野球の本
2011年 05月 17日
書きたいことがちょこちょこある中で、今回スポットを当てたいのは、一冊の本。
書名は『二軍監督』(赤坂英一・講談社)。
今年の4月に出た本ですが、題材は地味ながらなかなか面白い本。
内容は、一人だけにスポットを当てたものではなく、オムニバス形式。
なお、タイトルは二軍「監督」となっていますが、選手・コーチの話、また一軍コーチの話も出てきます。
登場する人物をざっと挙げると、水上善雄(元日本ハム二軍監督)、尾崎匡哉(日本ハム)、江川智晃(ソフトバンク)、中田翔(日本ハム)、栗山巧(西武)、渡辺久信(元西武二軍監督)、大久保博元(元西武打撃コーチ)、山崎立翔(広島二軍監督)、嶋重宣(広島)、内田順三(広島打撃コーチ)、猿渡寛茂(元ヤクルト二軍監督)、斉藤宜之(元巨人・ヤクルト)、川相昌弘(元中日二軍監督)などといった面々。
後半部分はちょっといろいろな要素を詰め込み過ぎたかなという印象はありましたが、野球好きなら読んでおいて損は無い本。刊行が今年の4月ということで、結構、直近の情報まで入っているところも楽しめます。