ポイントが分かりづらいシリーズの地味なポイント
2010年 11月 02日
第1戦、第2戦とテレビで見ていたのですが、土曜日の第1戦、BS(NHK)では解説が伊東勤氏1人のみ。
いつもの日本シリーズだと、解説が何人かいて、さらに現役選手のゲストがいて、とかなり放送席が賑やかなものですが、ちょっと寂しい感はありました。
一方、CS(J SPORTS)は、実況が元NHKの島村アナで、解説が立浪氏と橋本清氏の同級生コンビ。実況の島村アナはある意味日本シリーズっぽい(^^)感はあるものの、「本来であれば立浪は地上波での解説だよなあ…」と、こちらも何か複雑なものを感じました(ちなみに、第2戦のCS放送の解説は、小宮山+斎藤隆)。
それこそ野球ファンという立場を取り除いて、「今回の中日・ロッテの両チームで、一般の人たちが知っている選手は?」と考えると、正直、西岡、あと強いて言えば和田ぐらいしか知らないかもしれないんですよね。
そうした意味では、プロ野球チームである以上、選手の知名度アップは大切だなあと思います。
それでも、3年後のWBCに、中日は浅尾や高橋を出さないのかなあ…。
さて、本題の日本シリーズですが、第1戦、第2戦とも、中盤以降、一方的な展開になったこともあり、内容的には物足りない印象。3戦目以降は、より日本シリーズらしい緊迫感のあるゲームを期待したいところですが、勝敗の鍵を握りそうなのが、両チームの先発投手の起用の仕方。正直、明日の渡辺俊介をのぞくと予想しづらいのですが、考えられる先発布陣はこんな感じ↓
〔ロッテ〕 〔中日〕
【第3戦】 (千葉マ) 渡辺俊 山 井
【第4戦】 (千葉マ) ペン or 唐川 中田賢
【第5戦】 (千葉マ) 大嶺 or 唐川 山本昌
【第6戦】 (ナゴヤ) 成 瀬 吉 見 or チェン
【第7戦】 (ナゴヤ) マーフィー or 渡辺俊 チェン or 山 井
ロッテの方は、明らかに先発の枚数の足りないロッテが唐川を先発で起用するのか、そして最終戦まで行った場合、マーフィーを使うのかどうか。一方、中日は、3~5戦の先発投手の並べ方と、1戦目に3回KOとなった吉見がただの不調なのか、それとも故障を持っての登板だったのかどうか、といったところがポイントだと思います。
その他に考えられるポイントとして、両チーム、3つづつ挙げてみます。
〔ロッテ〕
1. 清田の打撃
CSから日本シリーズにかけて3本塁打を放つなど目立った活躍を見せるも、打率自体はそんなに高いわけではない(CS第2ステージ .167、日本シリーズ .250)。ただ、西岡にまだ当たりが出ていないなか、その役割は重要。四球での出塁、また犠打を確実に成功させることも含めて、打線に流れをつけられるか、隠れたキーマンといえる。
2. 大松不在の穴
まだ2戦ということで顕在化していないが、やはり長打が打てる大松がスタメンで出られないのは痛い。当面、岡田が代わりに入ることになりそうだが、チャンスの場面では今岡・福浦といった代打の起用→竹原・南・神戸への交代といったこともあり得るかも。それこそ、岡田ないしは神戸あたりが大松を凌ぐような活躍を見せるようだと、かなりロッテが波に乗りそうだが。
3. 低盗塁阻止率のカバーの仕方
今季のロッテの盗塁阻止率は、里崎が.172、的場が.125とかなり低い。今シリーズの中日は、まだ荒木の1盗塁のみに留まっているが、今後、中日がこの弱点をどんどん突いてくることも予想される。特に荒木と大島は要注意。試合終盤での許盗塁は敗戦に直結するだけに、ピッチャーの牽制も含めて、どう対策を講じるか。
〔中日〕
1. 外野2ポジションの起用法
1戦目は英智と藤井、2戦目は大島と野本。2戦でスタメンがガラリと変わったこの2ポジションは、3戦目以降も、その時の選手の状態や相手との相性を考えて、いろいろな選手が入ることが予想される。上記以外のメンバーでは、小池、平田といったところもスタメンの可能性があり。何番に入れるか(2番、6~8番)も含めて、中日打線の一番の注目点。
2. 継投間に垣間見られる穴
「中日の投手陣は磐石」と言われることが多いが、それでも少し「穴」と思われる部分がある。それは、早い回で先発が降りたときに中盤を継ぐ投手陣と、ストッパーの岩瀬。
先発と浅尾・高橋の間をつなぐ、清水、平井、河原、また左腕陣は、信頼感的にはもう一つというところ。そういう意味では、ロッテ打線としては、いかに早い回で先発を降ろせるかが勝利へのカギになるのでは。
一方、岩瀬はさすがに今季は衰えが見られる。3年前の日本シリーズとは逆に、9回の時点で勝っていても、岩瀬は登板せず浅尾が最後まで行く、ということもあるかもしれない。
3. ブランコの調子
2戦目でタイムリーや本塁打を放つなど、復調したかのように見えるブランコだが、相手投手の調子を考えると、「これで安心」とは行かず。ストライクゾーンから遠く離れたボールを空振りする粗さはそう簡単に解消されるとは思えず、今後、和田が歩かされブランコ勝負という場面も多くなってくるだろう。そこで、一・二塁間に打ち返すような打撃をするようだと中日打線がかなり機能してくると思われるが、ボールからボールになるようなスライダーに手を出しているようだと、打線の流れを寸断することになりかねない。
というように、ざっと両チームのポイントを見てきましたが、やはりちょっと地味ですね(^^)。
いずれにしても、明日の試合は、今シリーズ初の地上波。見ている人に「さすが両リーグを勝ち上がってきたチーム」と思わせてくれるような戦いを期待したいと思います。



























