12球団雑記 (その4)
2010年 09月 18日
【ロッテ】
前半戦の快進撃での貯金を、6月以降はなんとか凌いで凌いでAクラスを死守してきたものの、ついに今日(9/18)、日本ハムに並ばれる。荻野貴の長期離脱が判明してからある程度予想された事態ではあるが、当の荻野自身はまだ二軍にも出場していない状態で来季復帰できるか心配。
中盤以降の失速の要因は、この荻野貴の故障に集約されがちだが、今季のロッテは他にも長期離脱者が多かった。荻野に代わってセンターに入った早坂も、すぐに長期離脱となる怪我。レギュラーキャッチャーの里崎も8月上旬から背筋痛で抹消。
投手陣も、今季大きく飛躍するかと思われた唐川が故障による度々の抹消で、11試合の登板にとどまる(6勝3敗)。また、あまり目立たないところで、昨季まで3年連続50試合以上登板とロッテの終盤のマウンドを支えた荻野忠が、今年は故障で全く登板できず。シーズン中盤以降、伊藤、藪田があまり安定した投球を見せられなかったなか、「打」の面とともに、この“ダブル荻野”の欠場は痛かった。
いい材料を探すと、昨年まで3割ちょうどがキャリアハイだった西岡の大幅な打率アップ(.335)と、井口の驚異的な出塁率。井口は打率こそリーグ17位(.293)ながら、リーグ段トツトップの107四死球(95四球・12死球)で、出塁率はリーグ2位(.415)。今季は、松井稼、岩村とMLBに渡った内野手が惨憺たる成績に終わるなか、ミドル30でのこの輝きは、同世代としても嬉しい。
いずれにせよ、来季、更にチームが上位をうかがうには、中継ぎ以降のピッチャーの再整備が一番の課題か。
【日本ハム】
中盤以降の復調で忘れかけがちだが、今季序盤の低空飛行は、「勝ち方」を知っているチームと思っていただけに、開幕前はまったく予想できなかった。4月は、横浜ファンの自分が心配になるほど(^^)勝てなかったが、その一つの大きな原因はストッパーを任された投手の不調(武田久、ウルフ)。
昨年のペナントはほぼ完璧だった武田久だが、日本シリーズでのサヨナラ負けを引きずるかのように、開幕3週連続で負け投手。もともとストッパーを任せるには武器となる変化球が足りない印象もあるので、来季に向けてストッパーの確立は急務だろう。個人的には、現在、左打者対策としての登板が多い宮西は十分ストッパーを務められる資質を持っていると思う。
「打」に関しては、今季も昨年に引き続き打率トップ、数字に表れない「つなぎっぷり」も健在だが、金子誠が離脱したショート、また陽・中田らが代わる代わる務めるファースト(あるいはライト)の2つのポジションに入る選手がまだ力不足なのが今後の課題か。
もう一つ気になるのは、今後、ダルビッシュがもし退団した場合の穴。当然、「投」の部分、さらにはその分打撃でフォローしていかなければならないという意味で「打」の部分にも影響が出てくると思われる。
武田勝に次ぐ3番手以降の先発投手の確立(今年は、たまたまその部分をケッペルが埋めたが)、またスレッジを除いてことごとく失敗している外国人野手の獲得方法再考が必要となってくるだろう。
記事を書いている間に、ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ち。
オリックス、楽天については次回以降、書きます(もしかしたら、シーズンが終わってしまうかもしれませんが(^^))。



























