意外な数字 その2
2009年 11月 05日
前回の記事では「10~11%ぐらいでないか」と書きましたが、だいぶ予想が外れましたね。
ちなみに、裏番組は『カスペ!逃走中(フジテレビ)』14.8%、『ロンドンハーツスペシャル(狩野英孝)』11.3%という数字でした。
さて、このブログで「なぜこんなに視聴率、視聴率と言うのか」ですが、実は昨年「巨人が出場しなければ日本シリーズが地上波で中継されないかも」といったネット記事が出ていました(ネタ元は忘れてしまいましたが)。
「それはないだろう」と思う人もいるかもしれませんが、自分は、現在の野球中継がおかれている現状を考えると、近い将来こうしたことも十分起きうると思っています。
そうなった場合、当然「日本シリーズを地上波中継しないんだ!」という意見は起こるでしょうが、「だって、視聴率とれないもん」「だって、スポンサーつかないもん」という論理の前には、悔しいかな、そうした意見は無力かもしれません。
ここ数年の「巨人戦地上波中継激減(関東地区)」という結果は、「プロ野球は視聴率をとれないコンテンツ」という評価がテレビ界で確立してしまったことの表れと言えるでしょう。
2005~2009年の巨人戦中継試合数の推移を見ると、129→106→74→61→32と、「4年間で97試合減」という、信じれらないほどの激減ぶり(ここ数年はデーゲームへの移行も増えているので、ゴールデンタイムでの放送はこの数字以上に少なくなっている)。「巨人戦なので田舎の両親も見てくれると思って頑張りました!」なんてヒーローインタビューは、もはや昔話です。
ペナントと日本シリーズは別物という考えもあるでしょうが、日本シリーズがそのペナントの上に成り立っていること、また巨人絡み以外のクライマックスシリーズが各テレビ局に見向きもされなかったことを考えると、プロ野球・地上波中継の未来は暗いと言わざるを得ません。
個人的には「あんなくだらないバラエティばっかりやってるぐらいなら…」という思いはありますが、「放映権料は高いし、スポンサーはつかないし、若年層は見ないし」というのが、テレビ業界のプロ野球への見方なのでしょう。
こうした事態について、各球団、さらにはプロ野球機構は真剣に考えているのかは、かなり疑問です。
自分は、まだプロ野球中継がやっているのが当たり前というなかで育った世代です。
ただ、自分の親はそんなに野球好きというわけではありませんでした。大人になった今でこそ、スカパーでプロ野球全試合の中継を心おきなく見られてはいますが、もし今の時代、自分が子どもだったら、自分の親がスカパーで野球セットに入るなんてことは、まず考えられません(たとえ、それを頼んだとしてもそんなこと許してくれなかったでしょう(^^))。
必然的に「テレビで野球を観る」という習慣はつかないでしょうし、そのまま「野球にまったく興味を持たないで育つ」といったことも十分考えられます。
そう考えると、野球場に来ている人の数こそそれほど減少はないものの、一般レベルでのプロ野球の関心度は年々低くなっているというのは避けがたい事実なのではないでしょうか。
そうしたことに対し、今、野球界の要職にある人で危機感を持っている人はどれほどいるでしょう。
◇ ◇ ◇
話を、日本シリーズの試合自体に戻します。
前回、個人的にポイントに挙げていた日本ハムの金子誠選手は、怪我ということで第3戦からは欠場ということになってしまいました。代わりに出ることになる二岡・飯山選手の打撃は正直あまり期待できないので、日ハムにとっては痛いと思います。
あと、ここまでの4戦を見たところ、シーズン中はほぼ盤石だった抑えの武田久投手ですが、投げるコースが絞りやすいところにちょっと不安を感じます(失点こそないものの、巨人打線に結構いい当たりをされている)。
逆にシーズン中はそこまで安定感がなかったがシリーズではそこそこのピッチングを見せている林投手、また、第4戦までまだ重要な場面での登板が少ない菊地投手あたりを、梨田監督がうまいタイミングで起用できるかが、第5戦以降のポイントだと見ています。
一方の巨人は、明日はゴンザレス投手で行くとして、その次の試合(第6戦)の先発を内海投手で行くのか、それとも東野投手でいくのかがポイントになりそうです。
いずれにしても、今週末の日本シリーズこそは、視聴率20%を超えてほしいですね。
関東じゃ率が取れなくても、他の地域は取れてたりするので、
地方ではクライマックスの中継があったりしますしね。
ただ、関東で率が取れないと、キー局である
東京の局が中継しなくなるので、必然的に野球中継が
全国的に減ってしまうのはつらいところです。
このままだと、いずれJリーグのように、
スカパーが無いとほとんど試合が見られなくなってしまいそうで
怖いですね。
私の勤務してる会社は、以前は地方局とはいえ、地上波の野球中継を
やってたこともありましたが、今は会社に来る中継仕事の依頼は
スカパーの中継だけです・・・。
ただ悲しいかな、関東での視聴率が悪いと野球中継の枠は少なくなる → その時間帯を利用してやっている他地方の中継も少なくなる(名古屋だったり広島だったり…)ということで、全体的な傾向として、プロ野球を多くの人に見てもらう機会は減ってしまいますよね。
なんだかんだいって、自分がこれだけプロ野球にのめり込んだのは、ほとんど巨人戦しか放送されなかったとはいえ、毎日のようにゴールデンで、原やら中畑やら篠塚やらクロマティやら西本やら加藤初やら(^^)を、また対する高橋慶彦やら川口やら掛布やらバースやら落合やら仁村やらを見てきたからだと思うんですよね(ちょっと人選が古い?)。
衛星放送やスカパー、ネット中継といった見方が出てきているので、当時と状況は変わってきているとはいえ、やっぱり現在でも地上波の持つ影響は大きいと思います。
「今、プロ野球中継が置かれている状況が10年後どうした事態をもたらすか」について、野球関係者は、もっと危機感を持つべきだと思うんですけどね。



























