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戦い終わって…

日本シリーズ第7戦。再び延長引き分けか…とも思われた試合を千葉ロッテが制し、見事日本一に。

勝つといいところばかり見えるものなので、勝因はいろいろと挙げられるでしょうが、ペナントから通しての視点で見ると、メンバーや個々の打者の調子に変化があっても、あまり打線のポテンシャルを落とすことなく戦えたことが大きな要因としてあると思います。

開幕時は、

1 西岡 2 荻野貴 3 井口 4 金泰均 5 大松 6 サブロー 7 福浦 8 里崎(的場) 9 今江

というオーダーだった打線。

それが、荻野の故障離脱、金泰均の不調などもあって、シーズン最終盤、そしてポストシーズンは、下記のようなラインナップに。

1 西岡 2 清田 3 井口 4 サブロー 5 今江 6 福浦(今岡) 7 金泰均 8 大松 9 里崎(的場)

打線のなかでも重要な役割を務める2番の選手が離脱、加えて当初のクリーンアップが不調(4・5番)となると、打線の機能が著しく低下するものですが、代わりに入った、あるいは繰り上がった選手がその穴をカバーする活躍。
さらには、日本シリーズでは大松が第1戦で離脱も、最終的には、代役で入った岡田が日本一を決める一打を放つということで、本当にすべての選手が活躍したといっていいロッテの打線でした。

そうした結果を見ると、今シーズン打撃コーチに就任した金森コーチの存在は、やはり大きかったのでしょう。
ペナントシリーズでは、打率(.275)、得点(708点)が、ともにリーグ1位(昨年は.256、620得点)。
面白いのは、四球(546)、三振(1065)が、両方ともリーグ最多というところです。
一介の草野球プレーヤーにはなかなか理解できないところではありますが(^^)、「ボールをできるだけ引きつけ回転で打つ」打法の特徴が出ているといえるかもしれません。

その金森コーチ、球団問わず、いろいろなチームで結果を残していますが、チームの移動も目まぐるしく。
97年にヤクルトでコーチ業をスタートさせてから、西武阪神ソフトバンク、そしてBCリーグの石川、今回のロッテと、6球団に在籍しています。
なお、井口に「あの人のバッティングは究極的ですよ」と言わしめたとされる中日の和田も、金森コーチの教え子とのこと。
同じく右打者として高打率を残している内川やマートンあたりは、またちょっと違う打撃理論のような感じがしますが、来シーズン、こうした好打者の打撃理論に思いをめぐらしながら野球を見るのも楽しいかとも思います。

なお、まさかの2日連続23時過ぎ中継となった、第6戦第7戦の視聴率は、それぞれ18.9%20.6%(関東地区。名古屋地区は32.0%と34.6%)と、最近の野球中継のなかではいい数字。
ただ、これが来シリーズの完全地上波中継につがなるかは、まだ不透明。クライマックスシリーズの地上波中継増も含めて、NPBは「プロ野球」というコンテンツの売り出し方を考えていく必要があるでしょう。

日本シリーズが終わり、残る公式戦は、日韓クラブチャンピオンシップ(ロッテ vs SKワイバーンズ)のみ。
毎年、その存在意義が議論されるアジアでのクラブ選手権ですが、一方で、MLBを制したチーム(今年はサンフランシスコ・ジャイアンツ)との対決が行われる時代は来るのでしょうかねえ。
by momiageyokohama | 2010-11-09 00:12 | 野球(全般) | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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