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キャンプ雑感 -2/19 巨人-

中日阪神ヤクルト横浜DeNAと来て、最後となる巨人のキャンプ雑感です。

巨人のキャンプを見るのは初めて。キャンプ地である「沖縄セルラースタジアム那覇」は、ゆいレール(モノレール)の「壺川」駅あるいは「奥武山(おうのやま)公園」駅から徒歩で5~7分ぐらいのところにあるのですが、球場へ着いてみると、他のチームのキャンプ地球場とは違い、かなり近代的な作り(2010年に、大改築をしたようです)。

この日は、昼過ぎぐらいに球場に行ったので、午前中の練習は残念ながら見ることはできませんでした。
いざ球場に入っていると、12時を少し過ぎたあたりだったのですが、すでに練習試合が始まっていました。

この日の相手は韓国のサムスン

WBC代表メンバーがいないということもあり、出場選手は一軍半といったところ。
以下、メンバーです。

1 脇 谷 (二) → (藤 村)
2 松本哲 (中) → (大 田)
3 ボウカー (左) → (横 川)
4 ロペス (一) → (石 井)
5 矢 野 (右) → (隠 善)
6 高橋由 (指) → (実 松) → (鈴 木)
7 中 井 (三) → (古 城)
8 市 川 (捕) → (加 藤)
9 寺 内 (遊) → (大 累)

P 笠 原(3) → 福 田(2) → 岸 (2) → 一 岡(2)

(打者の括弧囲みは途中出場、投手の数字はイニング数)

「打」の方の注目は、新外国人のロペス
この日は2打席立ったのですが、ボールを打ちに行くときにあまり姿勢が崩れないので、よく外国人にありがちな脆さは感じませんでした。
一打席目は引っ張っての内野ゴロ、二打席目は内角のストレートを少し窮屈なスイングで追っつけたのが結果、ライト線に落ちるツーベースに。
この2打席を見る限りでは、「シーズン通して打率.270 12本塁打ぐらいは打つのでは。我慢して使えばもう少し打つ可能性も」という印象。
ただ、先日のWBC日本代表との試合では、大隣のチェンジアップを何度も空振りしたり、ストレートに対し右足を引いて打つようなスイングをするなど、キャンプのときとは少し違うスイングをしているのが気になりました。

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(ロペスの構え。この日は、きちんと体の右側に重心が乗ってから打ちに行っていた)

一方の外国人選手ボウカーは、相変わらず、落ちる球に対しバットとボールの距離がかなり開いた空振りをするなど、昨年のスイングと変わっていない印象。結果としてセンター越えのタイムリースリーベースは打ってはいましたが、これはコントロールの定まらないサムソンのピッチャーが苦し紛れに投げたストレートを打ったもので、今年もあまり他球団の脅威にはならないでしょう。

他の打者では、「二番・センター」で先発出場した松本哲が、セカンドゴロに終わった打席もストレートを芯でしかっりとらえて引っ張りきった打球だったりと、「振れる」フォームが見につきつつある印象を受けました。

ルーキーでの一軍帯同ということで、少し話題となっている大累(道都大)は、途中出場でショートに入り、打つ方では1打席1打数1安打(センター前ヒット)。
塁に出たということで、その「足」に注目していたのですが、盗塁を試みた場面は、バッターの藤村が一・二塁間を抜くヒットを打ったためエンドランの形になって、完全な全力疾走とはならなかったため、その「俊足」ぶりは見られず。
「走り方」という点で言えば、守備位置に着くときの松本哲の「軽やかさ」の方が印象に残りました。

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(大累、バッティングフォーム)

最後に、もう一人注目(?)の選手である大田は、1打数1安打1犠飛という結果(その後、実戦で7連続三振を喫したようですが)。
問題だったのは、2-1で勝っていた6回、二死二塁でのセンター前のヒットに対しての守備。
チャージしてその強肩を披露するのかと思いきや、初めからホーム送球をあきらめたようなボールへのまわりこみ方で、あっさり同点を許してしまいました。
翌日のスポーツ新聞を見ると、原監督からも、この守備に関して苦言を呈されたようですが、打撃でもアピールできる部分が少ないなか、守備でもこの有り様だと、今季での契約打ち切りも現実味を帯びてきてしまいます(試合後は、特打を利用して、外野守備の練習をしていた)。

一方の投手陣。
先発の笠原は、その長身から、ときに帽子のツバがズレるほど目一杯投げ込む投球フォーム。
この日はストレートがこの時期にして140kmオーバー、コントロールもストレート・変化球とも高めに抜けるような球はほとんど無く、3回1安打4奪三振無失点という結果。
先日のWBC日本代表との試合では、松田にデッドボールを当てるなど、まだ毎試合安定というところまでは行かないようですが、そのダイナミックな投げっぷりは、昨年の“1勝”からさらなる上積みの可能性を感じさせました。

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(帽子のツバを曲げながら投げる笠原)

2番手、福田は多少荒れ球な部分があったものの、まあまあな内容。3番手の岸(左投げ)は、ストレートのMAXが130kmで2回2失点と、まだまだ一軍では厳しい印象。
そんななか、最後に投げた一岡は、MAX143kmとストレートの走りもよく2回をパーフェクトと、結果・内容ともに良い出来。
以前、二軍で見たときより、フォームがオーソドックスに、そして投げる時に「ウッ」という声を出す回数が減った(^^)印象もありましたが、昨年の高木京、田原のように、一軍ブルペン陣の新たな戦力になってくるかもしれません。

試合後は、寺内、横川、そして松本哲、中井が特打。
移籍の横川は、楽天時代はもう少し打球を遠くに飛ばすイメージがあったのですが、この特打では、あまり外野の定位置より後ろへの打球はありませんでした。
トスバッティングの後、ゲージに入った松本哲は、特打でもいい打球を飛ばし、タイミングがあってスタンドインという打球などもありました(公式戦ではいまのところ本塁打ゼロ)。

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(トスバッティングを行う松本哲)

その後、帰り際にサブグラウンドを通ると、市川、河野(かわの)のキャッチャー二人が、防具をつけて、強めのノックを捕る練習をしていました(秦バッテリーコーチがマウンドからキャッチャーのいるホームベースに向かって打つ形)。

次回、また行く機会があれば、主力がある程度そろった状態で見てみたい、と思った巨人のキャンプですが、先日の練習試合で、1試合7失策を喫するなど韓国のLGに1-11で惨敗をした試合があった(今回一緒にキャンプを見ていた巨人ファンの友達がその後も沖縄に滞留し、この試合を見ていたそうですが、嘆いていました…)ように、主力野手と控え選手との差がかなり開いている巨人。

他球団からすれば、そこがねらい目であるし、逆に巨人とすれば、その部分をどう埋めていくかが、今シーズンのポイントになるように思います。
by momiageyokohama | 2013-03-03 16:17 | 巨人 | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


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