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ファンの悲しさ

今日、何げなくYahoo!を見ていたら、トピックスのところに、
横浜に異常事態!球団職員9人退団
との文字が。

「また、よくないニュースか…」と若干テンション落ちながらクリックしてみたところ、数人のスカウトを解雇、村田・吉村選手ら過去にいい選手を獲った実績もある九州にスカウトを置かず、さらに今年の納会も中止という、ファンとしては何とも気が滅入るニュース。
(ネタ元のスポニチの記事はこちら

横浜の、こうしたオフの人事関連の悪いニュースというのは、2年に一度ぐらいのペースであるので、そんなに特別なことでもないという印象があります。
ただ、かといってファンの立場からすると、そうしたことに首をつっこむことができるわけでもなく、なんとも嫌な感情だけが残るというのが実際のところです。
今オフ、クルーン投手と契約しなかったことに関しては実際に来シーズンが始まってみないと、その是非がわからないところもありますが、この10年を振り返ると、横浜が「お金の使い方が非常に下手である球団である」ということは明白な事実。
そうしたなかでの前述のようなニュースはファンのテンションを下げることはあっても、上げる要素はほぼゼロ。
また、個人的には、横浜のフロント内の人事について詳しく論じることに興味もなく……(そうした話は、「野球政治」の議論であって、「野球」の議論ではない)。
すっかり外国人選手を獲るのが下手になったことも含め、チームの成績だけでなく、「フロントの打つ手にも失望させられ続けた」この10年と考えると、何とも気が滅入ってしまいます。

それでも、ファンとしては「横浜を応援することはやめられない」という悲しい性。

せめて、フロントには「ベイスターズが心底好きな人を」(さらには「野球」が好きな人を)と希望しているのですが……(ファンによって評価は分かれるかもしれませんが、98年横浜優勝時の球団社長であった大堀さんは、少なくとも「ベイスターズが好きな人」ではあった)。

楽天のある程度の成功によって、ファンの中で風化しつつある、3年前の「球団合併」事件
北海道日本ハム千葉ロッテとかつて「お荷物球団」と言われたチームが見事にチームの存在意義を確立しているなかで、次に「球団消滅」の危機があるのは「横浜ベイスターズ」である(あくまで私見ですが。似たような境遇として、他にヤクルト、オリックスも)という現実を、フロント、ファンともども真剣に考えていなかければ、数年後、「ベイスターズがなくなる」といったこともありえると思います。
by momiageyokohama | 2007-11-29 00:31 | 横浜ベイスターズ | Comments(0)

「読んだ方が野球をより好きになる記事」をという思いで、20年目に突入。横浜ファンですが、野球ファンの方ならどなたでも。時折、ボクシング等の記事も書きます。/お笑い・音楽関連の記事はこちら→http://agemomi2.exblog.jp/


by もみあげ魔神
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