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2011年 02月 24日
先週末、ラスベガスで行われた、チャンピオンのモンティエル(メキシコ)に、「パッキャオの後継者」という声もあるドネア(フィリピン)が挑戦した、注目のWBC・WBOバンタム級タイトルマッチ。
結果は、ドネアの衝撃的な2回KO勝ち。
モンティエルが右フックを放ってガードが無い状態の右顔面に、ドネアの左フックがもろにヒットした形でのKO劇でしたが、長谷川穂積を4回KO勝ちしたモンティエルをわずか2回で沈めたドネア。
「上には上がいる」じゃないですけど、本当に世界には強いヤツがまだまだ鬼のようにいる、ということを思い知らされた感があります。
なお、先日のスポーツ新聞記事に、ドネアと同じバンタム級のWBAチャンピオンの座にいる亀田興毅の「ドネアとやってもいい」みたいなコメントが載っていましたが、口だけじゃなく、本当にやってほしいですね。
一方、昨年、モンティエルに負けた長谷川は、「(ドネアが)勝つと思っていた。モンティエルとは再戦すれば勝つ自信がありましたし」とコメント。自分が実際戦った経験があるがゆえに、「自分が負けた相手に勝って欲しい」といった感情論ではなく、自分と他のボクサーの実力を冷静に見極めてのコメントだと感じました。
現在バンタムから2階級上げている状況もあり、「(ドネアとは)将来的にはやりたい」と、まずは今の自分の目の前の相手を倒すことを目標としている感じですが、ときたま発されるコメントをきいていると、10度にわたる防衛経験を持つこともあって、「防衛回数を重ねる」といった数字的な目標より、ボクサーとしてもう一段高いレベルのゾーンを見据えているように見えますね。
先日、チャンピオンになた井岡も、まだまだ現状だけでは満足していない感がうかがえますし、内山も「ただ防衛を重ねているだけじゃつまらないんじゃないか」と思えるほどの強さを見せています。
年齢から来る体力的な衰えが若干心配なものの、3年にわたり「強さ」を見せての防衛を続けている西岡らを含め、ここ25年来ではあまりなかった日本人世界王者の動きが、今後見られるかもしれませんね。



























