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キャンプ雑感 -2/16 中日-

この日は午後に、北谷中日-阪神、そして名護日本ハム-横浜DeNAと、2試合、NPBの球団同士の練習試合が組まれていました。
当初は名護に行こうかと思っていたのですが、考えたあげく、自分が関東在住ということで、日頃見ることが無い中日-阪神に変更。

午前中は、2ヶ所でフリーバッティングを行い、その傍らで一部の選手が走塁練習や外野からの返球練習などを行っていました。

フリーでは、若手選手に続き、荒木、谷繁、和田、森野、山﨑らも打っていましたが、レギュラー陣がある程度固まっている打線のなかで、注目したのは新外国人の2選手。
ルナは右打ちのがっちりした体格の選手で、フォームはややクラウチングスタイル。
クラークは左打ちの長身選手で、名鑑によれば長打力が持ち味とのこと。

正直、ほとんど情報が無いなかで見たのですが、ルナは、コースに逆らうことなく、広角に打ち分けていたのが印象的でした。フェンス際まで飛ばす打球は少ないものの、ある程度力強い打球を打っており、練習で見る限りではそんなに欠点は無い印象。たとえて言うならば、横浜ファン以外の人には少々わかりにくいかもしれませんが、ポゾ(99年に在籍)を一回り大きくしたような感じでしょうか。

一方のクラークは、見るからにわかるほどのアッパースイング。その打ち方が長打を打つことにもつながるのでしょうが、かなり打ち損じも多く安定性に欠ける印象でした。特に「内角低めのボールをバットの下っ面に当ててファースト方面へボテボテのゴロ」という場面が目立ちました。こちらは、たとえていうならばホワイトセルに近い感じ(あそこまでバットを最後まで巻きつけて振りはしませんが)。何本かフェンス際まで行く打球もありましたが、他球団に欠点を見抜かれると、かなり苦労するのではと感じました。

なお、打撃練習のゲージから離れたところで、藤井が平野コーチにノックを打ってもらって外野からホームへの返球練習をしていましたが、コースが外れたりツーバウンドになったりと、返球の精度に結構バラつきがあり、時折、平野コーチにアドバイスを受けていました。


その後、マウンドへ移動。
7人ぐらいが並んで投げ込んでおり、吉見、伊藤、大野、田島といったメンバーが投げていました。
角度的にピッチャーが投げ込んだボールがキャッチャーに届くまでの軌道は見えなかったので、主にピッチングフォームを見ていたのですが、ちょうど並んで投げていた吉見と伊藤準規は、そのフォームの差が歴然。
吉見がきれいに沈み込んで投げるのに対し、伊藤はパッと見ても左足が突っ張った状態でボールを放す形。体重が後ろ残りのまま投げているようにも見え、「これだとコントロールがつきにいくいのでは」と感じました。

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(吉見、フィニッシュ)

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(伊藤、フィニッシュ)

再び球場に戻り、試合前のシートノックが始まって中日のメンバーが各ポジションに散っていったのですが、背番号を見たところ、ベテラン野手の姿は無し(谷繁・荒木・森野・和田・山﨑、外国人野手2人も。なお、井端・大島はWBC合宿で宮崎)。
今日は完全に若手主体で臨むんだということを理解しましたが、ベテラン選手が多いとはいえ、キャンプが半ばを過ぎたところでまだレギュラー野手のほとんどが試合に出ないところに、中日の「野手高齢状態」を改めて感じました。

なお、この日の試合出場選手は下記のとおり。

1 藤 井 (中) → (野 本)
2 岩崎恭 (二)
3 高橋周 (三)
4 平 田 (右)
5 松井佑 (左)
6 福 田 (一) → (中田亮)
7  谷  (遊) → (松井雅※)
8 田 中 (捕) → (前 田)
9 堂上直 (指)

P 雄 太(2) → 辻(2) → 矢 地(3) → 岡 田(2)

(打者の括弧囲みは途中出場(※は代打のみ)、投手の数字はイニング数)


打者で圧倒的に目立ったのは、高橋周平でした。昨年は.155で2本塁打(41試合出場)と、まだまだ一軍定着には時間がかかるように思っていたのですが、この日は第一打席から阪神の先発・榎田からセンター前のヒットを放ち、球場を沸かせます。その後も、思わず「巧い」と言ってしまうレフト前への計ったようなヒット、そして追い込まれてから内角低めのボールをレフト方向へ弾き返す難易度の高いヒットなど、5打数5安打(榎田のほか、スタンリッジ、鶴からも安打)。
高卒2年目にして、将来の主力候補どころか、もう今年から森野からサードのレギュラーを奪うのではと思わせるような打ちまくりっぷりでした。
今後、実戦を重ねていくなかで、この打撃をキープできるかはわかりませんが、内容の濃い5安打だっただけに、かなり期待値が高くなりました。

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(高橋 5打席目、中前打)

その他の野手ですが…、正直、これといって目立つ選手はいませんでした。
結果としては11得点を挙げましたが、これは7回から投げた阪神・伊藤和の整い過ぎたボールを打ち込んでのこと(1回2/3で7失点)。
指名打者での出場となった堂上弟も4打数1安打と、前述の伊藤和から打った本塁打以外はインパクトのある打撃は見られず、途中出場の中田亮もバットに当てただけのショートゴロを打ったりと、全体的に低調な印象でした(四番で出場した平田は5打数3安打でしたが)。

一方の投手陣は、2回を1安打無失点の雄太(川井)はともかく、2番手の辻、3番手の矢地が、それぞれ2回9安打8失点、3回10安打5失点と、メッタ打ちといってもいい状態。
次の日の新聞には、両投手の二軍降格の記事がありました。

その後を次いで最後に投げたのが、2010年のドラフト1位で、ファンの期待も大きいと思われる岡田
1イニング目は無失点に抑えましたが、味方の攻撃が長くなり間隔が空いたことが影響したのか、2イニング目は先頭の上本にストレートの四球を出し、その後、連続タイムリーを2本浴び2失点。
この2本目だったか、新井良にタイムリーを打たれたときに、マウンドの土を蹴って悔しがっていたのが印象的でした。
甲子園での活躍もあり、ドラフト1位で期待されて入団するも、一軍登板の無いまま、早4年目。今年は本人も期するものがあるのでしょう。
投球内容で言えば、ストレートはまずまずのキレがあるので、カーブのコントロールをどれだけ上げられるか。
2011年のドラフト1位・大野が徐々に頭角を見せ始め、2012年1位の高橋周平もブレイクの兆し。果たして、今年こそ、その存在を首脳陣、そしてファンにアピールできるでしょうか。


前述したように、野手陣の年齢層が高いこともあり、主力が登場してくるのはもう少し先になるような印象がありましたが、今後、実戦を重ねていくなかで、両外国人野手をどうやって起用していくのか(2人とも登録は内野手)、また高橋のレギュラー奪取はあるのかといったところが、今後のポイントになりそうです。

なお試合終了後には、ドアラがお客さんに対し、「2013年 ドアラカレンダー」の宣伝をしていました(^^)。
by momiageyokohama | 2013-02-22 01:55 | 中日 | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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