誰もがみんなマネから入る
2008年 01月 09日
やりたいことは早めにやっていかないと、今年もすぐに終わってしまいそうな予感(^^)。
さて、ちらほら自主トレの話題も出てきていますが、キャンプが始まるまでのこの1ヶ月は、ユニフォーム姿の野球選手を見る機会の少ない1ヶ月でもあります。
そんななか(?)、この前ふとテレビをつけたら「中井正広のブラックバラエティ」で、中居正広がボードに書かれたプロ野球選手のモノマネをしていってそれをゲスト陣が当てる、といったコーナーをやっていました。
自分はコーナーの途中から見ていたのですが、原、松井秀喜、高橋由伸といった有名どころから、種田、村田兆治といったフォームに特徴ある系の選手、さらには30代以上の野球ファンなら誰もが衝撃を受けた八重樫まで……というラインナップは、結構楽しめました(^^)(さすがにテリー(元西武)のバッティングフォームまでは覚えていませんでしたが)。
解答陣もみんな30代中盤以上だったので、正解率も高かったですね。ちなみに、来週も続きがある模様です。
前々回に続いてちょっと昔話になってしまいますが、80年代の頃(自分が小学生ぐらい)のプロ野球選手のフォームって、みんなが真似していた記憶があります。
今に比べて特徴のあるフォームが多かったからなのかもしれませんが、それだけプロ野球を見ていたということだったんでしょうね(恥ずかしながら、自分も掃除の時間などに、ほうきを持って八重樫のマネをしていた記憶が……)。
時は流れて現在は、80年代に比べれば、巨人の占める割合がだいぶ減ったということもあり、チームを問わず力のある選手にスポットが当たりやすい状況になったかとも思います。しかし一方で、子どもたちがフォームをマネをするプロ野球選手の数は昔と比べてどうでしょうか?
考えてみると、今のプロ野球のトップに位置している選手のフォームは意外と特徴が少ないように思います。
「特徴的なフォーム」で思い浮かぶ選手となると、種田、岡島、和田(中日)、渡辺俊介……といったあたり。だいぶ渋いラインナップですね(イチローも特徴的だけど、毎年結構フォームが違うので、マネできるのは打席に入ってバットを立てるところぐらいかなあ)。
さすがに「掃除の時間に、ほうきでマネしてくれ」とは言いませんが、子どもたちがこぞってフォームをマネするようなプロ野球選手が増えること。それこそが、実はプロ野球人気のバロメーターなのかな?なんてことを思った年始めでした。
私の子供時代だと、掛布とかクロマティとかですかね。
(世代がばれますな)
大洋の市川や広島達川のインコースのボールのよけ方も
特徴あって真似してた奴いました。
今は、そういう子供いますかねぇ。
姪っ子は「そんなの関係ねぇ」を真似してましたけど・・・。
話は少しそれますが、もしその頃の大洋のスタメンを全員マネするなんてテレビの企画があったら絶対見ると思います(まあ、さすがに大洋はないでしょうけど、巨人とか阪神だったらできる芸人がいそうな気も)。
実は、巨人戦の視聴率が一番よかったのは80年代なんですよね。今でも日本代表戦だと視聴率が高い野球ではありますが、それが毎日続いたという意味では、当時の野球熱というのは凄かったように思います。
本文でも書きましたが、松坂、松井秀喜、ダルビッシュ、川上など、現在のスター選手のフォームは意外と特徴がないんですよね。そういう意味では、もう少し世代を下に移して、将来子どもがマネするフォームは誰かと考えると、中田(日ハム)、斎藤佑樹(プロ入りしたら)あたりはその候補に挙がるかもしれません。