人気ブログランキング | 話題のタグを見る

12球団雑記 (その3)

シーズンも残り10数試合と、クライマックスを迎えてきましたが、パ・リーグの各チームの雑感を。

西武
8月後半の7連敗を乗り越えて再び加速。残り10試合で2位と3.5ゲーム差でマジック7と優勝が秒読みになってきたが、振り返れば、今年はオールスターをはさんで6連敗。かと思うと、8月には8連勝するなど、非常に浮き沈みの激しいシーズンだった。
一番・片岡二番・栗山」はほぼ固定も、中島がたびたび欠場、中村はひじの故障で長期離脱。新外国人のブラウンも主軸を打つにはもう一つ物足りない成績で、さらに昨年は主軸を打ったG.G.佐藤が今年は極度の不振でほとんど働けずじまい、と例年になく「打」での不安要素が多かった今シーズン。
それを補ったのが、高山の11年目での台頭だったり、まさかの復帰となったフェルナンデスの錆び付いていない打撃といったところ。また、「左のおかわり」(と言われるほどふくよかではないが)こと坂田や浅村など、本当にこのチームは伝統的に若手野手が次から次へと出てくる
ただ何といっても、今年の最大のヒット補強はシコースキー。西武で日本球界5球団目、9年で431登板(9/13現在)と、36歳にして、衰えぬ鉄腕ぶりを発揮。
なお、西武の試合を見ていて思うのは、「よく、これだけのお客さんを呼び戻してきたなあ」ということ。2007年は西武になってから初の観客動員リーグ最下位(15,187人)だったが、そこから土日はほぼ外野が満員が埋まるようになるまで回復させ、今年の平均は21,935人。
首都圏にありながら交通の便が悪いというハンデを「チームの明るさ」を打ち出すことでV字回復させた西武。統計をとったわけではないが、特に女性のファンや子どもたちのファンの再発掘に成功している感がある。どこぞの球団も見習った方がよいのでは?

ソフトバンク
小久保、オーティズ、ペタジーニ、松中といった、どちらかというと「鈍重」な感じと、川﨑、本多といった「俊敏」な感じの両極を併せ持つ打線のラインナップ(その中間が松田、長谷川といったところか)。
例年、怪我に泣かされるホークス打線だが、今年はやはり怪我人が何人か出たものの、それによるパワーダウンがあまり目立たなかった。その要因の一つは、誰もが驚いたペタジーニの獲得、しかも小久保が怪我をした直後というタイミング。そして、多村の例年にない欠場の少なさ(ここまでわずか4試合!)という、2つのミラクルが大きかったのでは。
投の方は、相変わらずの攝津(66試合、2.40)、ファルケンボーグ(56試合、1.09)、馬原(50試合、1.26)の3人に甲藤(個人的には、SBM48とは絶対言いたくない(^^))、さらに森福の台頭と、他球団と比較しても2ランク近く安定度の高い抑え陣の存在が、現在の順位を下支えしている。
「これで大隣と大場のどちらかが二桁勝ってくれたら…」というのがファンの切なる思いかもしれないが、そうはうまくいかず、最後、西武に押し切られそうなところまで来ている。
ただ、今シーズン初勝利を挙げた山田をはじめ、前述の2人、また久米や神内、巽、岩嵜といった若手の有望な投手がかなりいるので、上手く育てていけば、何年後かに投手王国になる可能性は十分秘めていると思う。
なお先日、シーズンも後半になってからではあるが、TOKYO MXのホークス中継を初めてきちんと見た。今シーズンは、女性のアナウンサーが実況を担当しているということで、ちょっと話題のよう(?)だが、聞いた感じとしては、その巧拙はともかく「声が強い」という印象。女性の実況の場合、ともすると声が弱いことで画面に負けてしまうことがあるが、そこの部分はクリアされている。
ただ、フォローする役割を担ってほしい解説陣が浜名、若田部というところがちょっと力不足の感が。青島健太、川崎、阿波野といったところが解説であれば、アナウンサーの力量不足を上手く補ってくれ、それが実況力のアップにもつながっていきそうな気もするが。


予想外に長くなってしまったので、他の4球団については、また次回書きます。
by momiageyokohama | 2010-09-14 00:28 | 野球(全般) | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30