、アメリカ辛勝、オランダ快挙。

日本打線、WBC5戦目にして大爆発。」

ということで、準決勝進出を賭けた大一番で、オランダ投手陣相手に打ちまくり、日本代表が4強進出を決めました。

この試合では「鳥谷、一番起用」が見事に決まった形。先頭打者弾は、さすがに驚きました。
なお、ホームラン攻勢に目を奪われがちになりますが、今大会の“救世主”井端はこの試合でも、ライトへのツーベース、センターへのヒットと3打数2安打(2四球)と、引き続き「打つ精密機械」のような打撃っぷり。
前田健太も、序盤での大量援護もあり、ストレート・スライダー・カーブ・チェンジアップと、どの球種も良く、5回を9奪三振1安打無失点のピッチングでした。

今後の試合は、明日、同じく決勝トーナメントを決めたオランダとの順位決定戦。
この試合に勝てば、次戦の準決勝は、3/18(月)(10時開始予定)に。もし負けると、3/19(火)(10時開始予定)。
そして、決勝は3/20(水)(10時開始予定)です。
〔※日時はすべて日本時間〕
20日は日本では祝日なので、もしここまで勝ち抜くことができれば、より多くの人に「日本野球」を見てもらえることになりますね。
なお、渡米後の16日(土)(日本時間5時開始予定)には、カブスとの強化試合が組まれているようです。

明日のオランダ戦は、これまで出場機会が少ない野手を多く起用することも予想されますが、次の本戦までは1週間あるので、時差調整も含めて、心・体ともにコンディションをいい状態に保ったまま、準決勝に臨んでもらいたいところです。


さて、今日、2-0 → 2-2 → 4-2 → 4-4 → 4-6 → 6-6という試合展開の末、最終的に7×-6で、キューバを破り、WBC初の準決勝進出を決めたオランダ
途中、バレンティン、デカスターと2人の負傷者を出してしまったのは残念でした(さらに、先日の試合で内海からデッドボールを受けたバーナディナも欠場。準決勝では2~3人の選手入れ替えもあるかも)が、ストレート・変化球ともにキレはあったキューバの先発ガルシアを3回という早い段階で攻略、その後も足を使って得点を引き出したリ、劣勢の8回に攻略は難しいかと思われたキューバのN・ゴンザレスからシモンズが同点弾を打ったりと、内容的にも見応えのある試合でした。

対するキューバは、第2ラウンド初戦のオランダ戦も含めて、成功確率が低いのに何度も試みたバント戦法への固執、そして選手層が薄いからかもしれませんが、いまいち噛み合わない継投、といったあたりが第2ラウンド敗退の原因のように感じました。
また、J SPORTS中継で解説のAKI猪瀬氏が指摘していたように、「キューバ選手のほとんどがストレート・スライダーのピッチャーであるため、ツーシームやチェンジアップを多用する世界の主流に投・打とも乗り遅れている」といった部分も敗因の要素として大きかったのかもしれません。


一方、昨日で第1ラウンドを終えたD組は、直接対決で勝利した方が第2ラウンド進出となるカナダ戦に臨んだアメリカが、8回での逆転勝ちという冷や汗ものの内容で、なんとか第1ラウンドを突破。

しかし、この試合も、初戦のメキシコ戦、2戦目のイタリア戦に続き、序盤から先発投手が失点する苦しい展開。2回に先制2ランを浴びたホランドが、その後、持ち直して結果5回をその2点に抑えはしましたが、この試合でも見られた「たとえ先発が打たれても早い回での交代は選択しない」という継投方針は、短期決戦を勝ち抜くにはかなりリスクが高く、第2ラウンドでもこの方針のままだと、準決勝進出は難しいように思いました。
一方、打線の方は、4回という早いイニングでのバント策、また8回に逆転をした場面でもランエンドヒットの形で点が入るなど、ある程度「点数をとるために動く」野球をするような印象を受けましたが、「怖さ」はあまり感じませんでした。

こうした不安要素の多いアメリカ代表ですが、この試合、そんなチーム以上に気になったのが、球場のファンのテンションの低さ。
アメリカ・アリゾナ州で行われている試合なのに、どちらかというと、カナダへの声援の方が大きいと思えるほど。「USA!」コールが起きたのは8回になってからで、それもそんなに球場全体という感じではありませんでした。
「この時期はNCAA(全米大学協会)主催の男子バスケットボールトーナメントがあるから」「アメリカ人にとって、3月はまだ野球の季節とはとらえられておらず、エキシビジョン的な認識」といったWBC評もありますが、やはり、形の上では「野球版ワールドカップ」といってもいい大会での、アメリカの“温度の低さ”は寂しいものがあります。

以前、ダルビッシュや上原が、アメリカ国内でのWBCの認識の低さについて発言していたことがありましたが、それは「WBCが価値の無い大会だ」ということを言いたかったわけではなく、自分たちが必死に戦った大会がアメリカ国内でかなり認識が低い大会であることへの「嘆き」であるようにも思いました。
(一方で、プエルトリコで行われていたC組のベネズエラvsドミニカ共和国の試合などは、プエルトリコの試合でないにもかかわわらず、かなり盛り上がっていましたが)

第3回を迎えても、運営面含め、まだまだ解決すべき問題が多いWBC(アメリカの試合の主審をアメリカ人が務めるetc)ですが、今後、選手をはじめ野球に関わる人が「誇れるべき大会」にするためにも、より出場国の“熱”が燃え上がるような具体的な策が講じられる方向に向かっていってほしいですね。
by momiageyokohama | 2013-03-12 03:17 | WBC | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30