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横浜ベイスターズ 2011シーズン展望(投手編)

前回、ラインアップを挙げてみた横浜の2011シーズン展望。
もう少し具体的なところを見ていきたいと思います。

今回は投手陣について。
一軍の投手枠を12人として、名前を並べてみると一応埋まります。
ただし、そのなかで、一年通しての活躍が見込まれるのは4人のみ(清水加賀真田山口)。
さらに、そのうち、加賀はまだ昨年1年だけの実績、また真田は右膝半月板の手術の影響(10月時点の報道では全治3~4ヶ月)で開幕に間に合うかわかりません。ということは、少なく見積もると、ある程度計算できるのは2投手のみ。

ちなみに、単純に昨年実績で考えると、清水10勝、加賀3勝、大家7勝、山本8勝、田中1勝、阿斗里0勝、眞下0勝で、前回挙げた先発ラインアップで計算できる勝ち星は29勝。これに、その他先発する投手が5勝、中継ぎ陣が挙げる勝ち星が全部で10勝ぐらい、抑えの山口で2勝と仮定すると計46勝(144試合中)。とりあえず、100敗は避けられますね(^^)。
(※山本は入ったが、一方で寺原、ランドルフ、桑原謙が抜けている)

要は、勝率4割を超えるにはあと10勝の上積みが、勝率5割を超えるには、あと26勝の上積みが絶対条件。

ということで、
(1) 加賀美須田小林寛ハミルトンマンの一軍戦力化
(2) 田中眞下阿斗里高崎小林太の昨年比150~200%以上のレベルup
この2つが達成されないと、昨年と同じような成績になるでしょう。

まず、(1)についてですが、自分は大学・社会人野球などを詳しく追っていないので、これらの投手の実力は正直わからない前提ではありますが、土居、吉川、森、染田、高宮といった過去のドラフト上位指名選手を見る限り、一軍での成功率はおしなべて30%前後ぐらいではと考えてしまいます。この予想がいい方に外れることを望みますが、過度な期待はしない方がいいでしょう。そのなかで、ドラフト関連の記事などを見た印象では、小林寛は、将来的に山口の前を投げる投手として育ててみると面白いのではと思います。

一方、リーチも含めた3人の外国人投手ですが、昨年の前歴を見ると、ハミルトンが2A、マンは独立リーグ、リーチが3Aで防御率6点台。
これまた、この10年の横浜の外国人投手獲得能力も含めて考えると、「1人一軍に定着すれば…」ぐらいに考えておくのが現実的でしょう。

そう考えると、投手陣の浮上のポイントは、(2)で挙げた、田中、眞下、阿斗里、高崎、小林太といったメンバーがどれだけ昨年からの上積みのあるピッチングを見せるかではないでしょうか。
田中は昨年5試合ながら、一軍でまずまずのピッチング。今年は、一年通してとはいかないまでも、17試合ぐらいは先発で登板してもらいたいものです。
眞下は、昨年、一軍2試合目の登板となったヤクルト戦をバックネット裏で見る機会があったのですが、あのカーブはかなりの武器。ストレートはそこまで速くないものの、カーブとの落差、また打者がタイミングをとりづらいフォームという武器を持っているので、育て方によっては横浜のエースになれる可能性を秘めていると感じました。
昨年0勝7敗に終わった阿斗里は、もともとストレートがウリの投手にしては、そのストレートを簡単にはじき返される場面を結構目にします。場合によっては、短いイニングでその特性を生かすという道もあるかもしれません。
高崎小林太の2投手に関しては多くは述べませんが、とにかく一軍で結果を出してくれということですね。

なお、ここまで述べたことと多少重複しますが、投手陣全体のポイントとしては、下記の3つのポイントがあると考えています。

〔1〕 この2~3年で、20代の先発ローテ投手を3人以上育成する必要あり

清水は来季以降メジャー挑戦ということもあり得る。他のローテ投手も大家35歳、山本33歳とベテランの域。本当にこの2年ぐらいで若手で先発を任せられる投手が出てこないと厳しい。

〔2〕 中途半端な左のワンポイントの登板は必要ない

この20数年間の横浜(大洋)で、本当の意味で左の中継ぎとして機能したのは、好調時の関口、1999年・2000年の森中、2005年前半のホルツぐらい。左のワンポイントを出しては主軸に痛打されるという場面を数限りなく見てきたファンの立場からすると、右を上回るぐらいの投手でないと、左の中継ぎを登板させる意味を全く感じない。試合のテンポも悪くなるだけ。

〔3〕 セットアッパーの確立

力からするとセットアッパー一番手といえる牛田だが、故障や体調不良でシーズン通して活躍したことが一度も無いことを考えると、今年も1年通して一軍にいる可能性は低い。球の力だけならセットアッパーを任せられるかもしれない江尻も、シーズン通してを考えると安定度は低く年齢も34歳。
上位進出にはセットアッパー確立が絶対条件(中日・ヤクルト・数年前の阪神などを見ると、できればセットアッパーの前を安心して任せられる投手も)。場当たり的なセットアッパー起用ではなく、計画を持った育成計画がほしい。

最後に、今回の一軍投手枠12人には入れなかった三浦について。
昨年の投球を見たら、とても一軍での活躍を計算できるとはいえない状態。これまで残してきた成績に敬意を払ったうえで(弱小チームで138勝。2060奪三振は歴代15位)、結果を残さなければ一軍には上がれない状況まで追い込まれていると考えます。


野手編については、また次回に。
by momiageyokohama | 2011-01-16 00:06 | 横浜ベイスターズ | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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