えっ、補強しないの?
2008年 12月 08日
書店にも「2008プロ記録決算号」が並び、「もうそんな時期だよなあ」と思う今日この頃。
細々と続けている当ブログ。本来なら、毎回「この前のこのプレーは凄かった」「野球ってやっぱり面白えなあ」という内容を書きたいところですが、今年もなかなかそうは行きませんでしたね(^^)。
4月にしてペナントレースが終焉したベイスターズの戦いぶり、北京五輪本戦の惨敗、ますます少なくなるプロ野球の地上波放映(関東だけの傾向かもしれませんが)……など、高揚した気持ちで書きたくなる話題が少ないのは、残念でした。
もちろん、久々に競り合いとなった日本シリーズ、岩隈投手・ダルビッシュのハイレベルな争い、around40の選手たちの活躍など、野球の素晴らしさを感じさせてくれたシーンも数多くありましたが、願わくば、来季は今年以上のプロ野球の盛り上がりを期待したいです。
で、年の瀬も近いところで、またまた愚痴記事(^^)になってしまいますが、今回は来季の横浜投手陣の陣容について。
今年の成績などをふまえて、現時点での2009年の横浜投手陣の陣容を予想すると、下記のようになりました。
なお、ひとまず先発5人・中継ぎ3人・左中継ぎ1人・セットアッパー1人・抑え1人(計11人)という布陣で考えてみました。
〔先発〕 寺原 三浦 ○○ 小林 (吉見)
〔中継ぎ〕 横山 (桑原謙) ○○
〔左の中継ぎ〕 ○○
〔セットアッパー〕 石井裕
〔抑え〕 ○○
(※先発は、左から1番手→2番手……→5番手の並び順、( )は、1シーズン通しての活躍は厳しいと思われる投手)
なお、上記で示した「○○」は、ズバリ「ピッチャーがいない」という意味です。
よく、こうした構想を考えるときに、すべてのポジションに現状いる投手を当てはめたりしますが、あえて今季のピッチングを見て計算が立つ投手のみだけを挙げました。ということで、登板数が多くても、防御率が悪い投手は外しました。また、今季怪我などで長期離脱した投手も含めていません。
ちょっとドライな考えかもしれませんが、今年の戦いを見てわかるように、まだ、シーズン2勝ぐらいしか挙げていない投手に「来季は10勝」、あるいは隔年傾向のある投手に「来年も今年と同じ成績を」と期待をかけることは、正直現実的ではありません。また、外国人投手あるいは新人投手に関しても、過度な期待は禁物でしょう。
そうして挙げたラインアップが上記です。見てわかるように、先発1人、さらには中継ぎ1人、そして何より抑え投手が足りません。もっと言えば、小林投手、吉見投手も1年通してローテーションに入れるかは、かなり不透明です。ということで、すでに現時点で、一軍投手陣が4人+α足りません。
ファンの方によっては、今年怪我で出られなかった選手や新加入の投手の存在を考えれば、もう少し何とかなるのではと思う人もいるかもしれません。
では、ちょっと基準を緩くして、もう一度来季の陣容を考えるとすると、下記のように…。
〔先発〕 寺原 三浦 小林 (新外国人 or 那須野) (吉見)
〔中継ぎ〕 横山 (桑原謙) (小山田 or 藤江 or 小杉) (加藤 or 木塚)
〔左の中継ぎ〕 ○○
〔セットアッパー〕 石井裕
〔抑え〕 (牛田 or 吉原 (or 山口))
一応、左の中継ぎ以外は埋めてみましたが、かなり希望的要素が強い陣容です。
小林投手は、先発3番手に格上げしましたが、6勝(5敗)という成績は他のチームと比べると3番手としては物足りない数字。今季の防御率も4.41でしたし、最後の方は、早い回でつかまるケースも目につきました。
那須野投手、加藤投手、木塚投手といったあたりは、故障が大体治っているようであれば計算できる投手たちですが、今季長期離脱したこともあって、どこまで陣容の1人と考えられるかは未知数。
また、外国人投手については、現在の横浜の外国人スカウティング能力を考えると、4人ぐらい獲得しても、そのうち一軍で戦力となるのは「1人」と考えるのが自然です。
また、左の中継ぎに関しては、過去の成績を考えると、山北投手、岡本投手あたりが一軍で安定したピッチングを見せる可能性は、限りなくゼロに近いです。
そして、問題の抑え。クルーン投手のようなストッパーを任せられる資質のある外国人投手を横浜が獲得できる可能性は、正直これもゼロに近いですから、現状、牛田投手、吉原投手(あるいは山口投手)ということになるでしょう。しかしこれも、牛田投手 … 度重なる体調不良による長期離脱、吉原投手 … せっかく中盤戦で安定した成績を残すも、後半打ち込まれ終わってみれば防御率6.43という成績、ではストッパーとしての信頼感は相当心許ないです。
で、こうした現状をふまえ、「今オフ、横浜がどれだけ投手を補強したか?」というと、12月7日現在、なんと加藤康(元ロッテ・オリックス)投手と、藤江投手・小杉投手の新人2人の3人だけ。
これには、正直ビックリします。チーム防御率が12球団段トツの最下位である4.74に終わったチームが、ドラフト組を含めわずか3人の獲得……。
それこそ、よほどの楽観主義者か、こんな言葉は使いたくありませんが、バカかのどちらかです。
もしくは、杉本新投手コーチの手腕にかなりの期待をかけているか、今後、ファンが驚くようなサプライズな補強策を考えているかです。
なお、今回の陣容予想では、来季46歳を迎える工藤投手、シーズン途中に加入したものの、先発での序盤KOを含め防御率4.91に終わった真田投手、期待を裏切り続けている高崎投手、秦投手、高宮投手らはあえてメンバーに入れませんでした。
もはや、希望的観測でシーズン予想を考えられるほど、我慢強さは持ち合わせていません(^^)。
12球団最低に終わった観客動員数の件もそうですが、漠然としたものではなく、今後はかなり具体的な数字・目標を掲げて、それに向けて何をするべきかを考えていかなければ、ベイスターズは先細りしていくだけでしょう。
今のベイスターズは、「プロ野球という世界にいることに甘えすぎている」気がします。
もしかしたら、実際の現場で働いている方々は、精一杯働かれているのかもしれませんが、そのことが結果となっては表れていない現状。フロントの人たちには、今のベイスターズが置かれている現状をもう一度、直視してほしいですね。
2009年は、レッドソックスを応援しながら、淡い期待を横浜にもとっておきます
本当は、こうした記事は書きたくないのですが(^^)、変に臭いものに蓋をするのではなく、あえて現実を観ようと思って書いてみました。
どんなにキャンプ報道やスポーツ誌などで「今年は期待できそう」的なニュースを見ても、シーズンで活躍してくれなければ、ファンとしてはやはり「裏切られた」感を感じてしまいます。それが何年も続けば、それこそ…
自分は25年ぐらいの横浜ファンですが、データを改めて見ると、チーム防御率が3.5を切ったのは、優勝した98年だけでした(3.49)。さらに3.7以下だったのも、この前年の97年(3.70)と牛島監督1年目の05年(3.68)だけ。ここ10年中7年が4点以上と、根本から考え直さなきゃいけない状態です。
今年は、選手はもとより、フロント、コーチ、そしてもちろん監督も「プロ」の仕事をしてほしいところですね。



























