プロ野球開幕
2011年 03月 21日
最初に、「セが3月25日、パが4月12日開幕」と聞いたときには、開きがありすぎる両リーグの開幕日に大きな違和感を感じました。ただ、球団や機構が「なるたけ日程を遅らせたくない」となるのは、プロ野球を経済活動ととらえたときに、また日頃会社勤めをしている身として、「組織から出る発想」と考えればあり得るかなという思いも。
でも、やはりプロ野球界の足並みが揃わないのは悲しいですね。
加藤コミッショナーは、ここ何人かのコミッショナーのなかでは、その責務を果たそうと思っている人だと思っていましたが、今回の件では、NPBのトップとしての役割を果たそうとしていないのが現状。
宮城・岩手・福島・茨城などの方の状況とは比べようもないですが、東京地方の人も原発の影響への不安を拭いきれないのが今の状況だと思います。
今回のことは、本当に非常事態な訳で、当初の予定から大きく影響を受けるのは当然のこと。
「野球を観たい」という気持ちはもちろんありますが、小手先の対策ではなく、開幕を大幅に延期して、そのぶんは試合数を削減、もしくは日程の後ろ倒しやクライマックスの中止といったように、大きな予定修正をすべきではないかと思います。
一方、選手達には、今シーズンは特に、「戦う姿勢」「あきらめない姿勢」を見せてほしい。
いまのところ、ニュースを見る限り期待できそうにない横浜も、個人の能力云々は別として、とにかく「投げる」ような試合は絶対見せてほしくないですね。