人気ブログランキング | 話題のタグを見る

スポーツニュース・リテラシー

今さらあえて言うまでもないことですが、情報があふれている現在、スポーツに関する情報もあまた入手することができます。

そのうち、ニュース的な情報の入手に関しては、ネットが圧倒的な割合を占め、時折、週刊誌やスポーツ新聞からといった感じでしょうか。

一方、コラム的記事や書いた人の私見が述べられているものも沢山あふれています。
それこそその内容は玉石混淆ですが、そうしたなか、こと野球に関するもので、「次はどんな切り口の記事を書いてくれるんだろう」と毎回期待して見ている定期記事が2つあります。

一つは、週刊ベースボールに連載されているスポーツライター石田雄太さんのコラム(本の真ん中あたりが指定のポジション。コラム名は『閃球眼』)。
もう一つは、スポーツ報知のWeb版に連載されている、蛭間豊章記者の『Baseball inside』。

石田さんの連載は、その時に球界で問題になっていることに対しての提案や、選手達と接しての新たな発見といった記事が多いです。
それらの記事に一貫している姿勢は、野球を「うわべだけで見ないところ」。その時々の世間の論調に流されない、もしくはそれが間違った方向に行っていると思われるときは「おかしいんじゃないか」と言う気骨(しかも批判するためだけの批判ではなく、代替案についても記述)は、誰もが持ち続けられるものではないと思います。

一方、蛭間さんの記事も、球界問題への提言の記事が多く、昨年秋にいち早く書いていたクライマックスシリーズに対しての改革案などは、「なるほど」と思わされました。また、メジャー取材歴が長いということで、メジャーに関する記事、またご本人が好きだからか「記録」にまつわる記事が多いのも特徴です。
なお、報知への連載ということで、巨人寄りの目線に偏っているのではないかと思う人もいるかもしれませんが、個人的にはそうした傾向は全く感じません(今年になって連載がブログ形式になったことで、「報知連載=読売寄りのスタンス」と決めつけての、記事へのコメントが間々見られるのがちょっと残念)。

この2つの記事に共通しているのは、「とにかく『野球』自体が好きだということ」、そして「本気で今の球界を変えたいと思っている(ポーズではなく)」ところです。
もちろん、たまに「自分の意見とは違うな」と思うときもありますが、「本当に野球が好きな人」の意見ということがその文面からわかるだけに、その意味で「信頼のおける記事」として読んでいます。

ともすると、客観的要素が強いと思われがちなニュース的記事も、その裏には伝え手側のかなり恣意的なねらいが潜んでいる場合もあります。そう考えると、これだけ情報があっても(逆にあるからこそ)、信頼のおける(あるいは信用性の高い)記事を見つけるというのは、結構難しい作業のようにも思います。

なんか、すごい優等生的な文章になってしまいました…(いや、東スポもデイリースポーツも結構見ますけど(^^))。
いずれにせよ、上記の2つの連載は、自分の野球を観る眼を広げてくれる貴重な存在になっています。
未見の方にはオススメの記事です。
by momiageyokohama | 2008-11-13 01:15 | 野球(全般) | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、21年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30