12球団雑感 (その2)
2010年 09月 06日
【ヤクルト】
借金19からのまさかの5割復帰。10連勝ストップ後は一時期の勢いはなくなった感はあるが、あの打線のメンバーでよくこれだけの成績を残しているなと思う(チーム打率はリーグ2位の.271)。ホワイトセルの加入、畠山の昇格、飯原の復調といったところが大きかったのだろう。
ただ、まだ顔ぶれ的にはまだ物足りない感もある。そして華がない(^^)。青木が抜けた後のことを考えると、もう少し若手でヤクルトを代表するぐらいになるような選手がほしい。昨年ショートのレギュラーだった川島慶あたりはその可能性を秘めているが、怪我のため、今年は出場なしに終わる模様。来季、再びショート(あるいはレフト)のポジションを奪うようだと、さらに活きのいい打線になる気がするが。
由規は、オフに予想されるちやほやを乗り越えて迎える来季が本当の勝負の年か。
【広島】
ヤクルトから大きく離されての5位。後ろもあまり追ってこないということで、ちょっと中途半端な位置にある広島。たびたび「投壊」の試合を見せるが、横山、シュルツ、永川とリリーフ三枚が長期離脱。さらに大竹がシーズンほぼ登板なし、そして2年連続奪三振王のルイスが退団(移籍したレンジャーズでは活躍しているらしい)とあっては、この状況も致し方ないところか。
ただ、若手投手を次々と投げさせる傾向があり、外国人投手獲得能力も長けているだけに、来季は建て直しも可能かも。
打線は相も変わらず。岩本の台頭という明るい材料はあるものの、小窪、天谷といったところは伸びを見せられず。その下の世代にも「これ」といった選手はほとんど見あたらず、怪我で離脱の東出に代わって出るのが30歳の木村昇吾という状況はちょっと寂しい。石井琢が元気なのは嬉しいが、岩本の活躍に沸くだけでなく、さらにそこに続く若手を育てなければ、貧打線は一向に改善されないだろう。あと、今年も散々だった外国人野手獲得力の強化も急務。
【横浜】
「1勝2敗の敗者論-。」
チーム成績については、もう語るまでもないが、野手のメンバーを見ると、それほど悪いとは思えない。
ただ、その打線が、前半戦はまったく機能せず。さらに若干上向きになってきたところで、今度は、投手陣が夏場に入って打たれまくるという悪循環。
新監督の手腕発揮が期待された「投」の部分でも、地味ではあるがレギュラークラス3人をはじめ、かなりの補強をしたと思われた「打」の部分でも、明るい未来が見えづらい状況下、ファンは一体何を光に応援していけばよいのか。
とりあえず、投手陣は、移籍選手も含め全体的な高齢化が気になる。夏場からは、藤江、阿斗里、小杉、福田らこれまで一軍実績の少ない投手の積極起用も目立つようになってきたが、それよりももう少しキャリアのある小林太、高崎、桑原謙といったあたりを一軍に定着させることは、今後のAクラス入りに向けての絶対条件。それができなければ尾花監督を連れてきた意味は無いといってもいいほど、来季以降の鍵を握る投手たちと思われる。
野手陣に関しては、球団と首脳陣の揺れ具合が垣間見られる。目先の1勝ではなく、2年後のAクラス、数年後の優勝争いを目指すのであれば、今の外国人3人体制は解除すべきでは。2年契約のスレッジは残留として、及第点以上の活躍に思えるハーパー、カスティーヨを来季残すよりも、松本、吉村(フォームがいい状態に戻ればという条件付きだが)、藤田(来季は筒香も?)といったところがスタメンを張るように持っていった方が、「打線」としての可能性は出てくるのではないか。
パ・リーグについては、また次回。



























