ファンは正直
2009年 06月 01日
やはり、引き込まれたのは、西武vs巨人。スタンドがぎっしり満員になっている光景を見て、やっぱりファンは正直だなあと思いました。
「見たい」と思うものは、見に行く。そして、その逆もしかり。先週は神宮に2回行った(ヤクルトvsソフトバンク、オリックス)のですが、空いていましたね。
ちなみに、毎日のプロ野球の観客動員数を速報してくれるサイトによると、日曜のおおよその動員率は、札幌ドーム104%、西武ドーム98%、そしてオリックスvs横浜が行われたスカイマークは42%でした(80%を超えなかったのは6球場中スカイマークだけ)。
LG決戦は交流戦の黄金カードになった感がありますが、そうしたカードをさらに増やせるかが、交流戦がさらに盛り上がっていくカギだと思います(ちなみに、観客動員数だけ見るとこの土日のトップは日本ハムvs阪神の札幌ドーム)。
しかし、前回のオリックスに続き、隣の芝生は青く見えるというか、西武の多彩な攻撃ができる打撃陣のラインナップを見ると(ex.中島でもどんどん走る。佐藤友、大﨑、ボカチカを試合によって使い分け)、横浜の「ただ打つだけ打線」がなんとも魅力のないものに見えてしまいます。
考えると・・・。オリックス・横浜、ともに厳しいですね。
まあ、オリックスの方が、まだ、お客さんを呼ぼうって気は
ありそうですけどね。一応それなりに補強とかはしてますし。
横浜もいろいろ取り組みはしているのでしょうが、平日はやっぱりオレンジのシートが目立ちます(集客アップには、何よりも内野自由席の拡充が絶対条件だと思いますが)。
あと交流戦を見ていて思うのは、厳しい言い方ですが、横浜は「相手チームとして魅力がないのでは」という点。例えば、巨人や阪神、または昨年の強い西武などが相手であれば「ちょっと見に行こうかな」と思いますし、広島やロッテなどは相手チームながらも応援を見ているだけでも楽しかったりします。かたや横浜の場合は、「ふ~ん、横浜かあ」で終わってしまうのが現状ではないでしょうか。さらに得点のほとんどがホームランなので、「得点が入るかも」というワクワク感も味わえない戦いぶり。歯がゆい日々が続きますね。