横浜版「ルーキーズ」
2009年 07月 19日
もはや「地上波でプロ野球中継」という習慣もすっかりなくなってしまった昨今、「野球好きな若い人も少なくなっているのかなあ」と思いきや、かの『ROOKIES』効果で、野球に目覚める若者が急増しているとかいないとか。
あまり自分の周りに高校生とかがいるわけではないので、その真偽は定かではありませんが、あれだけ宣伝されりゃ、もう嫌でもその存在は眼に入ってきますよね(^^)(『イロモネア』にエキストラ役で出演してた時は「ここまでやるか~」と、もはや関心してしまった)。
さて、「森田まさのり」というと『ろくでなしBLUES』で止まっている(古い…(^^))自分としては、『ROOKIES』は数回しか読んだことがなく、ドラマもほとんど観たことはないのですが、森田まさのりといえば「実在の人物の苗字と名前の掛け合わせ」。
『ろくでなし-』のときは主にボクサー、そして『ROOKIES』では阪神の選手の苗字と名前をたすきがけしています。
川藤幸一、新庄慶といった比較的元ネタがわかりやすいものから、御子柴徹、平塚平といった渋い人選まで、その登場人物名はさまざま。
で、考えてみましたよ。横浜(大洋)バージョンを。
一応、簡単なキャラ紹介、ポジションも付けました。
なお、元ネタ(選手)は書きませんので、みなさん各自でお考えください(^^)。
〔舞台〕
横洋学園高校。通称「ヨコガク」。
〔監督〕
三浦 主浩
何事にも熱い男。自身の高校時代はエースとしてチームを引っ張る存在だった。今は現役時の故障の影響で自ら実技指導することは少ないが、どの部員にも目を配ってケアをするよき兄貴分的存在。現在、27歳。
〔部長〕
辻 潤三
いつも笑顔を絶やさず、30歳以上離れた三浦監督をいろいろな面で支える。基本的には「温厚」というイメージが強いが、気を抜いたプレーをした選手には、笑顔ながらグサッと刺さる一言を放つ。
〔メンバー〕
遠藤 大輔 (投) 3年
ヨコガクのエース。苦しい時でも決して弱音を吐かず、まさにチームの柱といえる存在。その後ろ姿は、全部員の模範となっている。部内でのキャラとは違って、プライべートでは意外やプロレス好き。
五十嵐 明夫 (捕) 3年
「俺に任せろ」的な性格で、まさにキャッチャー向きのキャラクター。高校生ながら、なぜかヒゲを生やしている。ワンバウンドのスライダーやフォークも必ず体を張って止め、ピンチ時には浮き足立つチームをうまく落ち着かせることができるなど、文字通りチームの要。
田代 修一 (一) 3年
チームの主砲。その打球の飛距離は、決して強いとは言えないチームにあって群を抜いているが、調子にムラがあるのが玉にキズ。三浦監督も手を替え品を替え、田代の調子が維持できるよう苦心している。
種田 英樹 (二) 三 3年
チームのいぶし銀的存在。口数は少ないが、やることはキッチリやるタイプで、バント・エンドランなども器用にこなす。守備も堅実で三浦監督の信頼も厚い。
村田 博 (三) 投 3年
肩がめっぽう強いなど運動能力は高いのだが、素行が荒っぽくプレーにもそれがたびたび表れる。2年の秋からは、辻部長の進言で、それまで経験の無かったピッチャーもやるようになる。
山崎 琢朗 (遊) 三 2年
2年生ながらレギュラーを務める。長打力は無いが、足が速くミートも上手い。能力的には優れたものを持っているのだが、ちょっと引っ込み思案なところがあり、若干メンタル的な弱さがある。
内川 要 (左) 中 2年
入学時からなかなかの野球センスを見せ、「1年からレギュラーか」とも思われたが、練習中の怪我で長期休部を余儀なくされる。しかし、粘り強いリハビリの結果、2年夏にはレギュラーをつかむまでに成長。
宮里 龍彦 (中) 3年
努力でレギュラーをつかみ取ったヨコガク一番の「努力の星」。ガッツあふれるプレーが信条で、横っ飛びキャッチやスライディングキャッチでチームのピンチを救うこともしばしば(ただし時折「飛び込んだが後逸」といったプレーで傷口を広げることも)。
佐伯 博一 (右) 一 3年
チームのムードメーカー。練習中も一番声を出し、シートノックで自分の外野守備が終わると内野守備陣にニタニタしながら野次を飛ばすのが通例。気ままにやっているように思われるキャラクターだが、実は部活終了後もジム通いや素振りを欠かさないなどかなりの練習の虫。
田辺 隆一 投 一 2年
球はめっぽう速く、三浦監督も「遠藤の次のエース」と期待しているのだが、いかんせんコントロールが無い。時折ビックリするようなピッチングを見せるが、逆に1回も持たずにKOされることも。内向的な性格という部分も含めて、もう一皮向けてほしい存在。
島田 敦志 投 3年
基本的にはリリーフでの登板が多いが、遠藤・田辺両投手が不調のときは先発をすることも。球速は速くはないが、ストライクを取ることには窮しないので、三浦監督も起用しやすいピッチャー。地味ながら、チームをよく支えている存在。
基 嘉晴 捕 一 3年
体が大きいことに加え態度もふてぶてしく、1年の時からチームの問題児的な存在だった。さらにはタバコに寄る停学事件で、一度は野球部から去る。しかし三浦監督の説得により野球部に復帰。復帰後は、同じポジションの五十嵐にいろいろとアドバイスを送るなど「チームのため」にという思いを見せるようになる。
友利 亮二 捕 2年
2年生キャッチャー。決して器用とは言えず、練習でも怒られることが多いが、なんとか先輩達に食らい付いていこうという姿勢で頑張っている。
万永 徳広 二 遊 3年
種田の陰に隠れているが、守備・走塁面では安定したプレーを見せる。課題は打撃。
盛田 達哉 遊 二 3年
山崎にショートのレギュラーを譲っている格好だが、打撃では長打を打てる力もあり、山崎、種田の調子によってはスタメンで出ることも。送球がシュート回転する傾向がある。
波留 太 三 遊 中 右 2年
2年の中では一番の元気印。先輩の佐伯によくイジられている。といっても、イジられっ放しではなく、たまに佐伯に反撃し、それがチームの雰囲気を盛り上げている。本来は内野手だが、チーム事情で外野を守ることも。
野村 尚典 左 2年
ミート力にセンスを感じさせる選手。左バッターながら、左中間に大きい打球を飛ばせるところも魅力。今後の課題は守備力。
多村 裕基 中 右 左 1年
1年生ながら、類稀なる身体能力の持ち主。ただ、まだまだ精神的に幼さがあるので、三浦監督はあえて試合に抜擢して経験を積ませることで育てていこうと考えている。
(主にレギュラーで出場しているポジションを( )で表示)
といった感じで考えてみましたが、いかがでしょうか(^^)。
なお、次回は今回紹介できなかったメンバー、あとサブキャラについて書いていきたいと思います。